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拉致問題に落しどころはあるんでしょうか
最近TVで活躍中のハマコウさんがこういってました。けんかと言うのは落しどころを決めてからやるもんだと。なるほど名言だなと感心しております。 そこで質問です。拉致問題のおとしどころはどのへんにあると思いますか。自分なりにいろいろ考えてみたけど結論がでません。 北朝鮮としてはせっかく将軍様があやまったのに事態が進まないことに腹を立てているという。TVを見てると北はもうこれ以上拉致問題に関して譲歩する気がなさそうだ。一方、日本としては拉致問題が解決するまではいくら人気の総理でも国交回復はむずかしい。また、もし六カ国協議がうまくいって核の放棄の見返りに経済援助といっても、とても日本としては実行にうつすことができないだろう。 さて、どうしたもんでしょうかね、なにか落しどころあるんでしょうか、皆さんの意見を聞かせてください。
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個人的に興味があって初の平譲訪問時からずっと注目していたのですが、御質問にあります 「落としどころ」 は通過してしまったように思います。 即ち、2回目の平譲訪問で子供たち五人、その後のジェンキンス氏と2人の娘さんが北朝鮮を出国した事で事実上この拉致事件の幕を引く予定だったと思います。 これが小泉首相と金正一総書記との秘密合意ではなかったでしょうか。 日本政府としては、拉致事件をクリアーした事にして六カ国協議に弾みをつけると共にブッシュ政権が希望する核問題解決に向け大きな前進になる、また小泉首相は北朝鮮との国交正常化に成功した総理大臣として歴史上にその名前が燦然として輝く ・・・ 北朝鮮としては、今更必要の無くなった拉致被害者を国外に出す事でアメリカの印象を良くすると共に、国交正常化した日本から多額の戦後賠償と経済援助が得られて、まさに一石二鳥の快挙 ・・・ 小泉・金両氏の利害はここでピッタリ一致したように思います。 ですから5人の子供たちとジェンキンス氏家族の出国が、両氏にとっても最後の落としどころだったのでしょうね。 ところが日本国内の世論や、拉致被害者家族会の批判があまりにも強く、とてもこれでは幕引きができなくなって暗礁に乗り上げているのが現状かと思われます。 私見ですが、多くの拉致被害者の行方が判明しないとか、あり得ないような状況 (泳げない人が水死したとか、特権階級しか車に乗れない環境の中で交通事故死したとか) で死亡したとかの北朝鮮側の説明がありますが、考えればその中で政治収容所で拷問死したとか、逃亡中に射殺されたとか、一切そのような被害状況の説明はありませんね。 考えれば、これだけ多くの日本人が拉致されているのですから、何人かがそのような状況になっていても、あの国では不思議ではないように思います。 本当の事を言えば世論が騒ぐ、だからいつまでも隠蔽する、あるいは巷間噂されるように生存していても党幹部の愛人になっていて公表できない ・・・ 今はこのような混沌とした状況になっているように見受けられます。 繰り返しますが、落としどころは通過してしまった、これが私の回答としたいと考えます。
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- millennium-man
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ハマコウさんのTVを見ていないので話の前後もわかりませんが、憶測するに、北朝鮮の弱点を捕らえていくということですか。それならもう拉致という国家的犯罪を追求していくことでしょう。それらの不正を見抜き、それらを正すことによって、拉致被害者を帰還させ、家族をも満足させることが日本政府の 当面の課題です。そのことが日朝国交の正常化につながることだと考えるところです。 2度にもわたって偽の骨を送りつけて、日本は馬鹿にされています。今外電が入ってきたきたところによると、大麻持込みにより北朝鮮外交官がトルコ政府から国外追放処分を受けたようです。これからもわかるように北朝鮮はならず者国家の名をほしいままにしています。 国際世論に訴えると言っても、それぐらいで屈するような国ではありません。恥と言うものがないからやりたいほうだいです。経済制裁をしても、効果がないとか、それよりもよりも核兵器を持たなければならないとか今できないことを言ってもつまらないことです。いまだに朝鮮の強制連行の事を持ち出して北朝鮮を擁護する者がいるが、朝日新聞やその他左翼の言うことをそのまま信じているのですかねえ。頑迷な人もいるものだと笑止。 我々ができることは何でしょうか、北朝鮮と戦争をするとはいっていないのです。平和的に合法的に処理したいから経済制裁をするべきだといっているのです。 「武力での圧力とどう違うの?」何を言っているのですか、 大違いです。 今や世論は経済制裁が大勢をしめているところです。あれこれと理屈をつけて躊躇している時ではありません。家族の気持ちを察してみることです。長い間辛抱してこられました。頭の下がる思いです。 http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__kyodo_20041210ta005.htmこれ以上の
- mydearzozo
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>さて、どうしたもんでしょうかね、なにか落しどころあるんでしょうか、皆さんの意見を聞かせてください。 ケンカの落しどころは、両者の力がほぼ対等であってこそ探れるもの。 つまり日本が核爆弾を持たないかぎり、そもそもこのケンカに落しどころなんてあり得ません。 日本政府は、「対話と圧力」などとその場凌ぎの逃げ口上で目先を取り繕うばかり。「圧力」なんて、今の日本にはかける術さえありません。 経済制裁に至ってはカン違いも甚だしい。中国や韓国が裏で将軍様をしっかり支えているかぎり、実質的には痛くも痒くもない。逆手に取ってインネンをつけるネタにされるのが関の山です。 日本国民の誇りがあるのなら、先ず核武装を推進すべきだと思います。国民を守る術はそれしかないのだから逡巡する理由はない筈です。 このまま泣き寝入りでは、拉致被害者及びそのご家族の方々があまりにお気の毒過ぎます。
- chicago911
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「落しどころ」 と言うのは、非常に難しい言葉でして、対朝鮮問題に限らず、双方が 100% 満足する形があれば、必要のない概念です。一方の当事者が 100% 満足する (合理、不合理によらず) 解決法は、通常他方には不満が残るものです。そこで、双方が、「納得するあるいは諦める」 ことが可能な範囲をぎりぎりまで探り、双方不満を残しながらも、決断して、その問題の決着を付ける、ことになります。この条件を 「落しどころ」 と言います。 少なくとも、マスコミが伝える論調を見る限り、日本側は 「拉致問題の全面解決」 すなわち、拉致被害者と日本が認定している者すべての安否確認 (生存者の帰国、死者については客観的証憑) を要求しているようです。これが実現すれば、この問題に限っては、日本側は 100% の満足を得られるでしょう。北朝鮮側が、100% 満足する条件は、ちょっと見えませんが、この問題に限ってしまえば、これ以上の交渉がなく現時点で終了であれば、この問題に限っては 100% 満足するのではないか、と思われます。 しかし、対朝鮮問題は、これだけではなく、その他多数の問題があり、総合的に捉える必要もあるでしょう。 大東亜戦争中の強制連行の有無 (あったか、なかったか、客観的に証明できていますか)、それに続く強制労働 (少なくとも当時朝鮮人に対する強制労働があったことを日本の法廷は事実認定しています)、明治の征韓論に始まる朝鮮支配が結果として南北分断に関係していることは事実です。これらも含めた点から考えると、「落としどころ」 もさらにややこしくなります。 拉致問題の 「落としどころ」 は、ないと考えます。何故ならば、拉致問題を単独の議論にしない限り、この 「落としどころ」 は探りようがないのです。日本側が探ろうとしても、北朝鮮側は単独議論にする意思はないように見えます。包括的問題の一つとして認識してように感じられます。 対北朝鮮交渉の 「落としどころ」 であれば、相当に論議を呼びそうですが、現在の体制の存在を認めた上での自由通行権位でしょう。前者は日本側からみれば相当に不満が残るでしょうが、大東亜戦争敗戦後占領軍が天皇の存在を容認した (当時のソ連、中華民国は、東京裁判への天皇訴追を求めていたのは事実です) ことで占領政策が比較的平穏に行なわれたように、北朝鮮側は受け入れ可能です。後者は、下手をすると体制崩壊を招来しかねることですから、北朝鮮側には相当不満が残るでしょう。日本側から見れば、拉致問題の解決を含め、自己調査可能になりますし、監視の面からは、かなり満足がいくでしょう。 正しい意味でなくて良ければ一つの 「落としどころ」 は、アメリカの対イラン政策、すなわち日本による武力侵攻です。あるいはこれをちらつかせることにより妥協を引き出す、と言う手もあります。 交渉ごとで一方のみが 100% 満足を得よう、と言うことには無理があります。何処で 「手を打つか」 を決めた上で、いかにそれよりいい条件を引き出すか、最悪でもその線で終了させる、それでもこれだけの利益が得られる、様に行なうのが交渉であって、一方的な満足を得ようとするのは、交渉ではなく (特に武力、制裁をちらつかせて迫るのは) 恫喝と言います。 拉致問題と言っても、意思に反した暴力を用いた誘拐、言葉巧みに連れ出したケース、と分類して考える必要もあります。日本側は、果たして冷静に 「落しどころ」 を探っているかどうか、少なくともマスコミ論調による限り、世論は冷静に考えているとは思えない節もあります。 長くなったので、結論を一言。「落としどころ」 は必ずあります。ただ、真剣に探っていない、と言うことだろうと考えています。また、最善の 「落としどころ」 となると、判断材料が乏し過ぎるので言及は控えます。
- bunbun04
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初めから落し所はない問題ですからね。そもそも日本には武力による拉致奪還能力がないから相手の行動をまず鵜呑みにするしかないですからね。相手が善意があればそれなりに好転するけどなければ永遠に平行線でしょう。経済制裁するのも一つの手だけど経済による他国の圧力と武力での圧力とどう違うの?と尋ねられたら答えられますか? 落し所をあえて考えるとするなら、拉致被害者全員開放or将軍様失脚(クーデター)or国連監視団無条件入国可(核開発中止)だろうけどどう考えても無理ですね。
- kentaro107
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お答えします。 拉致問題に落としどころは、あります。 それは金正日政権の崩壊です。そこまでいかないと全ての真実が明らかにならないでしょう。 手前味噌で恐縮ですが、是非私のIDをクリックして下さい。過去に主として北朝鮮についてかなりお答えしているので、参考にして頂きたいです。 中でも、私、以前にこう言ったことがあるのです。 日朝関係は今後どうなるでしょうか、という質問に 悪くなる事はあってもよくなる事はない。これは間違いないと。自慢ととって欲しくないのですが、事態はそうなりつつあります。で、問題なのはこういう事態を引き起こしたのは日本にもまだ責任があるのでしょうか。植民地支配・強制連行(この言葉はかなり意図的で事実かどうかかなり疑わしいと思います。)の反省が日本に足らないのでしょうか。事実、北朝鮮の海外向け国営放送であるピョンヤン放送や国連総会で、北朝鮮はことあるごとにこの問題を持ち出しています。 東欧諸国や旧ソ連と同様に、北朝鮮で全ての真実が明らかになるイコールそれは金正日政権が打倒される、それ以外にあり得ないですよ。だって拉致は犯罪ですよ。犯罪者と交渉している。相手はすぐ戦争の脅しをかけてくる。日本を火の海にするとか。 このような中で、私は日本政府を強く支持します。
補足
もし金正日政権が崩壊しなかったら、どうします?