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厳島神社って
こんばんわ。 今年は台風が多くて、たくさんの被害が出ました。被害を受けられた方にはお見舞いと一日も早い復旧をお祈りいたします。 さて、台風の時によく「厳島神社で被害」というニュースが流れます。台風といえば・・・という印象まで受けます。立地条件上、水をかぶる可能性はかなり高くはなるのでしょうが、倒壊したり、瓦がはがれたりと浸水以外の被害も聞きます。 そのような条件で世界遺産に指定されるすばらしい建物が現代まで残されてきた理由は何でしょうか?歴史上、たとえ神社でも自然の猛威で倒壊してしまったり、火災で焼失してしまったものでも再建されないものは多いですよね? 平家の氏神であった神社だし…。 私が思いつく可能性としては以下のものがあるのですが、どうでしょうか? ・建築される段階でそのようなことが起こることが計算されており、実は一部倒壊くらいは復旧が困難ではない。 ・神職の方々がそのたびごとにしっかり復旧してきた ・台風の威力というものが昔は現代ほど強くなかった よろしくお願いします。
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もちろん 完全に倒壊してしまったものは復旧するのに かなりの時間が必要ですが 厳島神社の場合 ある程度復旧しやすい仕組みに なってるそうですよ 廊下の板などは釘で固定してるのではなく はめ込み式で高潮では浮いて外れるように なってるみたいです。 流失して紛失してしまうのを防ぐために神官の方が 一生懸命押さえていたり 流れた物を回収したり していたのです。 台風の翌日に 必要最低限の復旧をして 結婚式をしていたぐらいですしね。
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- 9237497
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いま広島湾近辺で「異常潮位」が問題となっており、半世紀の間に25[cm]程度、潮位が上がっているようです。 ちょっと調べてみたところ、神社そのものが冠水するのは珍しいことではないようなのですが、この異常潮位によって床板から7[cm]も海水があがってくるのは尋常でないことのようです。 「厳島神社」、「異常潮位」等をキーワードにしてみると、宮島の人々が神社とどのように関わってきたのか見えてくるかもしれません。 宮島町のHPもどうぞ。 http://www.hiroshima-cdas.or.jp/miyajima/top2.htm
お礼
回答ありがとうございます。 7cmもあがってくると普通に歩けないですよね…?今まで守り続けてきたので水没してしまうことがなければいいのですが…。 推古天皇の時代からあの場所にあったのですね。鎌倉末期には海上に神社を建てる技術があったのですね。すごいなぁ・・・。
- piyo2000
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ソースは忘れましたが >・建築される段階でそのようなことが起こることが計算されており、実は一部倒壊くらいは復旧が困難ではない。 が正解だったと思います。 海水面にあるわけですから台風が来なくても常に腐食の危険と隣り合わせなわけですが #1さんが仰っている、床が高潮では外れるようになっていたり #2さんの「柱のみで壁が殆ど無い」と言う造りもそのためだったと聞いたことがあります。
お礼
回答ありがとうございます。 台風以外でも残るようにいろいろと工夫がされていたのですね。ほかにも調べたらいろいろとありそうですね。
- o24hi
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こんにちは。 数年前に行ってきたんですが,厳島神社の作りって,壁がほとんどまったくないといっていいほどで,柱だけなんです。 ですから,推測ですが,少々の台風なら,風がすり抜けちゃうんじゃないでしょうか。 また,作りも,木を組み合わせただけで,床も板の間で畳か敷いてあるわけでもなく,たとえ壊れても,復旧が簡単でもあるような気がします。 余談ですが,家の近くに,映画の撮影で良く使われる,京都の「木津の流れ橋」と言うのがあるのですが。これも木で組立てた橋なんですが,大きな洪水が来ると橋が流されて壊れちゃうんですが,木に紐がつけられていて,木が流されていかないようになっていて,洪水が収まると,また元通りに組立てると言う作りになっています。江戸時代からある橋みたいですが,それを思い出しました。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 「木津の流れ橋」の話は聞いたことがあるような気がします。 宮島に実際にいったことはないのですが、言われてみれば壁があまりないですね…。壁が多くても整備が大変(潮風にやられたり)ということもあるのかもしれませんね。長い時間残るものはそれなりの工夫があるのですね。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 柱が折れてしまうよりはそのまま倒れるようにできたほうが復旧はしやすいということですね? 先人の知恵と歴代の神官の方々が守ってきて現代まで受け継がれてきたのですね。