フック船長について

質問

ピーターパンの住むネバーランドは、成長することをやめた子供たちの国なのに、どうして大人のフック船長が存在しているのでしょう？
　彼はどうやってネバーランドにたどり着いたのか、ご存知の方があったら教えてください。

回答No.1

blake · ベストアンサー

「ピーター・パンとウェンディ」の随所で語られているように
フック船長は過去の記憶に縛られている哀れな男です。
子供とは云えないかもしれませんが、
心に傷を負ったＡＣ（アダルト・チルドレン）なのではないかな、と私は解釈していますが。

それにネヴァーランドは作中では明確に定義されていなかったように思います。
ピーターが「おとなになりたくないから家出した」と語っているので
「大人になりたくない子供達の国」と位置づけられているのでしょう。
素直に訳せば「どこにもない国」ですが
バリはピーターの台詞の中でネヴァーランドについてこう説明しています。

「ばあやたちがよそ見してる時、うば車からおっこった子どもたちなんだ。もし一週間以内にとどけ出がないと、費用がかかるから、遠くのネヴァーランドに送られちゃうんだ。ぼくは隊長なんだ。」（石井桃子訳）

受け取り方は様々だと思いますが、この説明から
「ネヴァーランド＝黄泉の国」だとする解釈もあるようです。

ディズニーなんかだと著しく単純化されてしまって
よくわからないモノになってしまってますけれど、
完訳で読むとなかなか深い物語ですね。

お礼

回答有難うございました。
　そう言われてみれば、フックはＡCなのかもしれませんね。
　フックはあまり格好がいい大人には見えませんが、勝手な子供（ピーターパン）にふりまわされているところが自分とだぶり、憎めないキャラで好きなのです。
　お忙しいところ、有難うございました。
　近々、締めきりますが、もう少しご猶予ください。

回答No.2

o_airi

心が子供なんでしょうか。
こと゛ものときにネバーランドに行って、
体だけ成長しちゃったもかもしれないです。
童話はあまり詳しくないですね。
読んだことあるだけで理解してないです。

お礼

ですよね！
　わたしもそうじゃないかと思ってたんです。

　ネバーランドでも、大人にならないのはピーターパンだけだったりして（笑）