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国語教科書にあった「ボートが沈もうとする話」を探しています。

中学か高校の国語の教科書または参考書で読んだ話を探しています。僕が中高生だったのは平成4~平成10年頃のことです。 題名、著者、掲載本など全く覚えていません。うろ覚えのストーリーだけが手がかりです。 こういう話です。 男は妻を連れて(もしかしたら子どもも)公園の池のボートに乗る。最初は幸せな日常の描写。しかし妻が言う、「このボートだんだん沈んでない?」。男は否定する、「そんなことあるはずないよ」。それでも男の胸には不安が広がり、必死で岸に向かってボートを漕ぐ。 なかなか奇妙な話で、実際「日常の中に潜む狂気」といった解説が付いていたような気もします。ある日思い出すとどうしても気になり、ネット検索、教科書会社への問い合わせ、教科書センターの訪問、当時の同級生・国語の先生への久々の電話などしたのですが、全く手がかりを得られませんでした。 ここが最後の頼みの綱です。皆様どうかよろしくお願いいたします。

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回答No.3

 多分なのですが、黒井千次さんの小説ではないでしょうか。題名までは思い出せないのですが・・・勘で言ってみると『ボート』とか(笑)  私も、高校の現代文の教科書で読んだような気がします。もしかしたら国語(1)・(2)だったかも・・・。今、教科書が手元にないので、どこの教科書だったかも分かりません。  中途半端ですみません。私も、このお話、印象に残っていたので、つい書いてしまいました。間違っていたらごめんなさい。でも、作者さんはあってると思います。

dropped
質問者

お礼

黒井千次さんの本って読んだことなかったです。 「群棲」をちょこっと覗き見たことがあるくらい。 聞いてみると、うん、なるほど、って感じはします。 この話、印象に残りますよね? 僕の周りの同級生に聞いてみたんですが、誰も覚えていなかったので(高校の国語の先生すら!!)、ちょっと諦めかけていました。 さっそく探してみます。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • dollar
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回答No.4

黒井千次さんの「ボート」で間違いありません。高校のとき習いました。 子供連れの夫婦がピクニックに来るのですが、会話がどうにもかみ合わない。ボートが気づかないうちに少しずつ沈んでいっており、気づいた父親は冷静を装いながら必死で岸に向かってボートを漕ぐ、というシーンでこの話は終わっています。現代文の先生によると「一見幸せそうな家族の不安定さ」を描いた作品なのだとか。

dropped
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに「一見幸せそうな家族の不安定さ」といった感じだったかもしれません。沈みそうなボート、にそれが象徴されているというか、そんな感じですよね。 冷静を装って必死で岸に向かって漕いだ、そのところで終わってしまう、ちょっとシュールなこの短編、当時高校生だった僕には結構衝撃的でした。 調べてみると、講談社の『指・涙・音』という短編集(ハードカバー)に入っているのですが、どうやら手に入れるのは難しそうで。 図書館に今日予約しました。 黒井千次さんというと僕の世代ではあまり手に取ることはないし(多分)、芥川賞の選考委員もされていて、文壇大御所というイメージだったんですが、これを機会にいろいろ読んでみようと思います。 本当にありがとうございました。

noname#11434
noname#11434
回答No.2

コメントありがとうございました。 こちらのコーナーもとうにご存知かもしれないとは思いましたが、参考までにご紹介しておきます。 http://that3.2ch.net/test/read.cgi/sepia/1066590783/l50 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1071251341/l50 中高の国語教科書を一揃い取っておられる奇特なお友達がいらっしゃると助かるんですけどね。 見付けるまでも、またドラマです。

dropped
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。 本当、見つけるまでがドラマですよね。 おかげさまで、ご存知の方から回答が寄せられ、今日にでも図書館か本屋に行ってみようと思っています。 また何かありましたらよろしくお願いいたします。

noname#11434
noname#11434
回答No.1

こちらの蔵書検索で、全てではありませんが教科書の目次を見ることが出来ます。 http://www.tosho-bunko.jp/ 教科書でないとすると、お手上げですね。 描写なさっている場面の雰囲気からは、安部公房?と思いましたが、無論確信は持てません。

参考URL:
http://www.tosho-bunko.jp/
dropped
質問者

お礼

早々と本当にありがとうございます。 実はこちらの過去質問集で東書文庫の存在も知り、一応は検索してみたのですが、ヒットしませんでした。 教科書でないとするとお手上げ…ですか…。 んー、教科書だと思うのですが。 ちなみに僕は安部公房の作品でボートが出てくるというと、「自己犠牲」しか思い浮かびません。あまり熱心な読者ではないので忘れているのかもしれませんが。 ちなみに「ボート」を小説関連で検索すると圧倒的に村上春樹「中国行きのスロウ・ボート」と江國香織「神様のボート」が出てきます。人気があるんですね。 いずれにせよ、早速のご回答、ありがとうございました。もしどこかでこういった話を耳にされましたら、教えていただければ幸いです。

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