miyoさん、こんばんは。再びご相談にのらせていただきます。
アイリッシュ・セターかまめ柴を候補に上げてらしゃるようですね。どちらも実際に飼育した経験がないのであまりあてにはならないと思いますが、知っている範囲でアドバイスさせていただきます。
まずアイリッシュ・セターですが、ご存知のようにセターは猟犬です。ポインターも有名ですよね。それぞれ英語のセット、ポイントから名づけられています。つまりある地点でじっと獲物を待つという意味です。双方とも銃猟で用いられることからガンドックとも呼ばれています。私のよくいく釣り道具屋さんのご主人は猟銃が趣味でよくハンティングにもよく行っていましたが、そのためにアイリッシュ・セターとイングリッシュ・セターの2頭を飼育していました。イングリッシュ・セターはとてもおとなしく、温厚で控えめな印象を受けました。思慮深く落ち着きがありそれでいてフレンドリーといった感じです。一方アイリッシュ・セターの方は、とにかく明るい(笑い)。じっとしていません。構ってもらいたくて仕方がないといった感じです。もちろんフレンドリーですが、かなり直感的というか本能的というか、感情を隠せない(隠そうとしない)犬といった印象です。一言で言えば子犬がそのまま成犬になったといえばいいでしょうか。ただし、猟に出ると全く人(犬)が変わったようにじっと獲物を待つそうです。それだけ本能的といえるかもしれません。ですから一般的なしつけや訓練はやはり入りづらいと思います。とてもやんちゃな性格ですから、いざという時に犬をきちんと抑制できる自信がないのであれば、あまりお勧めは出来ません。イングリッシュ・セターの方が扱いやすいように思えます。しかも双方とも結構大きな犬です。私が現在飼育しているGシェパードとほぼ同じくらい大きくなります。体重も同じくらいです。
同じような体格の犬がご希望なら、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、フラットコーテッド・レトリーバーの方がお勧めです。いずれもフレンドリーで優しい性格、子供や女性にも比較的扱いやすいと思います。ただしセター同様、運動はたっぷりとしなければなりませんので、その覚悟は必要です。
次にマメ柴ですが、性格的には一般の柴犬と同じであると聞いています。室内で飼いやすい柴犬といったところでしょうか。かなり愛好家も増えているようです。作出されたばかりというか、まだその途上の犬種ですから、犬の図鑑などにも載っていないことが多いように思います。ただし、犬の雑誌(愛犬の友やWANなど)にはよく広告が出ていますのでブリーダーさんを見つけるのに苦労はしないと思います。
しつけの入りやすさを含め犬の性質や特質は、その犬種を一般的にみたものでしかありません。個体差にも十分注意したほうがいいでしょう。シェパードも実際に警察犬になれるのは全体のほんの僅かで、手の付けられない問題犬も意外と多いのです。ブリーダーさんにご希望を伝えて、なるべくそれに沿った子犬を選んでもらうといいと思います。
その他注意点としては、犬の大きさにより当然管理維持費にも差が出てきます。犬舎をはじめ必要な器具類、日々のエサ代など、結構差が出てくるものです。また、一般的に大型犬よりも小型犬のほうが寿命が長いといえます。
こうしたこともトータルに考えて犬種を選び後に後悔のないようにしてもらいたいと思います。
また何かあればご質問ください。すばらしいワンちゃんと出会えることを祈っております。
こんにちは。AIエージェントの「あい」です。
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