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睡眠時無呼吸症候群の患者は「恥を知る」べきか?
長文となっております。何卒ご了承ください。 まずはこちらの記事をご覧ください。 https://shueisha.online/articles/-/251060 これは、7月7日に行われた東京都知事選挙で第2位となった石丸伸二氏が、広島県安芸高田市長を務めていたころに発言し話題となった「恥を知れ!」発言について記されたものです。 この記事によると、本会議中に居眠りをしてしまった市議は持病(睡眠時無呼吸症候群)を抱えており、診断書も提出したということですが、石丸氏はこの診断書を無視し、居眠りをした市議に対し市民に説明するよう何度も迫った、という旨が書かれています。 その後、居眠りをしてしまった市議は嫌がらせを受け、そのストレスから体調を崩した、ということも記事には記されています。 この記事から見えることは、どのような持病を抱えていたとしても居眠りをすることは断じて許されず、一度でも居眠りをしようものなら社会人失格だ、という考えが多くの人々に支持されている(東京都知事選挙での石丸氏の得票数はおよそ165万票)、ということです。つまり、居眠りをすることはどんな理由があっても恥ずかしいことだ、という石丸氏の意見に賛同する人が165万人もいる、ということになります。 私は以前、睡眠時無呼吸症候群についての質問を投稿しました(https://sp.okwave.jp/qa/q10085789.html)が、いまだに私はCPAPを使って治療を受けています。睡眠時無呼吸症候群の完治は難しいということは自分でもわかってはいますが、やはりこの病気が完治しない限り一人前の社会人には一生なれないのだな、と思いました。そして、睡眠時無呼吸症候群を抱えている私はいつまでも日陰の人生を送るしかないのだ、と気落ちしてしまいます。 石丸氏の「恥を知れ!」発言に端を発する、こうした居眠りを誘発しかねない病気が激しいバッシングに晒されているこの日本社会において、どうやって睡眠時無呼吸症候群と向き合えば良いのでしょうか?ぜひご教授いただければ幸いです。
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- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
「支援を受けたら後ろ指をさされてしまうのではないか、という不安で頭がいっぱいになるのです。」 それが現実なので、十分以上に注意してください。古今東西そういうものですからどうしようもないです。現実問題として生活保護とか同和地区の人たちなどでは、自助努力を全くせずにやたらに権利を主張して不評を買う人がいるのが現実です。そのような一部の人たちと同類にみられないように注意をしましょう。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
「弱者は権利を主張してはいけない」と勘違いされないように注意していたつもりですが、やはりそのようにとらえましたか。権利は行使してよいですが、感謝の気持ちを忘れないよう得た千葉のに、という事です。それは弱者に限りません。政治家が既得権を行使するにおいても、与えられている権利に感謝してつつましく行わないと世間にたたかれるのです。がめつく行使すれば非難を受けるのです。社会的立場の強弱に関係ありません。
お礼
回答ありがとうございます。 私自身としては、こうした支援制度には感謝の気持ちを持っています。しかし、XなどのSNSを見てみると、いわゆる「弱者」という方々に対し、誹謗中傷ともとれる罵詈雑言が飛び交っているのです。私が感謝の気持ちを持ったところで、こうした心ない声に押しやられて、支援を受けたら後ろ指をさされてしまうのではないか、という不安で頭がいっぱいになるのです。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
当初の質問から大きく脱線していますが、 「睡眠時無呼吸症候群にかこつけて、ただただ甘えたいだけの人」だと世間からは思われているということなのですね。→あなた自身の意思で不自由をしているわけではないので、一般的に弱者は社会から保護されるべき状態ではあるわけですが、人の心情として権利を主張しすぎると反発を買うという事です。 あなたの疾患とは直接関係のない一般的な話ですが、権利というものは行使されるこのを好まない人がいるので、権利として認められているという事です。無用な反発を受けないようにするために権利を認められていることを感謝して行使しましょうという事です。
お礼
数々の補足に対してご回答いただき、誠にありがとうございます。 やはり、あなたの意見や世間の風潮を勘案すると、私のような弱者は権利を主張してはいけない、むしろ主張なんてするな、という考え方なのでしょうね…そうでなければ、いわゆる「弱者男性」が世間から忌み嫌われるはずがありませんし… ここまで世間から疎んじられる存在でしかないのですから、私の考え方もどんどんネガティブになっていくのです。「つつましく生きろ」とは言いますが、この社会ではもはや「一生惨めな人生を送っていろ」と宣告されたようなものなのですから…
補足
石丸氏がこのたびの東京都知事選で掲げていた「政治屋の一掃」というのは、議会で居眠りをしていた市議などのような 「国民からの信頼を得て議員になったというのに、金だけもらって何の仕事もしない怠け者の政治家を排除する」 という考え方であると私は思います。こうした考え方は職業の貴賤にかかわらず、あらゆるすべての仕事にあてはまりますので、「居眠りする奴は社会の恥だ。仕事ができない奴に日本社会で生きる資格はない!!」という共通認識が出来上がっているのです(たとえ居眠りをしてしまう人にどのような事情があったとしても)。ですから、私は睡眠時無呼吸症候群などのような睡眠障害が完治しない限り、日本では幸せに暮らしていけないと思うのです。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
言い換えると、「睡眠時無呼吸は、あなた自身の能力に見合う程度を超えて幸せになるための特権である」というあなたの考えに対して、「程度の差はあれ多くの人は不満を抱きつつも現状で我慢している、あなた自身の能力を大きく超えての要求は社会から反発を受ける」と、私はあなたを戒めている、という内容ですから何も矛盾ではないと思います。
補足
つまり、私は「睡眠時無呼吸症候群にかこつけて、ただただ甘えたいだけの人」だと世間からは思われているということなのですね。承知いたしました。 このような超・超甘ちゃんな思考しかできない私は日本の社会から退き、一生日陰の人生を歩んでいろ、ということなのでしょうか…?
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
私の回答が悪いのかもしれませんが、「この現状のままで幸せを見い出す努力をすべき、というのは幸せの価値基準を買い叩かれている」と言う意味が良く分かりません。よろしければ解説をお願いします。
補足
回答No.9の回答の補足において、私の個人的な希望として「健常者の7割〜8割の収入が欲しい」と申し上げましたが、その一方で回答No.10では「程度の差はあれ多くの人は不満を抱きつつも現状で我慢しているはず」という意見がありました。 つまり、私の価値観として、今以上に幸せになるに少しでも健常者並に働きたいというのに、「高望みせず今の生活水準で妥協した方がいい」と指摘されたのです。こうした矛盾のことを「幸せの価値基準を買い叩かれている」と表現しました。わかりにくい表現をしてしまい、誠に申し訳ございません。ご理解いただけましたら幸いです。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
そうですね、だれしも希望通りの仕事を快適にできているわけではありません。程度の差はあれ多くの人は不満を抱きつつも現状で我慢しているはずです。疾患があるから、障害があるから希望通りの仕事をさせろというのは間違っています。実質生活保護よりも少ない収入で頑張っている人もたくさんいます。あまり障害や疾患が優遇されるべき特権であるような言い方はしないほうが良いです。そういうことを言いすぎるから社会からの反発を受けるのです。
補足
>あまり障害や疾患が優遇されるべき特権であるような言い方はしないほうが良いです。そういうことを言いすぎるから社会からの反発を受けるのです。 私としてはそのような主張をしているつもりは全くないですが、健常者側から見るとそう思われても仕方がないのですね… しかし、これだけは申し上げたいのですが、この現状のままで幸せを見い出す努力をすべき、というのは私の感覚としては 「幸せの価値基準を買い叩かれている」 ように思えてならないのです。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
追加です。 「何不自由なく務まる仕事は「ほとんどない」のです。」 何不自由なくと言うのが無理な要求なのではないですか。不自由ながら出来る限り精いっぱい頑張ると言う考え方が必要です。
補足
>何不自由なくと言うのが無理な要求なのではないですか。 確かに何不自由なく働くことが困難な方々がいらっしゃることは承知しています。しかし、これは私の個人的な考えですが、睡眠時無呼吸症候群などの病気の治療を行うにもそれなりのお金がかかりますから、「健常者並み、とは言わなくてもせめて健常者の7割〜8割くらいの収入が欲しい…」と考えます。 私は睡眠時無呼吸症候群に加え、グレーゾーンではありますが発達障害を抱えていますが、経済的な面で不自由さをなくすのは厳しいものがあるのでしょうか…?
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2404/6626)
回答遅くなりました。 「あなたとしては睡眠時無呼吸症候群を抱えている患者が社会で生きていくにはどうすればいいとお考えでしょうか?」に回答します。 CPAPなどしっかり治療したうえで、それでも歩行中に突然寝崩れてしまうと言う状態なら、SASだけでなく何らかのほかの異常があるのではないでしょうか。そうでなく、ぼーっとしていると眠くなるのなら、そうならない仕事を探せばよいでしょう。例えば、体を動かす農業やライン作業、居眠りが大丈夫な自宅勤務が可能なソフトウェア関連の仕事などです。 人手不足の業界はいくらでもありますので、あなたの疾患を理解したうえで雇ってくれる会社は好き嫌いせず探せばあるはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 睡眠時無呼吸症候群に配慮した上で、それなりに収入もあれば私としては御の字ですが…やはり身の程知らずなのですかね…
補足
>あなたの疾患を理解したうえで雇ってくれる会社は好き嫌いせず探せばあるはずです。 かなり偏屈な見方になるかもしれませんが、つまり働く上で何らかの支障を来たす障害を持っている人には 「職業を自由に選ぶ権利はない」 ということなのでしょうか?「好き嫌いせず探せば」という一節で私はそう感じてしまったのですが…
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2013/6667)
労働というのは会社との労働契約ですから、そんなことが条項に入っているかどうか知りませんが定時内は寝ないで仕事をする。という契約で働いている限りは寝てはいけません。 単純化すると1時間に60個の部品を作るという労働契約で契約して、寝てしまって30個しか作れなかったら部品の人件費分原価が2倍になってしまうでしょうから会社は看過出来ません。同じ給料なら60個作る同僚は当然文句を言います。 病気なんだから同じ給料をくれという理論はおかしいでしょう。 病気で寝てしまうことを隠して契約したなら労働契約違反です。 契約終了(クビ)と言われても仕方がないですね。 「じゃあ働くな」と言っているのではありません。 世の中には様々な障害をもち、他者と同様には働けない人がいます。 歩けない人、手がない人。コミュニケーションが取れない精神障害の方もいます。 そのような方に対する社会的な福祉制度はたくさんありますから利用すべきです。 病気のせいで寝てもいいという労働契約(障害者雇用ですね)で30個作り、その対価を受け取る、というそういう職場で契約したなら寝てもいいでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >世の中には様々な障害をもち、他者と同様には働けない人がいます。 >歩けない人、手がない人。コミュニケーションが取れない精神障害の方もいます。 >そのような方に対する社会的な福祉制度はたくさんありますから利用すべきです。 重い障害や疾患を抱えていてもさまざまな支援の下で働いている方々がいますので、睡眠時無呼吸症候群であっても工夫次第で問題なく働ける、ということでしょうか。私としては睡眠に問題のある人はどんな理由であろうと一緒くたに「怠け者だ」と思われてしまうのではないか、という懸念がありますが、相手に理解を求めるだけでなく自分から睡眠状態を改善するように努力することが大事だということなのですね。
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2013/6667)
病気を理由に居眠りが許されるなら、精神障害者は何をしてもいい、という話になってしまいます。 病気だから何をしてもいいということはありません。 そもそも居眠りしたのは前の晩13時まで飲んでいたからかもしれないでしょう。居眠りなんて誰でもしているし因果関係は分からないんです。 盗撮で捕まった人が精神科に行って「窃視症」という診断がついたとする。でも窃視症なんだからしょうがない、とはなりません。 免罪符のように診断書があれば居眠りし放題、病気のせいだから責任能力がないというなら市議という仕事についているのがおかしいのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり私のような「居眠りという社会にとって迷惑でしかない行動をしてしまう人」は人生の格付けにおいては「生きる価値無し」と判定され、一生人生の落伍者として生きるしかないのですね…
補足
>病気だから何をしてもいいということはありません。 >免罪符のように診断書があれば居眠りし放題 確かに、睡眠状態に問題のない健康な方々から見れば「俺らが汗水垂らして働いているときに寝てんじゃねぇよ!!」と不満に思うのは間違いないでしょう。実際に私もそのことで同僚から叱責されたこともあります。 しかしながら、下記の回答No.5の補足にも書きましたように、睡眠時無呼吸症候群の患者にとって何不自由なく務まる仕事は「ほとんどない」のです。35歳とは思えぬ甘ちゃんな考えだと思われるかもしれませんが、無呼吸症候群が完治するまで社会に出ず引きこもっているしかない、ということなのでしょうか...?
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お礼
回答ありがとうございます。 >現実問題として生活保護とか同和地区の人たちなどでは、自助努力を全くせずにやたらに権利を主張して不評を買う人がいるのが現実です。そのような一部の人たちと同類にみられないように注意をしましょう。 私としては、自助努力を全くしていないわけではありません。CPAPを使った治療も行っています。しかし、どんなに努力をしたところで世間から非難・批判を受けるのならば、「お前は日本の社会には不要だ」と格付けされているように感じるのです(石丸氏の支持者が165万人もいるのですから)。