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RC一部SRC造のマンション

8階建マンションの7階を契約しました。 SRC造と聞いていましたが、RC一部SRC造であり、購入階はRC造でした。 その後、阪神淡路大震災時にRC一部SRC造のビルで切り替わる階が潰れたことを見つけ、大変不安に思っています。それ以外でも混構造は、耐震設計が難しくて避けたほうがよいなどもみます。 居ても立ってもいられなくて…詳しい方教えてください! ①この構造のマンションは脆弱なのでしょうか。新耐震ではあります。 ②切り替わる階以外は安全なのでしょうか。 ③そもそも例えば5階が潰されたとして上の階は生きていられるんでしょうか。 ④この構造は特殊なものですか?それともよくある構造なのでしょうか。

みんなの回答

回答No.4

補足を頂いた者です。 「一般的にRC造一部SRC造はRC造より地震に強い目的で作られるのでしょうか。」 そういう事はないと思います。簡単に言うと、SRCの特徴とはこういうものです。 ・RCよりも柱や梁を細くできる ・RCよりも長い梁を掛けられる ・RCよりもコストが高い 建物も図面も見ていないので想像して回答するしかありませんが、全部RCにせず一部SRCにしたのは、部分的にそういう箇所を設計したかったからかも知れません。 RCとSの混構造でも構造的には設計可能だったものの、用途がマンションなので高コストを承知で遮音性に優れるRCとSRCの混構造を選択したという事であれば、前向きな判断だと思います。 「様々な記事で混構造の物件は選んではいけないと書かれていました。」 記事の論拠については想像が付きますが、あまりにも短絡的で極論だと思います。下層階と上層階とで構法の異なる混構造というのはそこまで奇抜な構造というものでもなく、公共の建築物でもそういったものはたくさんありますから、真に受けなくて良いと思います。 図面が在るに越した事はありませんが、1999年築ですと、設計事務所の図書の保存義務の15年もはるかに超えてしまっていて、一般的に図面が手に入る事例もなかなか無いというのが実情です。 ご相談なさっている内容は、プロの不動産屋でも、ある程度理屈に沿って判断できる者が少ないような、高度な内容です。まずはご自身がそういう事のご解決に挑んでいるのだとご認識下さい。 ネット上に転がっているポップで手軽な不動産情報は、ウソばかりとまでは言わず、正しい情報ももちろんありますが、平均すればそれほど信憑性があるものではなく、本当に判断に役立つような知識は得にくいと思います。もしも設計図書などの資料が入手できず、それでもなんとか失敗のない判断をしたいという事であれば、専門書であったり、真面目に勉強しているプロの不動産/建築の事業者の人から情報を集めるという努力がそれなりのボリュームで必要でしょう。

teruterusanta
質問者

お礼

理解できました。 不動産屋は、「わからない」「知らない」「できない」だけで何故わからないのかは話してくれませんが、ただ本当に「わからない」レベルの話なのですね。 不安に感じてた部分も極論を曲解してこじらせていたようです。 素直に落ち着けたようで、やっと呼吸ができました。 感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

回答No.3

まず各項目にお答えします。 ①脆弱かそうでないかを判断する事はできないと思います。しかし少なくとも、脆弱だと特に思わせるような要素が特に見当たってはいません。新耐震というのはポジティブな判断材料に加えて良いと思います。 他にも、 ・構造計算適合性判定制度の導入以後かどうか ・いわゆる「姉歯事件」発覚以後かどうか というのも判断材料に加味できると思います。併せてお考えになると良いでしょう。 ②そうとは言えません。耐震偽装や施工不良、あるいは耐久性等関係規の違反などは、構造上の弱点と比べてもっと小さな地震力から顕在化し得る欠陥です。そうした要素は特定の階に限らずどの階にもあり得ます。 ③どんな潰れ方をするかによります。5階で局部崩壊や脆性破壊が起これば相当に危険な状況になる事もあり得ますし、5階が非脆性的にゆっくりと層崩壊するのでしたら、上階の人が生きていられる可能性は高まります。 ④比較的特殊なほうだと思います。そんなに多くの建物が採用している構造ではありません。 ご心配なさっているという事からお察ししますが、耐震診断が行われたマンションではないという事ですよね。厳しい現実を突きつけるようですが、耐震診断が行われたりなどしない限り、結局のところ状況証拠的で断片的な情報を集めて、「エイヤ」で判断するしかないのです。理屈としてそれはどうにも変えようがありません。 あくまで私の個人的な感想ですが、私でしたら購入の判断はあり得ると思います。 RC造一部SRC造というのは、ひとつのポイントだと思います。施工にコストの掛かる構法です。構造計算上の検討項目も多い構法です。もしも耐震偽装や施工上の不正を企んでいるような場合ならば、はじめからそんな構法は避けるだろうと思います。また、ある程度珍しい構法であるだけに、建築確認をする主事や審査機関が、手を抜いたチェックをしにくくなるような作用も多少は期待できるだろうと思います。 かといって、不安な点ももちろんあります。例えばつい数日前に、仙台のマンションで清水建設による構造スリットの施工漏れが発覚したとニュースになっていました。保有水平耐力計算で構造計算をしていたのならば、構造部材の変形能力の評価が意味を為さないものになりかねない、大きなミスです。業界トップの清水建設ですらこういうミスをしてしまうわけですから、どのマンションでもあり得ると考えられるでしょう。 このように、不安な点を探せばキリがなく、買えるマンションなど無くなってしまいますが、それも困るのではないでしょうか。一般論として、マンションを買う、それもある程度の年数の経った中古マンションを買うという事には、常に割り切りが付き物です。

teruterusanta
質問者

補足

不安な気持ちに寄り添ったお言葉、ありがとうございます。 1999年築なので新耐震が拠り所です。 一般的にRC造一部SRC造はRC造より地震に強い目的で作られるのでしょうか。 様々な記事で混構造の物件は選んではいけないと書かれていました。 良い構造なのか悪い構造なのかこんがらがってきました…。

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