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マンション2階部分の危険性
このたび、築12年の鉄筋コンクリート造りの中古マンションの2階を購入を検討しています。 耐震なども気にしているのですが、少し気になることを耳にしました。 震災でマンションが倒壊する場合、2階がぺちゃんこになっているケースが多いと。。。 マンションの構造的に2階がぺちゃんこになることがほんとに多いのでしょうか。 正確な情報をお持ちの方、理由もあわせて教えていただけると助かります。 宜しくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
markbagppoさんの質問内容から少しはずれますが、マンションライフを検討されているなら、必ず寄与できる内容ですので呼んでください。途中、質問事項にも触れます。 マンションの購入にあたって私ができるアドバイスは、マンションは購入の際に本当に重要視すべき点は、価格やそれに見合った外観や間取り、利便性や眺望、などではなく、絶対にはずしてはならない最重要視することはそれ以外の面です。 マンションは管理費や修繕積立、駐車場費などの経費がかかるため、マンション本体価格とこれら経費の合計で他の物件と比較したりしましたが、マンション購入前のこのような行為は徒労だったとつくづく感じています。 戸建てにはなくて、マンションのみに存在する問題点は、 (1) 修繕費が購入当時安くても、修繕が行われる際に足りない費用は、一時金として徴収されることです。 ですから現時点で修繕費が安価だとしても全くあてになどなりません。徴収される時期が今ではないだけです。 修繕工事自体、管理組合(マンションを購入した時点でそのマンションの組合員になります。)の素人集団には、本当に必要な工事の提案なのか、工事価格が妥当なのか、工事が手順どおりに行われ、有意義なものになっているのかさえわかりません。 この工事に手抜きがなく契約どおり実施されているか、マンションの周りに設置された足場(工事の際に建物を取り囲むように組み立てられた業者が歩く通路)にのぼって工事を監督できる人材など管理組合の中にはいないはずです。ましてや工事は昼間で、ご主人の仕事柄、工事についてわかったとしても、そのご主人が在宅しない時間帯にどんどん進んでいきます。 (2) 管理費ですが、一年更新で同じ管理会社に委託契約をすることになりますが、その際に何を再契約の根拠とするかが大切です。 マンションの出納全般に関して管理組合内に会計監査に長けている方がいらして、更にこれを精査するために協力いただけないといけませんし、これに不可解な点が発生していないかを確認しないといけません。 管理会社は会計のプロなので、どのような抜け道でも見出せることを忘れてはいけません。 (3) それ以外でも、マンションに付属するあらゆる設備の修理や交換、新設などが、建物が大きいこともあり引っ切り無しでやってきますが、これに関しても知識がある方がいないと、管理会社の言い値で行うことになります。 これも修繕工事と同様で、管理会社の暴利行為のひとつです。 上記にあげたこれらの問題は既に社会問題化し始めています。すべての管理会社がそうだとは言いませんが、ご自分で調べてもわかると思いますが、このような欺瞞行為は氾濫しているのが現状です。 (4)この問題にさらに拍車をかけているのが、管理組合の無関心です。自分達の問題のはずですが、もともとマンションを購入した人たちは、とかく他人との関係性を築きたくない方が多いため、情報交換や問題点発生時の話合いなどに非協力的です。 これが仇なって喫緊の問題がおざなりになりますし、逆に必要ない工事でも組合内で熟議することに面倒くささを感じて、惰性で賛成する人が必ずといっていいほど存在します。こうなるとマンションは議決権を各組合員が持っていることから、本当は不要な工事も過半数などで実施が決定されます。 更に最悪なのが、そのマンションに管理会社の人間が一人ずつ管理組合員として住んでいる物件があります。(一室を購入して組合員として住んでいるということです。) この管理会社社員兼、管理組合員は管理会社の提案した工事などに有利に働く発言するように教えられていて、それも仕事のひとつとされています。ですが他の管理組合員には管理会社の社員であることは伏せて住民のふりをしています。実際、大手管理会社で行われています。 他にもまだまだマンション管理に関しては死角になっている部分がたくさんありますし、これは誇張して発言しているわけでもありません。 修繕費を多額に積立できていマンションは、修繕の際に一時金が発生しないからと安心はできず、その積立額を管理会社が知っているので、不当な高額の工事見積もりをされ、常に標的とされることが多分にあります。 管理会社は自分たちを管理する立場の者がいないためにやりたい放題ですし、管理組合が機能していないところは、コツコツと積み立てた修繕費などの費用を管理会社に湯水のごとく使用されているのと同じ状態になります。 マンション管理に無関心な管理組合は、総会や理事会の出席者数や出席者の発言の少なさで、管理会社にしてみれば一目瞭然で見分けがつきます。 たとえばチャックをきっちりと締めて胸元のポケットに入れている財布と、チャックが壊れたままでをどこにでも置きっぱなしにしている財布とでは、どちらが紛失しやすいかはお分かりいただけると思います。自分のマンション管理に無関心な管理組合は、悪徳な管理会社からしてみれば後者なのです。 悪徳な管理会社など、平然と存在できるわけがないと思うかも知れませんが、管理会社を信用しきってはいけません。 近々のニュースで生活保護受給問題が表面化してきて世間が騒いでいますが、この問題ももう何年も前から不当な受給が横行していることは指摘され、国の精査強化や規約改正が言われ続けていました。実際、私のまわりにも離婚して生活ができなくなったと生活保護費をもらっているにも関わらず、別れたはずの主人と住んでいる人間がいましたから。(身内や友人ではありませんのでお見知りおきを。) このように重大な問題が長期的に潜在していても、国が大きな政策を打ってこない限り、社会の中ではあらゆる不正が見えないところでは頻繁におこっていて、被害者はただ泣き寝入りというのが実情です。 マンション問題は聞いただけで「面倒くさい」と思うかもしれませんが、機能している管理組合をもつマンションを購入すれば、長期的に見て管理費などの自己負担費用が数百万から数千万も節約できるはずです。マンション購入費以外にこのような費用を削減することは結果として一財産をのこすことに繋がります。 戸建ての場合は、リフォームにしても、設備が壊れたとしても、何か問題点が起こった時も、ご主人と話し合って決めたことが簡単に実行できますが、マンションはそんな訳には行きません。 マンションは性格や考え方、価値観の違う人間の集まりですから、意見はひとつにまとまらず、常に疲れ果てます。 考え方としては、あなたが結婚されているなら、これは嫁姑問題に非常に似ていると想像してください。うまくいかない嫁姑問題の規模が大きくなったのがマンションの管理組合問題だと思っていただけたら、わかりやすいかもしれません。 それでも、どうしてもマンションを熱望されるなら、中古物件の場合に限定されますが、購入前にその組合の総会などの議事録を閲覧してください。 ここに取り上げたすべての問題点がこれを見ると瞬時にわかる優れものです。管理組合が独立した考えをもち、健全に機能しているか、知識人が存在するか、これまでの活動などあらゆることがわかります。 購入前に活動を続けている理事長などの中心人物に会うのも、非常に有効でしょう。 別の質問事項に関してですが、建物2階部分の防寒対策の確認ですが、簡単に行う場合は冬場に床を直接触ってみることです。断熱材が入っていないと、手の温もりを奪われていくのがわかります。後は2階で飛び跳ねて1階の駐車場でどれくらい物音が響くかです。これは防寒と直接関係ないように思えますが、防音材を入れない施工側が断熱材を入れる意識があるとは考えにくいからです。 施工の際に安価に仕上げる方法として、素人の目につかないところを削減します。更に購入者は見た目ばかりを重要視しますので、見えないところにお金をかける必要がないと思っています。 1階が駐車場の2階部分の災害時の崩壊についてですが、古い物件の下駄式マンションに良く見られる現象です。 新しい物に関しては耐震性に配慮して建てられていると期待しますので、その不安も軽減できるかと思います。ただしこれも常識ある工務店が施工段階で手抜きなく仕上げた場合のみに言えることです。 どうしてもその物件を購入されるなら、建築士などを同行させて不安点を確認するのがベストでしょう。 マンション購入は、購入前より購入後のほうが、とてつもない労力を必要とすることを肝に銘じてくださいね。 気を落とすようなことばかりのアドバイスで申し訳ありませんが、マンション問題で苦しむ人が一人でも増えないことを祈る気持ちからです。 良い物件に恵まれますよう陰ながらお祈りいたします。 マンション購入は、購入前より購入後のほうが、とてつもない労力を必要とすることを肝に銘じてくださいね。 気を落とすようなことばかりのアドバイスで申し訳ありませんが、マンション問題で苦しむ人が一人でも増えないことを祈る気持ちからです。 良い物件に恵まれますよう陰ながらお祈りいたします。
その他の回答 (3)
一級建築士です。 以前5階建てのマンションの2階に5年住んでいました。 新耐震設計1981年以降の建物で柱が崩壊して「ぺっしゃんこ」になるという状況は考えにくいでしょう。 新耐震は、震度6強の地震動で建物が崩壊しないことを目指しています。 他の人も書かれているように、旧耐震の建物は阪神淡路などの震度7の地震で低層階が崩壊した例が 多かったということです。 逆に新耐震設計の建物は震度7で崩壊に至らず亀裂などの被害で済んだのです。
お礼
少し安心しました。ありがとうございます!
- sirousagi1
- ベストアンサー率35% (730/2063)
2階がつぶれるという話は、阪神淡路の件でのことからだと思います。 ≫マンションの構造的に2階がぺちゃんこになることがほんとうに多いのでしょうか。 ・・・そーとは思えませんが、そーなる要素がある建物構造だったら危ういとは思います。 「短柱」といって、その階にある柱が腰壁やたれ壁のあることで見かけの長さが短くなったりすると、そこに地震での揺れによる力が集中してしまったために起きた倒壊例でした。 その事例から、阪神淡路の後に計画されたビルの柱には補強を見込んだ設計になっていきました。 しかし、建築基準法で、というよりは有名ディベロッパーの物件についてがCMでそこを強調していましたが、そうでないところの物件ではどーなってんだかはわかりません。 マンションより戸建て物件の方がいいんじゃないですか? 土地から全部自分のものになるし、駐車場だって月額にならない。 共同居住者に気を使わなくてもいい。自分の好きにできます。
お礼
そうなんですよね。ただ、都内23区だと駅近、2階建てという条件にはまる物件が・・・。勤務地への通勤時間もあってなかなかいい戸建てが見つからないんですよね。。。ありがとうございます!
- atelier21
- ベストアンサー率12% (423/3293)
先ず、新耐震基準の建物ですから、その様な設計になっていると思います 1階駐車場でピロテイーでのご心配も同じです 中層階がぺしゃんこになった事例もあります 正確に知るには、設計&施工社が解るでしょうから、問い合わせる マンションに設計図書控えが有るでしょうから専門家に見て貰う
お礼
かなりの長文、ありがとうございます。真剣なお考えが伝わりました。管理組合の議事録を閲覧ということは初耳でした。ぜひ見てみたいと思います。ありがとうございます。
補足
後日、副理事さんに話を伺う機会をもうけてもらいました。ありがとうございます。home147さんのアドバイスがなければこのようなアクションを起こすこともなかったです。しっかり検討して見極めたいと思います。