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紫式部の給与
紫式部日記を読んでいて、ふと思ったのですが、中宮の女房として勤めた際の給与はどのようにしてもらっていたのでしょうか?
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女官は女官除目により任命され、朝廷の公務に出仕しますが、 天皇、皇后などの身の回りを世話する、女房達は言わば私的な存在 なので、官職は有りません、天皇の必要経費から出されたようです。 女房として権威は有りましたが地位は保証されていなかった様です。 更衣の小野小町は官職を持って仕えていたと記録があり、女官除目 に基づかない出仕が有るので運用が曖昧で、女官と女房の区別が はっきりしていなかった様です。 女房に成るのは中級貴族で、学識豊かな娘ですが、更級日記の 作者が祐子内親王の女房になろうとしたら父親に反対された 書いてますので、必ずしも名誉な仕事では無かったようです。 藤原家は日本最大の荘園島津荘(日向、大隅、薩摩)を始めとして 数多の荘園を持っていたので、中宮彰子の女房となれば相応の 手当が支給されたと思いますが、記録が無いので金額は??です。 下級官僚は、平均で七百万円位だったそうです。 女房は様々な着物を揃えなければならず、その費用は五百万円は 下らなかったとか、源氏物語の作者としての上乗せが有り、道長 とは男女の関係に有るので、その分も・・・紫式部日記には、 御公家さんらしく、金銭面の事は一切記載されていなませんので、 紫式部の収入は???です。 平安時代は、和同開珎などの偽金が横行していて、通貨での取引は 破綻状態なので、現物支給で行われて居たのではないかと根拠が 無く勝手に推測してます。 超高級品だった白紙を中宮定子から頂いた清少納言が、その白紙 に「枕草子」を書いた事は知られています。
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- toratora(@aasjetto)
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紫式部の位階は、五位以上と目されていたので、単純に年収は1億円近くあります。それに特別賞与として絹などを貰っていた。旦那の財産も受け継いでいたからとても裕福です
お礼