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指示のない板金加工の曲げ角度公差とについて
Google検索で調べたところ、板金加工の曲げ角度公差について、短辺が6mm以下の場合、C級で±3度という情報を見つけましたが、この情報は正確でしょうか。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。
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- ohkawa3
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JIS B 0408(金属プレス加工品の普通寸法公差)の内容を確認してみました。 表1に、打ち抜きの普通寸法許容差 表2に、曲げ及び絞りの普通寸法許容差 が規定されています。 ご参考に、表2の内容を図として下に貼っておきます。 図2をみると、許容差は角度で規定されているのではなく、寸法で規定されていることが分ります。 仮に、基準寸法を6mmとして、C級の±0.5mmの寸法許容差を角度に置き換えると、atan(0.5/6.0)≒4.76°になるので、±3°には一致しません。 考え方を拡張して、図1の打ち抜きの普通寸法許容差に規定されている基準寸法6mm以下C級の±0.3mmを差し引いて、角度誤差による許容差を、0.5mm-0.3mm=0.2mmと考えれば、atan(0.2/6.0)≒1.91°のように考えることができるかもしれません。約2°の値を導くことができましたが、これまた、±3°には一致しません。 また、基準長さは6mm固定ではなく、6mm以下に対して、表2のC級では一律に許容差±0.5mm規定していますので、基準寸法が5mm、4mm、3mmのように小さくなるほど角度の許容差は大きくなることになります。 お尋ねは、曲げ角度公差について、C級で±3度という情報が正確かということですが、JIS B 0408を調査した限りでは、整合性を確認することができなかったという結論です。 JIS B 0408以外に、C級で±3度という規定があるかもしれません。Google検索で調べたURLなどの情報をご提示頂ければ、もう少々調べてみたいと思いますので、追記を期待しています。 なおJISは、次のサイトで無料で閲覧できるので、ご自身でも確認なさってください。(閲覧には、ユーザー登録が必要です。) https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html
- are_2023
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JIS B 0408:1991に記載があります 6mm以下はC級が±0.5、B級が±0.3、A級が±0.1 JISは1000円程度で購入できます、手元に置いておくのが良いと思います https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=JIS%20B%200408:1991
補足
回答いただきありがとうございます。申し訳ございませんが、具体的なサイト名についてはお答えを控えさせていただきます。私なりに理解をしたのですが、板金の曲げ角度公差に関して、A級、B級、C級を、JIS B 0405で規定されている公差等級m、c、vに対応しているようです。