角度寸法に厳しい公差を入れる

このQ&Aのポイント
  • 角度寸法に厳しい公差を入れる場合、どのような指示方法が適しているのでしょうか?
  • 直径1000mm、厚さ30mm程の回転テーブル(FCD450)の加工において、寸法の精度を求める方法を検討しています。
  • 加工する側として、角度寸法における公差の指示方法についてのご意見をお聞かせください。
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角度寸法に厳しい公差を入れる

直径1000mm、厚さ30mm程の回転テーブル(FCD450)の加工です。 当社では、いつも、テーブルの中心から、寸法が入っています。 半径400mm、角度40度の位置に位置決めピン用のH7の穴を加工してもらいます。 その際、半径を指示して、40°±0.01°というような角度に精度を求める寸法指示でも良いでしょうか? または、その位置のx、yの寸法を指示して、公差を入れ、x,y方向に精度を求めるほうが良いでしょうか?(その場合、x:312.23±0.02 y:102.36±0.02みたいになります) 加工する側としてのご意見を聞きたいです。 ちなみに、当方、派遣の設計で現場の人に直接聞ける環境ではありません

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.7

寸法指示はデカルト座標(X-Y)でも極座標(R-θ)でも、指示値が計算上の中途半端な数字でも問題ないと思いますし、それぞれにどのような公差設定をするのも問題ないと思います。加工する側はX-Yに変換するでしょうし、 公差もX-Yに換算することになります。 両方の指示があって、計算が合わない図面もよく目にします。 不思議と誰も書いていませんが、位置度の公差指定をするほうが一般的ではないでしょうか? 位置度がφ0.05程度なら、よほどのことが無い限り機械精度で出るでしょうし、φ0.01程度になってくると、使用する機械、環境。検査設備などすべてが変わります。 設計上本当に譲れない公差はキッチリ指定し、それ以外は位置度一般公差を適用することを明示するのが良いと思います。当然ですが指定した公差を製品が満たしていることを担保出来ない加工業者は外すことになり、結果として公差指示がコストに反映されることになります。 基本的にMCの座標はX-Yですよね、しかしほとんどのMCにはピッチ円など半径と等分割数など指定すれば座標を算出する機能も備わっており、プログラムはこちらで作成、検証するほうがミスも少なくなりますので、図面はPCDと分割角度を指定もらうほうがプログラムのチェックも簡単になりミスも減らせます。いずれにせよ図面は設計者の意図を加工者に正確に伝える必要充分な情報を完全に含んでいなければなりません。加工を知ってる人が書いた図面は見やすいというのはそういうことかもしれません。 最近は位置度を含め幾何公差は指定する図面が増え、今後も増えるでしょう。 加工する側はそれを検証可能な3次元測定機を持たなければ、その仕事は受けられず淘汰されて行く、、そういう流れですね。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 角度表記でも、加工側がx,y表記に変換するということですが、それは、工作機械が簡単に行うものですか? また、違う意見がでました。(涙) それと、当社の図面で位置度公差の入った図面は見たことありません。(笑) 的確な答えをありがとうございます。 今後の参考にさせて頂きます。

その他の回答 (6)

noname#230359
noname#230359
回答No.6

加工機械の進歩に設計が付いてこれていない良い例でしょう。 >(その場合、x:312.23±0.02 y:102.36±0.02みたいになります) 機械精度から考えても 全く問題とは思わない。 岩魚内 氏の >角度公差±0.01°では極座標の対になる長さが欠落しており、これが長いと 公差が甘く、短いと異様に厳しいものになります。つまりXY座標の公差の ように直感できない。 これに尽きる 距離が長ければ長いほど 極座標の方が有利 図面の表記については 「あまり気にしなくても良い」と私は考える 加工の側で十分判断ができるはず。 穴のピッチ精度の測定は穴精度(穴位置だけではなくにも影響されやすいので 厳しい精度だと H7ならトラブルも少ないと思うが。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 ただ、せん越ながら「距離が長ければ長いほど 極座標の方が有利」は、「不利」の間違いではないでしょうか? 私が、間違っていれば、ご指摘ください。 「図面の表記はあまり気にしなくてもいい」ですか。 他の方と意見が分かれました。(涙)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

お疲れ様です。 現在加工寄りの部署ですが、X.Y寸法のほうが分かりやすいっちゃ分かりやすいと思います。測定器が公差含めて角度だせればどっちでもいいですけど。 ・過去に類似品の図面はどのように描かれているか。 ・使用する機械の加工精度(カタログ値でなく現状の状態で、) ・使用する測定器の測定精度 ・公差をいれる理由を明確にして、過剰な品質を求めていないかチェック  (ここをしっかりしておけば加工現場の人も渋々承知してくれます) 前回答者様と回答被っているものがありますが、小生であればこの部分をチェックしますという回答です。 ただ昔の図面は職人任せの図面になっていることもあるかも。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考になりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

気が良い現場の方なら聞いてきます。 x、yの寸法に直したら、いくらになるのかを。 因みに、半径が400mmなので、 400mm×sin39.99°=257.0616、400mm×sin40°=257.115、400mm×sin40.01°=257.1685で、 約257.115±0.053となり、 400mm×cos39.99°=306.4626、400mm×cos40°=306.4178、400mm×cos40.01°=306.3729で、 約306.418±0.045となりますから、M/C公差内には入るでしょう。 エクセルで、簡単計算して感覚も身につけた方がよいと思います。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 三角関数の計算は設計にとても大切ですね。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

結局 NCで加工する場合 XYに変換するのですが 絶対座標の場合CADや三次元測定機の丸め誤差があるので そもそも正しいのかの判別がつかない なので そもそもその公差自体が無意味 >>へーですね。 言い回しが悪かったのか 測れない(測りにくい)物をかいても 無意味ということ 回答7が正解だと思う

noname#230358
質問者

お礼

ありごとうございます。 しかし、公差自体が無意味なんですか? へーですね。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

岩尾内さんの言う「NC機械は角度を扱えないからXYでプログラム作成」 つまり測ることができないものは作れないし、検査のしようもなくなってしまう ですから図示するばあいは、常にこのことを頭から話してはいけないのです このような場合は例えは原点(0,0)として位置決めピン用の穴位置は極座標を (312.23±0.02 y:102.36±0.02)のように表示すれば良いと思います 機種にも依るが、そのような自動寸法記入機能は大敵の機械CADには在りますね 「派遣の設計」というのは難しいですねぇモノを作る為の図面であるべき筈が 生産現場に直接聞けない環境とは、かなり問題があると私には思えてならない それでは正しく絵に書いた「餅」のように現実と懸け離れる可能性が出てくる 訳ですね。。。良いモノ作りには関係ないと思うし遠慮し過ぎっと思います それにも増して、自身の成長もかなり限られたものになってしまうんじゃない

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 派遣はつらいよです。 でも、楽な部分もあります。(笑)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

この大きさなら三次元測定機がないと測定検査が出来ない。 これはXY座標で測るが、計算で極座標(長さ+角度)に変換して同時に表示する。 一方、NC機械は角度を扱えないからXYでプログラム作成。 なのでXY座標寸法を優先すべきです。 しかし三次元測定機なら気にしないので、極座標のみは困るが、両立てでもよいでしょう。 角度公差±0.01°では極座標の対になる長さが欠落しており、これが長いと公差が甘く、短いと異様に厳しいものになります。つまりXY座標の公差のように直感できない。 ずっと公差が甘いフランジのピッチ穴でもよくある話で、直径と角度で図面を書く人には直してもらいます。 三次元測定機はチャージも高いし、無ければピッチノギスと角度はインデックス、やおら持ち出すひと騒ぎになります。 >  328.25±0.02 全く問題ありません。    328.254±0.02 とすると、測定上の有効桁について議論が要るかもしれません。 >質問の半径400mmのことでしょうか? そうです。±0.02としても角度公差との関係が直感できないです。 >フランジの円周上のバカ穴など やめるべき、、、制作側に面倒をかけてるのは間違いない! JISのフランジは断面図だけで、φと穴個数の表で巧妙に逃げているものあるが、そうでないものもあったはず。JIS製図の書き方例では角度を使ってるが、そこからの応用問題です。 角度は参考として書いてもよいが、角度公差が良くない。公差を位置度に引括れば問題は生じない。しかし製造検査の現場では中心からのXY座標値表を入れると喜ばれます。 >角度はわかるだろ 一見して解る3、4、5、6、(8)分割なら角度必要ではありません。 ボルト頭の6角で省くのと同じ。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 XY座標寸法を優先すべきなのですね。しかし、そうした場合、質問にもかきましたが、328.25のような半端な数字に±0.02のような公差をつけることになるのですが、それは、特に気にしなくて良いのでしょうか。 「角度公差±0.01°では極座標の対になる長さが欠落しており」ということですが、ここで言っておられる長さは質問の半径400mmのことでしょうか? あと、当社では、フランジの円周上のバカ穴などは、すべて、角度なんですけど(笑)どうなんでしょうか? 良かったら、また教えてください。 岩目内さん、ありがとうございます。 質問に対する答えが非常に的確です。 しかし、円周上の穴の件ですが、製図の本でも、そのような穴をX,Y座標で寸法入れているものは見たことないです。角度も入れてないのも多くあり、見れば、角度はわかるだろみたいな雰囲気すらしますが(笑) どんなもんなんでしょね(笑) ご親切に色々教えてくださり、ありがとうございます。

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