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明治政府が頑張りすぎたから、日本では公務員が?

明治政府が頑張りすぎたから、日本では公務員が強過ぎる社会が出来てしまったんでしょうか?

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  • jkpawapuro
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回答No.3

間違ってるとは言えない・・・くらいの微妙な表現ですね。 強いのは中央政府と警察ですね。 明治時代、日本は近代化と法治国家を目指すにあたり、絶対君主制で中央集権機構の強いプロイセンに範をとりました。 天皇陛下にすべての権利が集まり、国会はその補助と追認、そして天応陛下に仕える内閣とその官吏たる中央政府がすべてを支配する国家形態です。明治政府はさらに天皇陛下を維新の元勲である元老が指導するという体制でしたが、元老は時代とともに老死しました。 その後大正から昭和の初期になり元老が死ぬと、形としては天皇がすべてを統帥していますが実際に一人で国をコントロールするのは不可能な時代になります。 その後敗戦となりGHQが民主化するにあたり、憲法と選挙を改正しました。ただ統治機構は明治の中央集権化された省庁がほとんど残り、内務省陸軍省海軍省だけ解体されました。 一番中央集権の象徴である省を解体はしたのですが、結局残された省庁や各種法律の大半は残っていますので、明治時代の中央集権化された統治機構の多くは現代へと引き継がれています。

rameznaam
質問者

お礼

大変興味深いご解説の数々、みなさん、ありがとうございました!

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その他の回答 (3)

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1504/3661)
回答No.4

「当たらずといえども遠からず」でしょうね。 明治のはじめからそのような危惧があったようです。福沢諭吉は次のように述べています。 「今の政府はただ力あるのみならず、その智恵すこぶる敏捷(びんしょう)にして、かつて事の機に後(おく)るることなし。一新の後、いまだ十年ならずして、学校兵備の改革あり、鉄道電信の設あり、その他石室を作り、鉄橋を架する等、その決断の神速なるとその成功の美なるとに至っては、実に人の耳目を驚かすに足れり。(中略)古の民は政府を視(み)ること鬼のごとくし、今の民はこれを視ること神のごとくす。古の民は政府を恐れ、今の民は政府を拝む。この勢いに乗じて事の轍(てつ)を改むることなくば、政府にて一事を起こせば文明の形はしだいに具わるに似たれども、人民にはまさしく一段の気力を失い文明の精神はしだいに衰うるのみ。」(「学問のすゝめ」五編) これに一言付け加えれば、「現在の民は政府に頼る」かもしれません。

  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (422/1314)
回答No.2

日本では公務員が強過ぎる??? 公務員は多岐に渡り大勢いるので、行政に携わる官僚の事を 言っているのでしょうか? 国の運営は頭脳明晰なリーダーだけでは、出来ません、補佐役の 大臣が必要です。 更に大臣を補佐する官僚が居ないと、成り立ちません。 中国の歴代王朝は、科挙制度を設けて、中国全土から、優秀な 頭脳を集めて、官僚に登用しました。 明治政府(大日本帝国)は、帝国大学を設立して、優秀な頭脳を 集めました。 昭和時代に比べて、平成・令和の官僚のパワーは弱いですね、 ソニーが世界初のトランジスターラジオを世に出せたのは、 通産省の官僚が産業界に呼びかけ、シリコンバレーに社員を 派遣して半導体製造の技術を学ばせたからです。 この様な例を挙げると枚挙に暇が有りません。 官僚が強すぎると思うのは、出世欲が丸出しの官僚のテレビドラマ の影響なのでは? 多くの官僚は身を粉にして働いて居ますよ。 各省庁の官僚のトップである、政務次官の権限を増して、 日本の頭脳なのだから、最々、活躍して貰いたいと思っています。 官僚を管理監督するのが、大臣で有り国会議員なのですが、 お坊ちゃま育ちの二世議員が多く、管理監督の能力に欠けるので、 怖くて、官僚の権限を増やせないのです、優秀な官僚を活かせ ないのは、国家の損失です、最終的には、無能な国会議員を選んだ 国民に責任が跳ね返ってくるのです。 国政選挙で投票率が50%前後では、お寒い限りです。 質問者様は投票所に行かれてますか?

  • oska2
  • ベストアンサー率44% (2310/5141)
回答No.1

>明治政府が頑張りすぎたから、日本では公務員が強過ぎる社会が出来てしまったんでしょうか? と言うよりは、明治維新は「上からの革命」なのです。 欧米各国の革命は「市民革命」ですよね。 が、日本の場合は「徳川家VS薩長土肥藩」の対立です。 市民は、全く関係ありません。 つまり、徳川幕府が薩長土肥連合幕府に代わっただけの事。 「お上は、正しい。お上に、逆らうな」思想が、1945年の戦後まで続いたのです。 第一期官僚主義。 終戦後は、普通選挙が行われるようになり宗教も自由になりましたよね。 今では、自民創価学会連合政権の時代が続いています。 政治と宗教が連立を組んでいます。 政府は、基本的に政治を行う能力はありません。 ※旧民主党政権時には、韓国・中国の命令通りの政治を行った。 衆議院任期は4年。参議院任期は6年。 首相・大臣は、60歳定年まで続ける事は不可能ですよね。 が、国家公務員のキャリアは「22歳から定年まで、専門職として働く」のです。 国会での大臣答弁も、全て国家公務員キャリアが作成しますよ。^^; 読み間違えたり+答弁の意味を理解していない場合でも、各省の事務官が直ぐに助けを出します。 要は、政策は全て「高級官僚が行っている」のですね。 新人大臣なんか、霞が関で子供扱いされています。 「日本は、世界で最初に成功した共産主義国家」 官僚が権力を持っていて+教育言論思想の自由があり+報道の自由があり+自由選挙で政治家を選ぶ事が出来る。 新人の公務員も、徐々に政治家がおバカなのを理解します。 身分保障があるので、強盗殺人事件を起こしても強制依願退職処分。 ※処分を行う前に、依願退職を認める。 特権利権を持っていますから、公務員が強くなったのです。

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