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ポンドが世界基軸通貨だった時代のイギリスは？
ポンドが世界基軸通貨だった時代のイギリスは、今のアメリカのように、経常赤字国だったわけではないんですか？
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£ が基軸通貨だった頃って第二次世界大戦前の話ですよね。 その頃は英国が貿易を単純化して世界での影響力を高めようと先陣を切って 1816 年に Gold 1oz を £3 余とするという金本位制を開始したので £ を何時でも金に交換できる英国の通貨が世界の基軸通貨となったのです。 ところが通貨が何時でも金に交換できる金本位制だと自国の通貨が売られて金の流出が起きるので、第二次世界大戦後は各国が相次いで金本位制の停止または金そのものの輸出禁止に踏み切り、第一次・二次両大戦後は英国の世界への影響力が低下して米国が台頭した事から世界の基軸通貨は $ に移行し、英国は斜陽化が進んで経常赤字が続いているんです。 $ は 12 の米国内基幹銀行からなる FRB (連邦準備銀行) という民間機関が米国政府の資金を保証する借金借用書ですので米国政府が破産しても (実際、過去に破産しましたし(^^;)) 米国経済が破綻しない限りは信用を維持できます。……なので政府が経常赤字か否かは基軸通貨に関係がないのです。
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- 薫子（@kao-ruko）
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回答No.2
赤字ではないですね。 だって「刷れば」良かったんだから。 （昔は緩かったので）
お礼