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赤外吸収スペクトルの異常ピーク
ある化合物を、FT-IRを使ってKBr錠剤法で測定したとき、600cm-1付近に、標準スペクトルでは見られない強く幅広いピークが出てしまいます。 試料を精製したり乾燥させたり、錠剤の作り方を変えたりしても、ピークは小さくなりませんでした。他の化合物を測定したときはまったく出ず、バックグラウンドも正常、装置バリデーションもOKでした。 何か原因があるのでしょうか? 心当たりのある方がいらっしゃったら,お教えください.
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どんな化合物か分かりませんし、手元にスペクトル解析の本がないので、憶測ですが、 標準スペクトルに無い吸収が出るのは、溶媒ピークがいちばんありがちですが、 そうでないのなら2量体とか酸無水物の形成、もしくは結晶多形の場合なんかもあります。
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- alchemistry
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回答No.2
下記回答同様、何のサンプルなのかわかりませんが。 文章から、粉末を錠剤にして測定しているようですね。粉末で測定するタイプもありますが、このタイプは吸着水がすごくて・・というのはどうでもよくて。 強くて幅広いピークとのこと。 サンプルは合成した物でしょうか? それとも、市販品でしょうか? 一度、粉末X線回折で測定してみてはどうでしょう? 単相ではなく、混合相の可能性もあります。
質問者
お礼
ありがとうございます。ただ、どうやら試料側の問題ではないようでした。
お礼
ありがとうございます。調べてみようと思います。