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【日本語】石綿(いしわた、せきめん)、いしめん、せ
【日本語】石綿(いしわた、せきめん)、いしめん、せきわた)。 この中で、いしめんとせきわたの読みはおかしいと言われました。 日本語の漢字の読みは、訓読みと音読みがありますが、訓読みと音読みが交じるのおかしいことなのですか? なぜいしわたとせきめんの読みは正しい日本語で、いしめんとせきわたは間違いになるのかどういう理屈なのか教えてください。
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基本的には、おっしゃる通りですよ。 日本語には漢字2文字の単語がとても多いわけですが、 音読み・訓読みのどちらかに統一する場合が多数です。 しかし、少数ながら音読み・訓読みが混ざる場合もあります。 音読み→訓読みの順序で混ざる読み方を、「重箱(じゅうばこ)読み」と 言います。その名の通り、これに該当する単語の代表格が重箱です。 反対に、訓読み→音読みの順序で混ざる読み方を、「湯桶(ゆとう)読み」と言います。 重箱読みと湯桶読みは、少数派ながら、比較的有名な単語が多いです。 なぜかというと、ネイティブの日本人も、ふだんはあまり意識していないながらも、「漢字2文字の単語の読み方は音読み・訓読みのどちらかに統一されているのが一般的だ」という感覚を潜在的に持っています。その状況で、めったに使われない単語が重箱読みや湯桶読みだと、読めない人が多くて混乱しますからね。 英語にも似たような事がありますね。不規則な活用をする単語や、複数形が不規則な単語は、よく使われる単語が多いですよね。
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