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児童養護施設から特別養子縁組までの流れは?
何らかの事情で親と暮らせない子達が児童養護施設にいますよね。そこからどうやって養親とマッチングされ、(特別養子縁組をする場合)どのような流れで親子になっていくのでしょうか。 アメリカとかでは子供の顔写真など見て養親が子供を選ぶようですが、日本ではどのようにされているのでしょうか? また養親に引き取られる子供の年齢はいくつくらいが多いのでしょうか。
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養子縁組には普通養子縁組と特別養子縁組があります。 子供の年齢は様々です。 特別養子縁組を行うためには、様々な要件を満たす必要があります。 ・児童相談所が子どもの事情、必要性を考慮します。 ・実親の同意が必要です。 ・養親に養育上の適格性(子どもに安定した養育環境を提供できること)が求められます。 ・試験養育期間(特別養子縁組の申立ての前に、6か月以上の養育を行っていること)が必要です。 ・家庭裁判所の許可により成立します。 特別養子縁組成立までの流れ (児童相談所に里親登録をした場合) 1 里親登録をしていただきます 2 児童相談所から養育の委託打診、マッチングを行います 3 里親委託をします(養育手当が支給されます) この期間は、試験養育期間であり、概ね6か月間必要です 4 里親が家庭裁判所に特別養子縁組の申立てを行います 5 家庭裁判所の調査が行われます(里親、実親への面談、家庭訪問など) 6 調査後、家庭裁判所が判断し、決定します(「審判」といいます) 7 審判が確定されると、里親委託を解除します(養育費用の支給が終わります) 8 審判確定の日から10日以内に、養親が「特別養子縁組の戸籍届」の手続きを行うと、里親の子として入籍されます。
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