- 締切済み
顧客に訴えられた場合、個人に損害賠償は課せられるか
先日、前職の会社から連絡がありました。前職で私が営業して契約をしていただいた顧客がクレーム転じて私の前職の会社に対し訴訟を起こしてるとのことです。詳しくは分からないですが、私が辞める前から裁判は行っていたらしく、原因としては私の営業時のオーバートークがあります。前職の会社からは出廷を懇願されたのですが、この場合、前職の会社から私個人に標的が変わって損害賠償されることはございますでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
上司から言われて行った「業務命令」。 個人の判断で行った「スタンドプレイ」。 コレによって変わってくると思いますが、顧客に対する損害賠償はなかったとしても、スタンドプレーの結果前職の会社に損害を与えてしまったのなら会社から損害賠償請求があってもおかしくはないでしょう。 業務命令だというなら出廷してそのように主張すれば会社から賠償製供され裁判に発展しても有利になるかもしれません。 オーバートークの切っ掛け・原因がキーポイントになるかな?
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (885/4071)
原則的に、故意でないいかなるミスをしても、上司に報告していれば、個人損害賠償はないです。
- Natt
- ベストアンサー率55% (109/196)
この場合、いくつかのパターンが挙げられます。 ポイントになるのがあなたの関与の仕方です。 1つは、会社からの命令によって行われた行為が不法行為であったもの。 もう1つが、会社ではなくあなたの判断によって不法行為が行われたものであった場合、です。 オーバートークとありますが、それがどの程度の不法要件を満たすか、にもよりますね。 ◎◎ができます、といって実際はできなかった場合です。 それが顧客の判断にどの程度影響を与えたか、ですね。 それによって顧客が損害を受けた場合、明らかに損害賠償の対象となります。 そこで重要になるのが、会社の関与の度合いです。 会社があなたのオーバートークについて認識していた場合、また暗黙の了解でも推奨していた場合など、会社の責任が問われます。 一方、あなたが会社に黙って、あなたの判断で行っていた場合などは、あなた自身が損害賠償の対象となります。 会社はもちろん管理責任などが問われることになりますが、あなた自身が不法行為の主体となるため、会社より個人の責任が重くなるのです。 ここでは実際、あなたがどのようなオーバートークをしていたかわかりませんが、それにより訴訟が発生している以上、損害を受けた被害者が存在しています。 これについてどこまで損害が認められるか、そして責任は会社とあなた、どのように按分するかが次の段階となります。 こうしたことは専門家が入って協議しなければならないので、まずは弁護士に相談してみることをお勧めします。