【日本史】新選組が尊皇派を弾圧した今の天皇を潰そう

質問

【日本史】新選組が尊皇派を弾圧した今の天皇を潰そうとした日本の敵なのに崇拝されているのはなぜですか？天皇陛下を殺そうとしていた人たちですよね？

回答No.3

fujic-1990 · ベストアンサー

いえ、新撰組が弾圧したのは、尊皇派ではなく「尊皇派を騙って」切り取り強盗や押し借りをして、「京都の治安を乱している連中」を討っていたのです。

　「おいどんらは天朝様のために働いちょるもんやが、軍資金が不足しチョル。ちっくと貸してくれんもんかのう」「貸さんてか、さては佐幕派だな。なら、命はもらおうかいの」･･･ とか。デタラメで各地の方言がまざっていますが、まあそれでいいかと。

　薩長は尊皇でもなんでもなく、ただ幕府に対抗できる権威を欲していただけです。倒幕の口実にできるんなら、なんだって良かったのです。逆に自分たちに逆らうなら、天皇だろうが側近だろうが討って取る気構え十分でした。

　例えば長州兵は、平気で皇居に向けて発砲してました。天皇が視察に来て流れ弾に当たるかも知れない、そうなると困るなぁ、なんて考えは髪の毛の先ほども無いのでした。あれで尊皇などチャンチャラおかしいです。

　他方、京都守護職の松平容保（会津藩主）は、孝明天皇が厚い信頼を寄せておられ、「ぜひあの者に京都守護を」と乞われて京都守護職を勤めていたはずです。

　カネがかかって大変だから辞職して国へ戻ってくれと言う家臣の頼みを「陛下から是非にと言われて就いた職を途中で投げ出せん」と言って守護職であり続けた、というのが私の記憶です。

　どっちが尊皇だったのか明らかではないか、と思います。

　ちなみに明治天皇の父、孝明天皇は幕府を信頼し続けていました。薩長が立っても、錦の御旗は与えられなかったでしょう。

　なので（薩長派に）毒殺されたんじゃないか、という説もあります。広辞苑にも堂々と毒殺説があったと載っています。

　実にタイミング良く親幕府派の前帝がお隠れになったことは驚くべきことです。いや、驚く必要はないのかもしれません。もともと都合の悪い天皇は殺そうと考えていたのは、薩長、自称「尊皇」派だったからです。

　新撰組にはその気はなかったでしょうが、結果的に治安を維持し孝明天皇を守っていたのが新撰組なのです。

お礼

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回答No.4

oska2

＞新選組が尊皇派を弾圧した今の天皇を潰そうとした日本の敵なのに崇拝されているのはなぜですか？

そんな事実がないからです。
反日国家の正しい歴史には、質問者さまが考えている様な事を書いているかもしれませんが・・・。

回答No.2

eroero4649

＞天皇陛下を殺そうとしていた人たちですよね？

違いますよ。彼らは「天皇を警護しようとしていた」側です。より正確にいうと、彼らが守ろうとしたのは「徳川幕府」であり、スポンサーは会津藩でした。
現代で例えるなら、日本政府の傭兵みたいなものですね。親ロシア派チェチェン武装集団のカディロフが一番近い感じかな。今、ウクライナでブイブイいわしてますよね。

カディロフがロシアに代わってロシアにとって邪魔な存在を消す「汚れ仕事」をやっているように、徳川幕府に代わって幕府にとって邪魔な存在を消す汚れ仕事を引き受けたのが新撰組です。

幕末の「尊皇派」も、別に思想的に根拠があったわけじゃないんですよ。江戸時代のネトウヨの間で流行ってたから、なんとなく尊皇派をやっていただけです。
だから明治の元勲て元々はほとんど「尊皇攘夷」だったはずなんですよ。伊藤博文なんかその典型です。最初は「外国人は殺せ」とかいってたのに、その外国を知って「どうやら日本はとんでもなく遅れている」と気づいたら「尊皇攘夷とかいってる場合じゃない。開国だ。脱亜入欧だ」とアッサリ転向しちゃったのです。

それを「哲学がない」と思うか「頭が柔軟で適応力が高い」と思うかはお任せします。

なので元新撰組隊士の中には、明治政府の警官（実際は警察官というより民間軍事会社の隊員という感じです）になった人もいます。

回答No.1

gunsin

私の認識とは、違う様です。
薩摩・長州を中心として、西国の藩士達が、尊王攘夷を掲げ、
倒幕を目論んで、京都に集まっていました。
集まった藩士達は公家や幕府の要人を暗殺するなどをして、
テロの集団となってました。
この時期に、天皇と京都を守るべく、京都奉行職に就いたのが、
会津藩の松平容保です。
松平容保が腕に覚えの有る浪人達を募集で集め、作った集団が
新選組です、言わば、毒で毒を制する形ですね。
新選組は天皇陛下を守る側ですよ。
テロ化した藩士達が京都の街に火を放って、混乱・騒ぎを起こし、
それに、乗じて、天皇陛下を長州に連れて行こうと画策しました、
それを未然に防いだのが、池田屋事件です。

新選組が知名度が高いのは、司馬遼太郎さんが小説で書き、
その、小説を基に映画やテレドラマで幾たびも放映された
からです。
確かに、土方歳三と沖田総司には崇拝者がいますね。