公判の維持、とは？？

質問

捜査において、『防犯カメラの映像だけだと公判が維持できない』と言う言葉を聞いたことがあるのですが、この『公判の維持』って結局どう言う意味なのでしょうか？

また、いくらはっきり写っていても、防犯カメラの映像だけで犯人を特定すると言うのはほぼ不可能と聞いたことがあります。
やはり現行犯逮捕でない場合、ある程度身元を断言できる証拠や要素がないと、『カメラに映っている人と似ている』だけでは逮捕に踏み切るのは難しい、と言うことなのでしょうか？

よろしくお願いします。

回答No.2

shinotel · ベストアンサー

まぁ、ほぼ仰るようなことですね。
検察側は、出来るだけ逃げ場をなくしておきたい立場ですし、弁護士側は何とかして証拠を突き崩そうという、全くの立場の相違からこのような状況になります。
特に近年では、映像処理技術が激しく進化し、AV女優の顔が有名女優にすり替えられるような事件さえあるほどですから、こと映像証拠に関しては神経を使うと思いますね。

補足

なるほど。やはり、確定的な証拠がない限りは、現行犯でないと『疑わしきは罰せず』の法則が成り立ってしまうのですね…

確定的な証拠を集めるには、それなりに大掛かりな捜査が必要になってくると思うのですが、当然それらには優先順位がつけられるわけで、比較的軽い犯罪だとなかなか捜査ができず、結局捕まらずに犯行を繰り返す、というサイクルに陥る、と認識しているのですが、実際はどうなのでしょうか？

回答No.3

BUN910

他の回答者さんが書かれている通りですね。
裁判になった時、検察側(容疑者を告訴する側)が裁判中に検察側の証拠に対して被告側弁護士(容疑者を擁護する側)が何かとイチャモンをつけて証拠を不十分にしようとします。
言い訳されても逃げられないように証拠固めしなければなりません。
逃げられることを｢公判維持できない｣とよく言います。

お礼

ありがとうございます

回答No.1

ichirotttttt

公判の維持とは「裁判を続けられるか？」ということです。
それができなければ不起訴や控訴取下で被告人を釈放しないといけないといいことです。

お礼

ありがとうございます！