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ボルタ電池での電子の移動について

ボルタ電池は「亜鉛が電子を手放して銅板のほうに移動した後に水素イオンに電子を渡す」と思うのですが、なぜ、亜鉛が電子を手放したときに亜鉛板の周りにある水素イオンに直接渡さないのかわかりません。教えてください。

  • 化学
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  • sknbsknb2
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回答No.2

それは、金属中と溶液中の移動度が桁違いだからです。 移動度というのは、簡単に言うと「その媒体中の移動のしやすさ」ですが、金属中の電子の移動度は10~10の2乗程度、溶液中のイオンの移動度は10の-5乗程度です。 亜鉛板中に電子が取り残されれば、亜鉛板と銅板の間、亜鉛板と溶液中の水素イオンとの間の両者に電位差が生じます。このとき電子には (1)亜鉛板にとどまって水素イオンが近づいてくるのを待つ (2)銅板に移動する の2つの選択肢がありますが、銅板への移動時間は、水素イオンが近づいてくる時間に比べて圧倒的に短いと思われます(移動度の差から)。 したがって、たまたま亜鉛板近くにあった水素イオンと結合する電子を除くと、水素イオンが近づいてくる前に大半の電子が銅板まで移動し、そこで水素イオンと結合することになります。

azazasas
質問者

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  • FattyBear
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回答No.1

「亜鉛が電子を手放して銅板のほうに移動した後に水素イオンに電子を渡す」のではなくあなたのお考え通りに亜鉛板の周りの電界溶液中の陽イオンとくっつきます。下記に説明があります。 https://rikeilabo.com/volta-battery

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