体系物理(教学社)124番の(1)
体系物理(教学社)124番の(1)に関する質問です。(図を添付しました)
<問題>
図のように鉛直軸に対してθの傾きを持つ棒ABがある。
この棒が鉛直軸のまわりに、傾角一定のままで一定の角速度ωで回転している。
質量mの穴のあいた小球がABを通してあり、棒とともに回っている。
軸から小球までの距離をr、棒と小球との間の静止摩擦係数をμ 、重力加速度gとする。
1)ωを次第に増して行くと、小球が上方に滑り出す直前のω1を求めよ。
<質問>
小球が上方に滑り上がる理由を「遠心力(図のT')=非慣性系」で考えると、「遠心力のAB方向成分T'sinθが小球が上方に滑りあげる力」であることは分かります。
慣性系から見た場合、小球を上方に滑り上がらせる力は何になるでしょうか?