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医系技官(行政官)について

厚生労働省には、国家公務員試験で入ってくる人たちのほかに、医師免許を持ちつつ行政に関わる、医系技官(行政官)と呼ばれる人たちもいると知りました。 (1)これは本省のみの採用なのでしょうか。つまり、地方出先機関での採用はないのでしょうか。転勤などもあるのでしょうか。 (2)都道府県や市町村にはそういった医系技官を採用しているところはないのでしょうか。(大学等ではなく) (3)保健所で働く医師とはどう違うのでしょうか。 いろいろと書いてしまいましたが回答をお願いします。

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noname#8027
noname#8027
回答No.4

厚生労働省の医系技官は、本省の採用です。大学の公衆衛生学教室には、募集パンフレットなどが配布されます。もし、配布が無かった場合でも、本省に問い合わせれば、送ってもらえると思います。年齢制限は、30歳とか35歳くらいだったように、うろ覚えではありますが、記憶しております。 転勤は、必ずあると思っていいでしょう。というか、出向と考えるのでしょうか、県庁の健康政策課(のようなもので、名称は各県によって異なります)課長や、WHO(この辺りになると、本人の意志も確認されるようですが・・・)、などに元籍が厚生労働省の医系技官の人がいます。 都道府県や政令指定都市では、医系技官(いわゆる行政官としての)は、ほとんど保健所の医師と思っていいでしょう。こちらは、採用が県・政令指定都市となるので、県外などに出ることはありません。採用に関しては、各県独自に定めていますので、非常に医師不足の県では、甘い審査基準のようです。通常は、地元大学の公衆衛生学と強いコネクションをもっていますので、そちらからの推薦をとりつければ、かなり確実に入れます。この分野は人材不足ですので、突然、相談に行っても、むげに門前払いされることは無いと思います。 身分的には、国家公務員と地方公務員の違いだけのようですが、かなり両者の勤務はかけはなれています。厚生労働省の医系技官は、医療行政に関わる政策立案、国として推進する医療研究(多くの研究テーマが応募されたりしますが、世界情勢を見極めた場合、この研究を日本がやってないのは、まずいだろうとか・・・)などなど、かなり勉強する事も多く、残業もたくさん。かなりのエリート職です。一方、保健所に関しては、感染症が流行した場合の対策・予防接種や健康診断の実施・災害時の医療対策などが中心となりますが、医師としての実務として考えるともの足りません。その地域の保健衛生・健康状態を自分の力でもって、改善していくと考えると、決してやりがいのない仕事だとは思えませんが、決められたことだけやっていても、クビにはならず、仕事もあまり忙しくない、という感覚でとらえるらる事が多いと思います。リーダーシップを発揮できる人材がいないことと、国の力が強く、変わったことがあまりできない風習が問題であるとも言えます

noname#7584
質問者

お礼

御礼が遅れましたが、回答ありがとうございます。 都道府県や市町村の医系技官については情報があまりなかったので、とても参考になりました。私は、国の医療行政に深くかかわりたいと考えているので、厚生労働省を目指巣必要がありそうですね。

その他の回答 (3)

  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.3

実は旧国立病院(現在は独立行政法人)の医師も医系技官という肩書きになってました。私はこちらでした 行政官とちがってやってることは普通の医者です 1 行政官は本省採用で地方への転勤もあります 故宮本政於氏の著作に詳しい 病院の医師は昔は地域の医療局の人事というタテマエでしたが実態は地域の大学から派遣されている人もいました 2 自治体に行政官としての技官(という肩書き)は居ないとおもいます 年配の先生が顧問等として対応したり,厚生省から出向してるようです(この点自信なし) 3 保険所長は公衆衛生関連 医系技官は調査 政策立案 行政執行で医療全般が守備範囲 関税の検疫もやってるそうです 参考サイトの池田先生も医系技官(としてはちょっと変わった方かな)

参考URL:
http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/
noname#7584
質問者

お礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。 参考サイトを早速見てみました。参考になりました。ありがとうございます。

  • uzikem
  • ベストアンサー率59% (49/83)
回答No.2

厚生労働省の職員なら、国家公務員となりますので、公務員としての待遇を受けられます。しかし、公務員であるため、アルバイトなど制限を受けます。保健所は各県単位で運営されていますので県の公務員となります。 公務員の定年は一般的には60歳の職種が多いですが、病院長など特別職の定年は65歳となります。

noname#7584
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • uzikem
  • ベストアンサー率59% (49/83)
回答No.1

厚生労働省の職員は出世するに従い、その地位が上がります。これは普通の社会でも当然のことです。しかし、すべての職員が出世すると、そのポストの数が不足しますので、出世に漏れた職員は天下りします。 そこで、天下りする職員が少なくてすむ様、地方の病院(国立病院など)の医師を出向させる制度があります。これらの職員は、普通の診療行為をしませんので、医師としての技術を構築できず、一定期間を過ぎると、保険所や地方病院長などの新職場(ある意味で天下り)を見つけるのが普通です。 仕事の内容は事務的なものが多く、医師として技術を習得できないものばかりですので、大抵のひとは、嫌がりますので、病院医師と兼務することも多いと、聞いています。兼務した場合も多忙で嫌になることが多いので、時間の調整をうまくこなす人に向いている仕事だと思います。

noname#7584
質問者

お礼

ありがとうございます。 公務員の待遇を受けられると聞いていたので、60歳定年かなと思っていたのですが、その辺はどうなのでしょうか。また、仕事内容としてはどういった内容なのでしょうか。

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