- ベストアンサー
ブルボン家に「ルイ」が多い理由は襲名制?
昔聞いたことがあるんですけど、ブルボン家は代々「アンリ」や「ルイ」が多いのは、歌舞伎で言う「○代目市川団十郎」とかそういうことだと聞きました。ルイが本名としても通用するのかは否かはちょっとわからないけどわかる気がします。 本当のところどうなんでしょうか?やはり、王家のしかも国王に限ってでしょうか? やはり、国王じゃなくとも「ルイ」はいたんでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>ブルボン家に「ルイ」が多い理由は襲名制? 確かに、ブルボン家は「ルイさん」が多いですよね。 別名「ルイ王朝」と揶揄されます。 じゃ、何故「ルイ」が多いのか? 私が訊いた話ですが・・・。 フランク王家のメロヴィング朝の家祖であるクロ―ヴィス(Clovis)に由来する名前だという事です。 代々家長には、「クロ―ヴィス」と名乗っていた様ですよ。 これが、中世のラテン語読みでは「Cが取れて、Lovis」となり「LovisがLouis」になります。 つまり、「ルイ」の誕生。 そうです。ルイヴィトンのルイですね。 結果として、歴代国王は「ルイ」を名乗る事が多くなった様です。 歌舞伎の何代目と同じです。 ただ、フランス王家も無頓着で「ルイ以外の名前も可能」でした。 >国王じゃなくとも「ルイ」はいたんでしょうか? もちろん、居ました。 先に書いた通り、王家と言えども無頓着でしたから・・・。 そんなに「ルイ」には、こだわりがありません。 ルイ以外の名前の国王も多々いますよね。 日本だと、天皇と同じ名前を付けるのは見えない問題が多すぎますがね。 余談ですが・・・。 フランス王国の子孫は、今も系統が続いています。 オルレアン家とブルボン家。 オルレアン家当主の葬儀(2019年)には、世界各国の王族が参列しています。
その他の回答 (2)
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
>ルイが本名としても通用するのかは否かはちょっとわからないけど 一応、ブルボン家のルイ13世以降は、本名(全名)にルイが入っています。 >やはり、王家のしかも国王に限ってでしょうか? 国王と言うよりも、ブルボン家を継ぐと予想される国王の直系長男につける名前の様です。 (徳川将軍家の「竹千代」的な運用?) なので、ルイ14世の子供も孫も王位を継いでいませんが名前はルイです。 例 ルイ(フランス国王ルイ13世) ルイ=デュードネ(フランス国王ルイ14世、ルイ13世の子) ルイ(ルイ14世の子、ルイ14世より先に逝去) ルイ(ブルゴーニュ公、ルイ14世の孫、ルイ14世より先に逝去) ルイ(フランス国王15世、ルイ14世の曾孫) ルイ=フェルディナン(ルイ15世の子、ルイ15世より先に逝去) ルイ=オーギュスト(フランス国王16世、ルイ15世の孫) ルイ=シャルル(フランス国王17世、ルイ16世の子) なおイギリスの場合は、国王の名乗りは尊敬する先代以前の王と同じものを使用するので、歌舞伎の襲名に近いかもしれません。 例) イギリス国王ジョージ5世 イギリス国王エドワード8世(ジョージ5世の子) ←名前にジョージが入っているのにエドワードを選んだ…。
お礼
ありがとうございます。
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2352/4412)
ルイ (Louis) は英語名でも一般的な名前です。 Bourbon 王朝のルイの綴りは Louis ですが、他国では Lewis、Luis、Luiz、Ruess、Ruiz、Luís、Lluís 等となり、女性名ではルイーズですね。 Bourbon 王朝は Louis を名乗る王が多いことから「ルイ王朝」等とも呼ばれますが、別に王だけが Louis を名乗れるわけではなく、庶民にもルイやルイーズがいます。 Louis の名は AD778-840 に生存していた Frank 王にして Rome 皇帝でもあった Ludwig I (独語読みでルードヴィヒ 1 世) が仏語読みで Lous (ルイ敬虔王 (敬虔帝)」を名乗っていたので仏語圏では Louis の名前が流行ったのでしょうね。 日本でも歴史上等の有名人の名前を子供に付けるというのがありますよね。 同様に仏語圏では Louis が、独語圏では Ludwig が流行ったのでしょう。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。