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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:品種改良の元になる種はなんですか?)

品種改良の元になる種と権利について

このQ&Aのポイント
  • 品種改良の元になる種とは、既存の品種を改良する際に使用される種のことです。
  • 一般的には、品種改良の元になる種は、特許や権利の対象とはなりません。
  • しかし、特定の品種改良が特許などの権利の対象となる場合もあります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • saltmax
  • ベストアンサー率39% (2997/7599)
回答No.1

品種登録制度と育成者権 http://www.hinshu2.maff.go.jp/pvr/pamphlet/tekisei.pdf http://www.hinshu2.maff.go.jp/act/seido.html 品種登録ホームページ http://www.hinshu2.maff.go.jp/index.html 既存でないものという意味がわかりません。 品種登録されていない在来種ということでしょうか? 登録品種なら 調べて使用許諾を育成者に求めるということではないでしょうか。

inudaisukidesu
質問者

補足

品種改良するにはベースが必要ですが、そのベースの権利はどうなのでしょうかということですか?

その他の回答 (1)

回答No.2

権利の話があるからには「出来た品種が良い物なら登録申請するおつもりがある」としてお答えしますね。 確実にそうとは言い切れないものの、日本国内ではまだ権利の切れていない登録品種を交配親に使っての品種改良は、明らかに禁止されてなくてもタブー視はされている様です。おそらく守らなければ申請は通らないのではと思います(理由は下記に)。 かなり前に登録品種だったか申請中だったかの品種の(登録完了しているかまだ途中かの違いで、権利が守られる事自体は変りなし)実生から育てた増殖苗が販売されていて問題になったという話を知りました(申し訳ありませんが詳細は覚えていません・・・)登録品種から栄養増殖では無い「種子を採っての増殖」でも本来は良く無いので(日本の園芸品種は種子で育てる一年草が多いですが、近年多くなってきている一代交配品種あたりはメンデルの法則から普通の交配での種子生産は出来ないので、登録品種の正規生産販売以外はニセモノ扱いに。こういう事も関係しているのかと)。 品種改良親に登録品種を使うのでも、おそらくまずは権利者に許可をいただいてからでないと難しいと思います。 それと言うのも登録品種の申請内容はかなり細かい点まで指定された項目を記入しなければならず、その時に種子親と花粉親の品種名も書きます(登録時の条件に「既存の品種と酷似する物は受け付けられないというのがあり、両方の親株とどの程度似ているかを確認する為でしょう)、その時に種子親・花粉親がまだ権利の消失していない品種であったなら権利の為の機関ですから「その品種の権利者から既に許可を受けて使用しているのか」が問題になってくるからです。この時点で許可を貰っていなければ他はクリアできていても落とされてしまうかも。 登録済み品種ではない品種名の物を使っても近年の作出品種なら育種家に無断で使って作出してもしも品種が世に出てしまえば、登録申請していなくてもその特徴から何の品種が元になってるか見るだけで解る人には解るので、後々面倒な事になる事も考えられできれば使わない方が良いかと思います。特に外国で品種改良された物が日本で売られている場合、外国の登録機関に登録されていても日本での登録が済んでいないものも結構あり、それを知らずに使ってしまえば日本の法律には当てはまらなくても外国の登録機関登録済みであることを根拠に向こうの法律では違法とみなされ揉めればかなり面倒な事に成ってしまいます。 あと、気を付けなければならないのは市販時の品種名(又はブランド名)と登録時の品種名が違う物が結構多くある事です。品種名が品種登録の中に無いと思っても、作出した個人の育種家が名付けた品種名で登録されている事が結構あって特に有名種苗会社が個人育種家から増殖と販売を許可されている品種に良く見かけます。なので使いたい品種があれば、まずはインターネットでその品種の情報を出来るだけ多く集めた方が(できれば育種家の名前も)よく、有名種苗会社のホームページでの品種の説明だと登録品種であることが必ず書いてありますから(旧品種名の方はあったりなかったり)その時点で無断で使えないと解りますが、もし見つけられなかったり念のためにインターネットで閲覧できる品種登録ページの該当植物名の欄(例えばバラなら「ばら」で検索)で調べたり検索で育種家の個人名・申請年などをヒントに検索して調べてみて下さい。 園芸植物を改良して新しい品種を作り、それを登録申請する時に問題なく行えるのは、基本「登録期間が終了しているもの」と「かなりな昔から普及している古い品種」です。登録期間は権利が消えるまで長い年月ですが、育種家の都合から途中で登録放棄されている物もあります。そういう物でも育種家の名前が解っているなら連絡先を調べて「〇〇という品種を品種改良に使わせてほしい」と許可を受けておくのがマナーと思います。 既存のものをベースにしないといけないというのは品種改良をゼロから行う場合の事ですが、古い品種を何世代も繰り返し実生で増殖しているうちに遺伝情報にエラーが生じ出現したり、原因は分からず突然出現した特徴(枝変わりなど)を持つ個体などを基に改良した物でも認められれば登録品種できたりします。私の知ってるものだとフユサンゴの斑入り個体の‘スノーサンゴ’がそうです。種子から生えて来る芽は葉緑素が無く真っ白ですぐ枯れる為に実生での増殖や改良はほぼ出来ないので変異個体から栄養増殖するのでしょう。違法増殖・販売されない様に特に登録が必要なのでしょう。 登録が許されるのは「今までの既存品種に見られなかった優れた特徴を持つ物、または既に登録されている品種から同じ育種家の手によって、更にバージョンアップが行われた物」が登録を許されると言う感じです。 この条件は素人の趣味程度ではなかなか水準に達せず、私が知る限りでは素人が登録出来た物というのは突然変異由来で出来た個体由来の物が結構多いと感じます。 登録申請する時の金額が結構高額なのは既にご存知でしょうか。しかもほぼ同額を申請中何年もずっと払い続けなければなりません・・・。登録が認められるまで結構年数がかかる事も珍しくありません。それでもし申請が通らなくても今迄払ってきた合計金額の返金はありません・・・。 植物生産を本業としている人なら経費として払い続けられる金額でしょうが(その品種を大手種苗会社に扱わせる際や他の登録品種から得られる一年間の収入から比べればそれほどの痛手でもない)他の職種の方が副業や趣味の延長として将来登録品種にしたい植物を改良し続けても、効率よく優良個体を生み出すにはかなりの植物の遺伝についての知識と、最速でも10年くらいの年月、実生での育成をかなりの鉢数で行い、更に何世代も実生を繰り返し性質の固定化が完成してからも更に何年もかけ試験栽培しながらデータを取る必要がありますのでかなり広い土地と設備が必要で、将来物になるか成らないかわからないのにかなりの金額が消えていくことに・・・。特に複数の原種の交配が基に交配が繰り返され遺伝子情報がかなり複雑になってしまっている歴史が古い園芸植物の種類は交配すると先祖返り個体や奇形個体・花の模様が乱れ見苦しい物などの出現もある程度は出るので、何年も育ててきた物なのに花が咲いたら選別落ちで即廃棄など毎年結構な鉢数を廃棄する事もあり得ます。花の交配作業も開花直前の蕾に網を被せるなどかなり慎重に行う必要があり、対策を少しでも怠れば途中で他の花の花粉が運ばれてきて予想外の交雑が生じる危険性もあるので飛来昆虫を防ぐため、栽培は基本温室か防虫網を通気部分に使ったビニールハウス内管理が良いです。 我が家には外国で100年以上前に作出され性質が固定化済みの花色が黄色系の品種が花粉親で、他の品種(紫色がその植物の基本色なのに赤い花色。古い品種らしいですが名称不明)との自然交配から出来た、日本で作られた品種ではまだ存在しない花色の個体があって、何年もずっと花粉親が不明でどれなのかの確認と、綺麗な花色の固定化目的で四世代目まで種子を採っては蒔きたくさん育ててみましたが(花が咲いて色を確認してから次の世代の種子を採るので10年以上かかりました)幸い選別落ちの廃棄はなかったものの実生での花色の発色固定ができず(同一株でもその年の開花期間中の気候により発色がかなり違う)世代を繰り返すうちに違う花色個体のが5色も出現。そのうち1色が花粉親品種そっくりだったことから花粉親が判明。他の2色の花色も花粉親品種由来の、既に外国で作出され普及している品種の花色そっくりで外見だけでは見分けがつきません・・・。花色の固定化ができなければ日本でただ外国品種のニセモノを殖やしていく様なものと思って改良はやめてしまいました。今でも交配一代目は殖え続け綺麗に咲いてくれますが(ランナーでの栄養増殖)こぼれ種子で時々生えてくる既存品種そっくりな3色は花を見つけ次第全て抜いてしまいます・・・。 同じ植物でも違う組み合わせの自然交配で生えてきたもの、当地の野生種でたまたま近縁種にあたる種類と異種交配して生えてきた個体由来の物など、今迄複数個体が我が家の庭から出現していますが(ど田舎で受粉してくれる虫が多いからでしょう)特徴を見極め予想して組み合わせる計画交配では無いので、芽生えても気候が合わず途中で弱って絶えたり殖えるのが他と比べ驚くほど遅い個体、特に花色が悪い物の出現率が高く、赤色のが種子親の場合はあずき色系の渋い花色個体が多い中、上記の綺麗な花の個体だけが思いもせずかなり離れた場所から虫が花粉が運んできて、この場合は予期しない交配でも良い方に作用し相性が良い品種同士が運よく交配出来たのだと言えるのでしょう。種子親の隣に生えていたので芽生えて花が咲くまでの3年間生えている事さえも気が付かなかった個体です。性質が一定できないので他所に広める事は出来ないけれどよくぞ生え咲いてくれたものだと思っています。

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