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AGA治療
AGA治療につきまして。 20代の男です。 現在、M字ハゲと額の生え際の後退に悩んでいます。 いろいろクリニックを調べてみると、ミノキシジルを取り扱っている病院が少なく、プロペシアやザガーロの処方、リアップの販売をしているところが多いです。ですが、ネットで調べてみるとミノキシジルが発毛に効果があり、プロペシアなどは脱毛などの抑制と書いてあります。こういったクリニックに通ったとして、ミノキシジルの飲み薬を利用しなくても生え際の薄毛改善はできるのでしょうか?
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- Gakushaneko32
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私は医師ではありませんので、参考程度にお読み下さい。ちなみに、理容師です。 ミノキシジルタブレットの服用を匂わせていますが、将来、高血圧症に苦しんでも構わないと言うのであれば、どうぞ、ご自由に! 私は絶対にミノキシジルの服用はオススメしませんけどね! ついでに言えば、医師であれば、発毛の為にミノキシジルタブレットの処方は絶対にしませんよ。 面白いデータがあります。 治験における リアップの発毛率 52~54% プロペシアの発毛率 54~56% 発売後の リアップの発毛率 1~2% プロペシアの発毛率 2~3% いずれも新聞やホームページなどで公表されたデータです。(勘違いされているかもしれませんので、一応書き加えますと、リアップの有効成分はミノキシジルです) さて、あなたは、このデータをどう思いますか? あっ、治験データには、誤魔化しなど一切ありません。 えっと、これ、私が書いて良いのかな? プロペシアは、前立腺肥大症治療薬です。 ミノキシジルは、高血圧症の治療薬です。 発毛は、どちらも副作用なんですよ。 プロペシア系統の薬をここでは仮に「フィナステリド製剤」と呼ぶ事にします。リアップやロゲインなどは「ミノキシジル製剤」と呼ぶ事にします。 フィナステリド製剤の働きは、男性ホルモンの代表格「テストステロン」に働いて、前立腺肥大や脱毛を促す「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変えてしまう「5α還元酵素II型」の働きを抑制して、たいへん抜けやすい生えはじめの髪の毛(産毛など)が抜けない様にする事で、一般的に私達が「髪の毛である」と認識出来る状態まで育てさせて、「発毛した」と謳っています。 ちなみに、前髪が交代するタイプのAGA(男性型脱毛症)に有効だとされています。 ミノキシジル製剤は、血行を改良する事で髪の毛を作っている毛乳頭細胞(毛母細胞)に不足している「体内に吸収されている栄養」と「細胞分裂を促すホルモン」が十分届く様にして、たいへん抜けやすい生えはじめの髪の毛が抜けない様にする事で、一般的に私達が「髪の毛である」と認識出来る状態まで育てさせて、「発毛した」と謳っています。 ちなみに、こちらはつむじ付近から拡がっていくタイプのAGAに有効だとされています。 つまり、どちらも脱毛を抑制して、新しい髪の毛を発毛させているのです。 えっとねぇ、これ、私が言っているのではなく、プロペシアの販売メーカー、リアップの販売メーカー、それぞれが新聞やホームページなどで言っている事です。ついでに書くと、フィナステリドの開発メーカー、ミノキシジルの開発メーカー、それぞれも同じ事を言っているそうです。 そうだ!もう一つ、面白いデータを紹介しますね。 治験における リアップの偽薬(プラシーボ薬)の発毛率 5~6% プロペシアの偽薬(プラシーボ薬)の発毛率 5~6% ……あれぇ……、発売後の発毛率より多いぞ? これもちゃんと公表されたデータですよ。 あなたは、これらのデータを見て、どのように感じますか? 通院する事で定期的にプロペシアを処方してもらい、それを服用すれば薄毛の改善が可能かと言う質問の回答は、まぁ、データが物語っているとおり、「プロペシアを服用しているから安心」と言うのであれば、発売後の発毛率データになってしまうでしょう。 そうでは無く、治験と同じ環境、または、可能な限り少しでもそれに近づけた環境が整えられれば、発毛確率は高まるはずです。 それぞれの治験がどの様に行われたかは、私も知りません。 元々開発していた薬の狙っていた効果と、偽薬を含むそれぞれの発毛率の違いから想像すると、多分ですが、治験者は、入院していたのではないかと思われます。 そこで、入院した時の生活を紹介しておきますね。 まず、毎日、同じ時刻に起床します。 そして、毎日、同じ時刻に「消灯」します。病気入院で無い限り、静かにしている事が条件ですが,少しくらいなら起きていても構いません。でもまぁ、たいていは、だいたい同じ時刻に就寝する事になりますけどね。 これ、ご自宅でやる時は、仕事や学校に行く日と同じ時刻に起床するようにして下さい。 なぜ、こうするのかと言う理由は、起床は生活リズムを整える為であり、消灯(就寝)は、病気や怪我で駄目になった細胞の代わりを一所懸命(「一生懸命」と同じ意味ですが、なんとなく、こっちがあっていると思う)細胞分裂によって入れ替える為に、細胞分裂を促すホルモンが十分に分泌される様にする為だと思われます。 食事は1日3食、それぞれだいたい同じ時刻に配膳されます。入院中の最大の楽しみの一つが食事ですから、大半の方が配膳されるとすぐ食べ始めます。 食べ始める時刻をだいたい同じにする理由ですが、胃腸の運動量改善と、唾液や胃液などの消化酵素分泌量増大の為だと思われます。 そして、徹底的な違いは、食事は「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」が提供される事です。体内に吸収されている栄養は、生命維持活動に重要な場所から分配されていき、髪の毛などの様に生命維持にはあまり関わりがない場所には、その他に分配されたあとに残っている栄養が届く様になっています。その為、何日も何日も同じ栄養が不足していますと、髪の毛にまわる栄養が不足してしまう為、毛髪サイクルが早まったり、抜けやすい生えはじめの髪の毛が簡単に抜けてしまう様になってしまうでしょう。 「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」は、栄養士さんでも家族の好みや食べてはいけないものなどの為に、「もう、大変なのよ」なんだそうです。私達素人ならなおさらでしょう。 ですから、最終目標「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」として、その前段階に「1週間でより完璧な栄養バランスとなる食事」になる様にして、最初は「昨日はお肉をよく食べたから、今日は野菜多めだな」とか「たまにはお魚。ついでに海藻も食べよう」とか「ここ1週間ほど野菜をたっぷり食べたから、今日の夕食は『お肉祭』だぁ!」など、こんな感じで少しづつ、栄養バランスに気を使うようにしてみて下さいね。 あとね、栄養士や看護師、医師からの指導はありませんから、大半の入院患者は気に留めていませんが、可能であれば、「1口あたり30回以上噛む」様にして下さい。 これは、飲み込んだ食品の塊が大きいと、胃における消化に時間がかかり、胃にかかる負担が大きくなってしまうからです。そりゃぁ、ごくたまにそういう事がある程度なら髪の毛にも影響は少ないでしょうが、食事のたびにそれが繰り返されてしまうと、胃炎などを患ってしまう可能性が高まり、万が一、患えば胃の修復の為に髪の毛に届くはずだった栄養が胃にまわされてしまいますと、場合によっては、髪の毛が細くなったり、生え始めた髪の毛が簡単に抜けてしまう様になるかもしれません。まぁ、確実に抜けてしまうと言うわけではないと思いたいですが、どうなるかは神のみぞ知る……ですね。 なお、無理なら構いませんが、可能でしたら「1口あたり50回以上噛む」様にしてみて下さい。 そうそう、1口30回噛みますと、食事時間が30分くらいかかると思われます。 と、ここまで書いてきて、すっごく気になったのですが、まだ20歳代と言う事ですが、もし万が一、その比較対象が子供(小学生から中学生にかけて)だったら、子供の額から大人の額になっただけで、ハゲでも薄毛でも無い可能性があります。 大人になると、M字がはっきり綺麗になるし、生え際も少し後退しますよ。