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有機米について

有機農法とかよく聞きます。 有機栽培して育てた米は、通常通り育てた米より収穫量が落ちると思うのですが、どれくらいの割合になるものなのでしょうか? また、その米の栄養成分・食味等に変化はあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • kinnzo
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回答No.6

今の日本の法律では、有機認証を受けなければ「有機栽培」と表示することはできません。認証は、無化学肥料、無農薬を何年間行うとか、慣行栽培から何メートル離れていなければいけないとかいろいろあるようです。  無化学肥料、無農薬栽培という意味であれば、前の回答のように、やり方、条件によって、増収することもあります。減収することが多いのも確かです。私の経験では、鴨農法で、10アール当たり600kg収穫したこともあります。当地での平均が500~540です。病気にかかりにくくすることが肝心です。  食味は一概に言えません。品種、産地、土壌、肥料、施肥時期、日照、気温などによって左右されます。  農薬を適度にかけて、病気を予防し、タンパクが上がらない程度に少し肥料をまいて、張りのある米をつくったほうが美味しいかもしれません。

その他の回答 (5)

noname#7427
noname#7427
回答No.5

やり方次第。半分にも、倍にもなります。収量は養分循環量で決まり、無施肥でも養分循環のやり方さえ分かれば、慣行農法より増収も可能です。 栄養成分・食味もピンからキリまで一概に言えません。食味や養分は土壌の清浄度で決まります。これは、米に限らず全ての作物に付いて言えます。 土壌中の無機体窒素を如何に、有機(生物)化し、土壌中の有機物の腐敗を防ぐかで食味は決まります。理由は窒素を過剰に吸わない。腐敗物質を吸わない。ということです。

  • QT-money
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回答No.4

回答ではないのですが、大事なことなので書きます。 有機栽培や有機農産物という言葉は広く知られていますが、無農薬で無化学肥料の栽培というくらいで漠然と認知されているように思います。 しかし法律(JAS法)により、有機JAS認証を取得し有機JASマークを付けた農産物でなければ「有機」等の表示をしてはいけないことが定められています。 しかも、生産者にとって有機JAS認証の取得は非常に大変なので有機農産物の流通量はごく少なく、消費者はそう簡単に本物の「有機」にお目にかかれません。 もし購入する機会がありましたら、有機JASマークをぜひご確認ください。

参考URL:
http://www.jasnet.or.jp/rule/yuuki/yuuki-index.html
  • myahmyah
  • ベストアンサー率22% (4/18)
回答No.3

何割減収するかは、一概には言えないでしょう。 有機栽培をするということは、除草剤が使えない、殺虫剤が使えない、化学肥料が使えないということになります。 そうすると、一般栽培よりも雑草の除去に手間がかかるし、虫や病気が発生しにくいように密植は避けるし、肥料の効きかたも天候に左右されますね。 しかし、十分に手をかけることが出来れば、雑草は除去でき、虫も発生しない、天候は時の運ですが、これらの条件が揃えば、一般と変わらない収量を得ることが出来るのではないでしょうか。 しかし、やっぱり一般的に収量が減ってしまうのは、雑草の除去に手が回らなかったり、発生してしまった虫にやられてしまったり、肥料が理想と違う効きかたをしてしまったり、ということが原因でしょう。 だから、何割減収かは一概には言えないでしょうね。0%~70%の減収といったところでしょうか? 栄養成分、食味については難しいですけど、タンパク含量が増えると食味は落ちると一般にいわれていますね。 登熟期間の後期にまで肥料分が残ると、タンパク含量が増加することは一般に知られています。 有機肥料栽培だと肥料の効き具合の調整が難しいので、後期にまで肥料が残ってしまう可能性が出てきますね。 そうするとタンパク含量があがり、食味値は下がるかもしれません。 しかし、必ずしも食味が落ちるわけではないと思います。 有機栽培をする農家は、熱心な人が多いので、そのへんはしっかり研究をして適正な施肥をしているのではないでしょうか。 そういう観点からすると、有機栽培米はおいしく食べられるお米といえると思います。 科学的な話とはかけ離れてしまってすみません。 有機栽培の農産物はそうした農家の努力の結晶という、ありがたみも一緒に頂くからまた格別なのでしょうね。

noname#14189
noname#14189
回答No.2

大学で研究を行って、有機肥料について論文をまとめた者です。 収量の件ですが、これは一概には言えないです。化学肥料と同程度の収量を上げられることも報告されています。 できた米の栄養成分についても、大変ばらつきが大きいようで、一概には言えません。ただ、タンパク質含量が高くなると食味が落ちます。これは、お酒でもっともランクの高い大吟醸の精米歩合が50%以下なのを見れば明らかなように、タンパク質が多く含まれると雑味分が増加します。 亜鉛をはじめとする無機質が増加するかどうかについては、使用した有機肥料の種類で大きく異なります。亜鉛は豚糞や鶏糞などに多く含まれていますので、これらを用いた場合、米に亜鉛分が多く含まれることは容易に推測されます。

参考URL:
http://info.pref.fukui.jp/nougyou/archives/fukyuH1-H10/05.html
回答No.1

有機栽培農家ではないのであくまでも参考程度に。 産地や品種、年にもよりますが慣行栽培米の一般的収量は反当たり500kg強。これに対して有機栽培米は30~40%収量が落ち込むそうです。 栄養成分に関してはタンパク質含量、Mg/K比が向上することにより食味が向上し、亜鉛などのミネラルも含量が高くなるようです。

参考URL:
http://inasaku.cool.ne.jp/npo/kenkyuseika.htm

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