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羽田空港・新ルートの「超遠回り」は必要でしょうか?
- 羽田空港の新ルートのうち、「南風時:C滑走路到着(好天時)」の飛行経路を調査しました。
- この新ルートでは、関西方面から羽田空港に飛行してくる飛行機が、遠回りするような飛行経路を取っています。
- この「超遠回り」の必要性や安全性、環境への影響について詳しく知りたいと思っています。
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質問者が選んだベストアンサー
a) このルートは決して「超遠回り」ではありません。大空港の進入経路としては標準的でしょう。飛ぶ方としてはむしろ少し窮屈で忙しそうに見えますから、広げてほしいくらいです。羽田はだいたいいつも混んでいて、このルートに来る前に迂回させられたり、速度制限をうけたり、時々はどこかでホールディングさせられることもあり、そうなると時間も燃料も大変な無駄になってしまいます。南から来る飛行機は南から最終進入経路に会合する方が楽でしょうが、騒音区域もひろくなりますし、出発機との間隔や横田との関係も調整する必要があるのかもしれません。いづれにしても、この経路が必要以上に遠回りであるということはないと思います。 b) 安全や環境上の問題は大きいと思います。着陸する飛行機が真上を飛ぶと非常にうるさいです。それに飛んでいるものはいつか必ず落ちます。飛行機の部品や氷などが落下することはどんなに注意していても避けられません。個人的には、流行りのドローンと飛行機が衝突して大事故になるのではないかと危惧しています。 c) 飛行機がすいていれば、できます。かつてヴィジュアルアプローチでR16Lに降りたことがあります。この時必要な空港からの距離は北側に3マイル(約6キロ)程度です。管制官のサービス精神によりますが、コロナですいている今なら許可してくれるのではないでしょうか。
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- ubku
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超が付くほどの遠回りかどうかはともかく、新ルートが設定された目的は、「発着回数を増やすこと」にあります。こうしないと増やせません。飛行時間や飛行距離は二の次なのです。どうかご理解ください。
お礼
ubku様 ご回答、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 新ルート設定の目的は概ね知っています。 発着回数を増やすために飛行時間や飛行距離は二の次のとのことのですが、それだけであれば乗員や乗客の問題だけですから、いいとは思います。 しかし、二の次である飛行時間や飛行距離を増大したことにより、轟音被害や、飛行機の墜落、部品や氷等の落下のリスクが従来より著しく大きくなっています。 このことについて、ルート下の住民や勤務者等のほとんどは理解できず受け入れないと思います。
補足
最近、国交省では現在の新ルートにおける新宿南側付近から羽田空港までの直線ルートについて曲線を交えた複数のルートに分散することを検討しているとの情報もあるようです(情報の確度は不明)。 もし、曲線を交えることが可能なら、わざわざ川口付近まで遠回りせずに東京湾周辺のごく狭い範囲で旋回しながら着陸するルートが考えられるのではないかと思います。
- f272
- ベストアンサー率46% (8529/18254)
a) 羽田の離着陸回数を増やしながら,安全を考慮すれば必要です。 b) 航空機の安全を考えれば最低限の半径での旋回です。 c) これ以上の小回りは無理です。 羽田の西側の空域を利用できれば全く異なるのですけどね。
お礼
f272 様 ご回答、ありがとうございます。 国土交通省の説明に近いご回答と思いますが、参考にさせていただきます。
- roadhead
- ベストアンサー率22% (852/3790)
ジェット機の水準からすれば遠回りと言うより安全な航路と言う感覚ですね。
お礼
roadhead 様 早々にご回答いただき、ありがとうございます。 ジェット機の感覚からすると、安全とのことですが、 地上の生活者の感覚と違うことがわかりました。
お礼
rmpk4197様 大変詳しいご回答を頂き、ありがとうございます。 大変参考になります。 なお、言われているように、飛んでいる物はいつか必ず落下し、また飛行機の部品や氷などの落下や騒音発生のリスクがあります。 新ルートは従来ルートに比べて住宅地や繁華街の上空を飛行する距離、時間が多くなったために、これらリスクが増大していると考えられます。 飛行機の墜落や部品等落下の発生確率は高くはないでしょうが、飛行機の騒音被害も考慮すると、新ルート下で生活、活動している人々の多くは新ルートの早期変更を強く要望していると思います。