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鍛造ナイフの真価。

  • 質問No.9752242
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お礼率 54% (41/75)

私は現在、ABS(アメリカン・ブレードスミス・ソサエティー)のメンバーであるブレードスミス(打ち刃物職人)にナイフを注文しています。そこで質問ですが、削り出し(ストック&リムーバル)で作られたナイフと、鍛造で作られたナイフでは、性能面でどのような違いがありますか?

回答 (全2件)

  • 回答No.2

ベストアンサー率 40% (380/949)

今では、削り出しや打ち抜きの母材も精度上がりましたので、鍛錬しないと巣が一杯で折れやすいとかは安いもの買わない限り(安いものでもなかなかお目にかからなくはなりましたが)ないでしょうね。母材を作るときの熱の具合で母材に癖ができて歪みが出るって話も、後処理でなんとでもなる時代になっているので、ちゃんとした刃物のメーカーであればそこまで気になる事でもなくなりましたね。

鍛接のいいところっていうのは、個人的に割込みできるところにあると思いますね。あれって、サンドイッチみたいに峰まで割込み入れてたら意味ない(もちろん峰まである三枚合わせってなのもあります。大量生産品の利器材がそうですね)ので、白紙や青紙の切れ味とか研ぎやすさとか、もろくて錆びやすくて扱いづらいが好きな人は、割り込みでそっちを選ぶ事が多いかも知れませんね。ただし、砥に制限かかるので、一生使い続けて研ぎ続けるってのと欠けるなどして大幅に研ぎ直すってのが難しいっていうデメリットがありますね。挟んである鋼がいつかはなくなるのもありますし、挟んである鋼は刃先しか見せないようにしないとやっぱりサビとか強度とかの面でよろしくありません。

しかし、今は日本でいうとV10とかステンレス系の素材がすごくレベル上がっているので、割り込みじゃないとってなのは一昔前にはなったものです。メリットしては、刃の形状の種類ってのが削り出しや打ち出しだと鍛接よりも簡単に自由に作ることができます。そういうデザイン性についてもメリットがある製造法ではありますね。もちろん、鍛接でも自由造形できるわけですが、すごく個人の力量が問われるので、職人によって精度にばらつきがあるっていう側面がありますし、その域に達するまである程度時間がかかるというデメリットがあります。

趣味の刃物はロマンってなの趣もある品なので、職人が丁寧にしっかりと作り込んで歴史を感じるイメージのある(実際そうなのですけれどもね)鍛接が未だに根強い人気だったりはしますが、型抜き大量生産の刃物でも各社の工夫ですごくレベルの高い物ができあがっているので、ちゃんとしたメーカー同士を比べるのであれば遜色ないと思っていいと個人的には思っていますね。

先に上げた利器材に関しても出始めたときは酷いもので、ちゃんと打たないと性質の異なる金属はひっつかねぇよってな意見が多かったものですが、今ではすごくレベルの上がった製法となっているので、職人が手作業で割り込んだものと大量生産の利器材と比べるとどうよ?ってな話も、とびきり安いものを買わない限りそこまでの差はなくなっていると思っています。刃物を、工芸品や芸術品としてみるのか、実用品や使い捨てとしてみるのかで買い分ければいいと思いますね。
  • 回答No.1

ベストアンサー率 52% (514/982)

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 この辺りは語るとあまりにも奥が深いので、製法差だけでザックリ言うと「欠けやすい」「折れやすい」がありえますね。
 刃物に必要な物理的性質は、硬さと靭性と言われます。硬さは簡単にイメージできると思いますが、靭性とは割れにくさ・欠けにくさだと思ってください。
 ダイヤやガラスは硬いですが、砕けやすいですよね? でも鉄はあんな風にバラバラ・粉々にはなりません。この性質の事を靭性があると表現します。
 そして削り出しは鍛造にくらべるとこの靭性を高めにくいため、比較すると脆い刃になるでしょう。

 もちろん、削り出しナイフは不良品だ、という意味ではありません。また、実用上に問題があるかも別の話です。純粋に製法の差としてはそうなる、という意味になります。
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