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最初のDNAが誕生する前、自然淘汰はありましたか?

完全な蛋白質情報を管理できる成熟DNAとでも いうべきものが最初に地球上に誕生するまえに、 DNA前駆体なるものがあったと想定して、 そのDNA同士が自然淘汰で、 つまり、生存競争にさらされていたということは 考えられますか? つまり、DNAが誕生したころの原始太古の海で、 「生存競争」なんて果たしてあったのかどうか? あったとすると、今のDNAって、自然淘汰で完成したんですか?? それが知りたいんですが・・・ よろしくアドバイス願います。

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  • aconite
  • ベストアンサー率25% (7/28)
回答No.2

あくまで、可能性のお話をしますね? かる~く読み流して下さい(苦笑) ryuryuさんの仰る通り、ある意味DNAはRNAとの競争により生き残った…と言うより、より大きな範囲で成功者となったものと思われます。 実際RNAを遺伝情報蓄積体として生きる生物は、一時期地球の支配者(?)的存在になるほど、繁栄していたし、現在も生き続けています。 しかしながらRNAは遺伝子としては不安定であり、変化し易いため、より安定性の高いDNA生物に取って代わられて行く事になりました。 これを持ってDNAは生存競争に勝ったとは言い切れませんが。 RNAとDNAの競争は確かにありましたが、では現在確認されているDNAとは違った起源を持つDNAが存在し、それと現存DNAは競争したのか? これは難しいですね… そもそも現存DNAは現存RNAを鋳型として進化した訳ですから、この競争があったとすると、既存RNAとは異なった塩基を持ったRNAがあった事を証明せねばなりません。 ご存じの通り、蛋白質を構成するアミノ酸は、たった20種類しかありません。 このアミノ酸配列の決定を行う既存DNAの塩基は4つ。 RNAについても(一つだけ異なりますが)4つです。 同じ蛋白型生物を構成する為には、これら既存の塩基とは異なった方法、或いは異なった塩基で、上記の20種のアミノ酸を決定しなくてはなりません。 理論的には(たぶん)可能なのでしょうが…どうなんでしょう? …取り敢えず私はその方法を知りません…ので解らないとしか言えません(汗) また全く別の手段も考えられます。 体構成を蛋白質とは異なる物質で行う場合です。 仮にこの“非蛋白質生物”が存在すれば、その遺伝決定に既存のRNA・DNAが使用されていると考える方が困難になるため、全く異なった遺伝子を持っている可能性はあります。 尤もそれを確認する事は出来ませんが…判っている限り、そう言った生物がいませんから… お話がSFっぽくなってしまったので、この辺りにさせていただきます。 自分でも何が言いたいのか解らなくなってきたし… 長々と訳の分からないお話を…すみませんでした(大汗)

welovekobe
質問者

お礼

どうも有難うございました。 仰りたい内容は、なんとなく私にも 伝わってまいりました。 DNAって考えれば考えるほど不思議な存在ですよね それではどうもです。 感謝

その他の回答 (1)

  • ryuryu
  • ベストアンサー率31% (9/29)
回答No.1

生命誕生以前の状態については諸説あると思いますが >DNA前駆体=RNAが情報と機能をもつ分子として存在していた時期があって そこから「機能」は複雑な立体構造をとれるたんぱく質に 「情報」は情報が保存されやすいDNAに と主体が移ってきて、今の形になった、といわれています。 RNAからDNAへと情報担体が移る時に 一本鎖が基本のRNAよりも二本鎖で相補性のあるDNAのほうが情報担体として優れていたので、取って代わられた・・・という意味で >今のDNAって、自然淘汰で完成した といってよいのではないでしょうか?

welovekobe
質問者

補足

どうも有難うございました。1本から2本の方が、 より適応していた・・・ といえばそうなるんでしょうけど。 自然淘汰で完成したか?という質問の意味には、 実は、その「絶対前提条件」である、種内競争としての 「生存競争」(環境の収容力をオーバーするほどの 繁殖力・量)というものが、RNA同士であったのか? どうか?ということが疑問なんです・・・ 太古の海で、果たして種内生存競争があったのかどうか・・・? これがどうもよく分からないんですが・・・

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