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多肉植物のグリーンネックレスは猫にとって有害なの?
- 多肉植物のグリーンネックレスが猫にとって有害なのか気になっています。ネットで調べてもはっきりとした情報が得られず、栽培をためらっています。
- 猫と一緒に暮らしているため、多肉植物のグリーンネックレスが猫にどのような影響を与えるのか心配です。知識のある方からの教えをお待ちしています。
- 多肉植物を栽培してみたいと思っているのですが、猫にとってグリーンネックレスは害がありますか?安全な環境で暮らせるように情報を教えてください。
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- cactus48
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グリーンネックレスはキク科のセネキオに属する多肉植物で、和名を 緑の鈴と言います。一部の多肉植物には毒を含んでいる種類がありま すが、グリーンネックレスに関しては毒はありません。 猫が植物(雑草)を食べるのは、それは体内に入り込んだ毛玉を吐き 出すためです。猫って毛を舐めて綺麗にしていますよね。猫は水が大 嫌いですから、綺麗にするには自分の舌で舐めるしかありません。 その時にどうしても毛を飲み込んでしまうんです。毛は消化されませ んし糞と一緒に出す事は出来ません。毛玉が体内に留まると内蔵疾患 を起こしますので、猫は何とかして外に出そうとします。 一番簡単な方法は吐き出す事ですが、簡単には吐き出せません。 猫は吐き出す方法を知っていて、胸焼けを起こせば吐き出せる事を知 っています。だから雑草を食べるんです。雑草なら何でも良いと言う 訳ではなく、胸焼けが起こせる雑草は知っています。 ホームセンターに猫が喜ぶ草が売られていますが、これは好物な草で はなく、胸焼けが起こせる草なんです。 くだらない事を書いて申し訳ありませんが、結論を書かせて頂きます と、グリーンネックレスでは胸焼けを起こさせる事は出来ません。 よってグリーンネックレスを栽培しても猫は食べませんから安心して 栽培をして下さい。 ちなみに寒さには強い植物ですから、冬場に3℃以上あれば越冬させ れますので、暖房をガンガンと効いた部屋に入れる必要はありません。 自分はサボテンと多肉植物を長年栽培していて、自称サボテンと多肉 植物馬鹿と言ってます。 初めての栽培で方法をアドバイスして欲しいなら、分かる範囲で答え ます。締め切らずに補足質問をして下さい。
- bannzaiusagi
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グリーンネックレスは毒性が有ります。猫の居る部屋に置きたいなら諦めるしかありません・・・。 グリーンネックレスという呼び名は最近広まったもので、日本ではかなり昔から普及していて和名が「緑の鈴」と言います。「ミドリノスズ」とネット検索すればこの植物について結構いろいろな情報が得られます。個人的には家の室内環境によっては気難しく感じるので多肉植物初心者には難易度が少し高めかも・・・。 植物分類ではキク科の中のセネシオ(日本ではキオン属とも呼ぶ)と言う属に含まれていて多肉植物の中に見た目が全く違うものの同じ属に含まれるものは結構多くあり、多肉植物の中での総称もセネシオ類です。長く伸び枝垂れる物の多くはこの類ですがエメラルドネックレスなど似ていても全く違う種類もあります。 ネット上ではセネシオの属名で調べてもヒットするほとんどが多肉植物ですが、キオン属の方で調べてみると日本の野に咲く花もいくつか含まれるほど世界中に分類上仲間に当たる多くの種類が存在します。 このセネシオ属に含まれる別の種類の花に毒性があると昔聞いた事があったので多肉植物の方も確かめてみたところ、肝機能に障害を起こす毒性を持つそうです。 この属に含まれる植物が一般的な薬草に使われるとか山菜として食べられると言うのを私は聞いた事が無いので、同じ属の他の種類も生き物がある程度の量食べてしまえば体調を壊しかねない作用があるのではと思います。 ちなみに毒性が存在していても成分が薄くて一度に食べる量くらいならすぐには不調に陥らない物や(ワラビなど)、成分が薄いなら逆に薬効として望めるという野草や山菜も実際結構多いのですが(漢方薬も一度に成分を多く取り過ぎれば毒にもなりえます)一度に多く摂りすぎたり扱い方を間違ったり(薬草や漢方薬の原料であっても乾燥が不十分だと強い毒性を持ってしまう物があります)口にする人の持病によっては毒物にも成り得ます。 注意すべきことは、多肉植物には自生地などでは昔から民間療法の薬として使われている物も結構多いという事、サボテンも含めれば血糖値を下げたり食欲を無くす作用がある物も含め民間療法薬としても入手可能な物がいくつかあり、また日本へは昔から入ってきていた「朧月」が食用目的で改良されてエグミが無くなった「グラパラリーフ」と言う多肉の葉は新野菜としてスーパーでも売られていますが生で1日10枚までしか食べられず、それ以上食べ過ぎれば人によっては低血糖症状を起こす事があります。多肉植物で出来た乾燥物の民間薬には外国から日本へ輸入された製品の摂取量を調べずに飲んで健康被害が出て問題になった物もいくつかあります。 元々植物には何らかの毒性を持つ物が結構多く毒成分の強弱の差はあるものの身近な誰でも知っている様なチューリップやツツジの一部の種類など毒成分を持つ物は珍しくありません。おそらく何らかの毒を持つ植物を徹底的に避けようとするなら逆に哺乳類へ作用する毒性が無い植物を探す方が大変で、もしそうなるとその中で見た目や香りを好んで選ぶ事も結構難しいと思います・・・。なので中には「この植物には毒があるので気を付けよう」と承知のうえで身近に置いて楽しんでいる人も結構多く、最近結構人気のあるクリスマスローズでさえ本当は毒性を持ちますが口にすることは稀なので、この植物の紹介でもわざわざ毒性があるとは書かれません。良くニラと間違え葉を食べてしまっての中毒事故のあるスイセンも毒性は結構強くて時々死者が出てしまいます・・・。 人間は気を付ければ近くに毒がある植物があっても害は避けられる(防げる)と判断し好みの鉢花や切り花を室内に置いて楽しんでいますが、小さな子供やペットではそういうわけにいかず、不注意からのペットやお子さんの中毒事例が時々起きてしまっています・・・。 生き物には毒を見分けられる種類も結構居て昆虫などは本能に元々組み込まれているのも居る様ですが、哺乳類の場合は経験と進化の仕方次第の様でコアラが食べているユーカリの葉には毒がありますが、元々生息地には安全に食べられる植物が乏しく沢山生えているユーカリが食べられる様に身体が進化してきたのだそうです。また草食動物の多くは経験から毒草を見分ける能力を身に着けていて、偶然口に入るのでない限り(飼われている牛が毒草が混じった干し草を与えられ食べてしまうなど)自ら毒草を食べてしまう事は滅多にありません。 ただ、動物でも肉食動物や雑食性の動物の一部は毒草かどうか見分けられない事が多く室内だけでペットを飼う様になってからは犬猫が鉢植えや切り花で置かれている毒草を口にしてしまい中毒を起こしてしまったり、それが病気のきっかけになってしまう事がある様です。 肉食動物なので食べ物として口にすることは少ない様ですが、室内犬が喉が渇いて生け花の水を飲んだところ生けてあった花の毒性が水に溶け出ていて中毒を起こしたり、植物をおもちゃがわりにじゃれていた猫が噛んでしまい毒を含んだ葉やその汁が口に入ってしまって不調に陥るという事があります・・・。 私も長年いろんなペットを飼ってきましたが(現在室内ウサギ飼いで、花棚の高い場所だけに鉢植えを置きウサギに届かない様に・葉が落ちて来ない様に気を付けています)室内で植物を栽培したいとお考えなら、念のために犬猫の場合植物とは完全に隔離してしまうのが良いです。基本的に植物を置く部屋には犬猫は出入りさせない方が安心で、これが無理なら植物の方を物理的にペットから完全に遠ざけるしか対策は無いのですが、これが結構場所を取り費用もかさむので実際実行可能かどうか・・・。 特に猫の場合高いところにも飛び乗ったり登れてしまうので、毒が無い植物であっても鉢を落としてしまう可能性があります。鉢が割れ床に土が多量に落ちるだけでも衛生面や危険性の問題が出て、上から落ちた時に下に誰かいれば怪我をし兼ねませんから実際は猫を飼ったままで植物を室内に置きたいのであれば「大きな鉢に植えてあり葉のほとんどが上の方にしかない大型観葉植物を床に置く」(猫の手が届かず飛び移れない様に上や周りには何もない場所へ置く)くらいしか出来ないでしょう・・・。 私は以前花屋に勤務していましたが同僚に、初めて子猫を飼ってから猫に魅せられてしまい、それまで部屋の中に沢山あった観葉植物を全て店の他の同僚に譲ってしまった人が居ます。譲る前に子猫を見せて貰いに行ったところ、猫の手の届く高さの植物の葉のほとんどが傷つけられてボロボロでした・・・。その同僚も猫には葉にじゃれついたり齧ったりをやめさせられないので「見た目が悪く成る一方。植物がかわいそうで成らない」との事で、その後室内で大型犬も飼いだして「今では犬猫のいない生活は考えられないので室内には植物は置けない」とよく言っていて、ついには犬の為と自分が屋外でガーデニングを楽しむ為にと郊外に一戸建ての家を建てて今ではどちらも満喫している様です。 ペットが居る家での室内での植物栽培は、ペットや人に都合の悪い事(特に万一のこと)が起こるかもしれない可能性で考えれば「できる限り置かない」方が良いです。特に猫と室内植物との相性がすこぶる悪くて、毒のある植物が危ないという以前に猫は鉢植え植物に対して破壊行為を起こす可能性がとても高いのです・・・。葉にじゃれついて爪で裂いてしまったり噛んでしまう他に、猫によっては飼い主が大切にしている物に嫉妬して(構って欲しくて気を惹こうと行う事も)わざと破壊しようとするのもおりますし・・・。 多肉植物の場合、グリーンネックレスをはじめとする特異な形状を持つ植物や興味を持ち易い変わった色や見た目の物が多く、長く伸びて枝垂れる物や見慣れない形は猫にとっておもちゃとの区別が付きません。もし爪で裂いたり口にすることは無くても多肉植物には表面に細かい毛や粉が付いていてそれが観賞価値になる物も多く、猫がそっと手で触れたり鼻先で触れるだけでも簡単に取れてしまい猫の毛に付いたのを舐めてしまったり匂いを嗅いだ時にその毛や粉を含む空気を直接吸う事も考えられ(毒性があれば毛や粉にもあります)、多肉植物の方も毛や粉が取れてしまうと見た目が悪く成って元に戻る事はありません・・・。 猫と植物の鉢植えをどうしても同じ部屋に置きたいのなら、植物用の大型ガラスケースを部屋に据え置き、植物はその中に全て入れガラスは全て閉じておくくらいしか方法はないでしょう・・・。小さい鉢数個であればテラリウム容器に入れて飾る事も出来ますがガラス製なので猫が容器ごと落とす危険性があり、グリーンネックレスの様な長く伸びて枝垂れる類いだと全て納まるのは大型ガラスケースくらい・・・。 これはラン栽培やセントポーリア栽培で使われるガラスで全ての面を覆った花の棚で人の背丈ほどの高さでも安くても数万円・・・。更に閉じっぱなしなら換気用にケース専用の換気口を付け、家の暖房事情や置く多肉植物の種類によってはケース専用の植物用ヒーターや育成ライトなどオプション品も必要になり、お金に余裕が無いと猫と多肉植物との同部屋同居は現実的とは言えないかと・・・。 ペットや小さい子供と暮らす家では一緒の部屋に置く事は万一の事を考えれば特に多肉植物の場合避けた方がよさそうです。別の部屋で日当たりと室温を充分確保できるならそちらに多肉植物を置き猫が絶対入れない様に対策を行って下さい。 それが無理であれば生きている植物は諦め本物そっくりに作られているフェイクの多肉植物を飾って楽しむくらいしか無いかと・・・。でもフェイクのものであってもいずれは猫がおもちゃにし破壊してしまうかもしれません・・・。
お礼
とても、詳細にご教授いただきありがとうございました!やはり、毒性があるのですね。肝機能障害を引き起こすのですか、、、。同じ部屋での栽培はやめて、猫が入らない部屋にするしかなさそうですね。あとはおっしゃる通り、大型のケースに入れて栽培するか?これはスペース的に難しそうです(T-T) そもそも、多肉植物初心者なので、グリーンネックレス自体を育て上げられるかどうかσ(^_^;) 良く検討したいと思います。 ご回答ありがとうございました!