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MT車の発進でクラッチを踏み忘れたときのギアの傷み
- MT車でクラッチを踏まずにギアを入れた際のギアの傷みについて
- 発進時にAT車のクセが残り、クラッチを踏まずにギアを入れたが抵抗感を感じた
- シンクロが減ってしまった可能性があり、シフトレバーの力の強さによって減り具合が変わる
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質問者が選んだベストアンサー
日常的にクラッチ操作なしでシフト操作をし続けて言わけでもないので、その程度でシンクロ機構がダメージを受けることはありません。ご存じかと思いますがシンクロナイザーは一種の摩擦クラッチ(シンクロナイザーリングやシンクロナイザーコーンがこれにあたる)とドッグクラッチ(嚙合いクラッチともよび、完全につながっているか完全に切れているかの二種類の状態しかない)の組み合わせで動作しますが、シフトレバーを操作すると、シンクロナイザーリングとシンクロナイザーコーンの間の摩擦力でシフトしようとするギアの速度とシャフトの速度が同期させられように力が働きますが、このクラッチの働きは力を伝えるためのものではなく、あくまでクラッチを切られた状態でのギアとシャフトの同期をとるためだけの物なので一般のクラッチのようにフェーシングが張られているわけでもなく、材質としてはギアなどと同じ表面硬化処理がなされた金属製です。人力で押し付けた程度の力ではよほど長い間やり続けでもしなければ摩耗の痕跡すら発見できないでしょう。無理やり力を加えてガリガリまで行ってしまうと、ドッグクラッチ部分には傷がつくかもしれませんが、それでも大きなトラブルになることは稀でしょう。 ちなみに、先の方の言われているダブルクラッチはシンクロメッシュ機構のない車両でのシフト操作を助ける手法で、クラッチを踏まずにシフトした時とは状況が異なります。ダブルクラッチのそうでは、シフトをする際に、一度、ニュートラルにシフトしクラッチをつなぎ、すべてのギアの回転数をインプットシャフト側のギアと揃えてその時に同時にスロットル操作で(シフトアップならアクセルオフ、シフトダウンならばアクセルオン)人が次にシフトするギアの回転数に同期させてから改めてクラッチを切ってシフト操作するというものです。一度のシフト操作で2度のクラッチ操作をするのでダブルクラッチと呼ばれます。バイクなどでは、シンクロメッシュ機構を持たいな場合が多いのでシフトダウンの場合などはダブルクラッチまでは不要(トランスミッションが小型なのでギアの慣性自体が小さいため)ですが、シフトダウンの時にブリッピング(いわゆる空ぶかし)を挟む場合が多いですよね。まぁ、これにはいきなり強烈なエンジンブレーキがかかり、後輪がグリップを失うのを防ぐ意味もありますけどね。 まぁ、いずれにせよ、何度かクラッチ踏まずにシフト操作をしてしまいそうになった程度では顕微鏡でも見てもダメージなど発見できないでしょう。
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- japaneseman5963
- ベストアンサー率22% (394/1789)
似たようなことはときたまやりますが特に減ってしまったということは 起きません 大昔、ミッションのフタを開けてみたことがありますが 減ったようには見えなかった トラックなどでは昔は日常的にやっていた(ダブルクラッチ) と思うけど
- t_ohta
- ベストアンサー率38% (5230/13681)
1回や2回やったくらいではシンクロは減りません。(1回でも長時間当ててれば減るでしょうけど) また、1速は車種によってはシンクロが無かったりシングルコーンシンクロが採用されているのが普通なので、そもそも入りにくい構造です。
お礼
材質などについても詳しく回答していただき、ありがとうございました。