アルミ鋳造材の炭素含有について
- AC4C材の炭素含有に関して、EPMA分析では検出されるが、分光分析では成分としては検出されていない。
- ホールエルー法では、電極が炭素であるため、炭素がある程度含まれる可能性がある。
- また、溶解時や保持炉で炭素が混入する可能性や、低圧鋳造においてはコンプレッサーオイルなどからの混入も考えられる。
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アルミ鋳造材の炭素含有
AC4C材についてですが、EPMA分析すると、炭素が検出されました。 分光分析には成分としてはでていません。 ホールエルー法では、電極が炭素なので、ある程度炭素が含まれてしまうのでしょうか? それとも溶解時や保持炉で、炭素が混入するのか?低圧鋳造なので、コンプレッサーオイルなどから混入? ご見解お聞かせください。
- tokada1106
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EPMAで検出といわれても、金属相内に固溶しているのか、金属結晶粒界に析出しているのか、単に表面に付着しているのかなど色々あるので検出状況によりにけりとしか言えません。 (空間分解能の高さゆえにそういった「どこに何が分布か」を知ることができることこそEPMAの利点です) また、分光分析では未検出とありますが、ICP-AESのことでしょうか?それなら炭素はまともに励起ができずそもそも検出不能ではないでしょうか。 分光分析といっても多くの種類があります。EPMAも蛍光X線分光の1種ですし、他にもX線吸収分光(XAFS)や光電子分光などもあるので、単に分光分析と業界方言で言われてもその「分光」何を指すのかわからないです。
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- ohkawa3
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素人回答で申し訳ありませんが・・・ 鋳造の際に離型剤を使っていれば、製品表面に炭素が検出されても不思議ではないと思います。
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お礼
ありがとうございます。ICP-AESのことです。これでしたら炭素は測定できないのですね。 表面に付着という可能性は少ないと思います。 介在物や初晶、共晶、問わず、全体的に分散傾向にあります。 ですので、製法上炭素は含まれるものなのかと思いました。
補足
ありがとうございます。ICP-AESのことです。これでしたら炭素は測定できないのですね。 表面に付着という可能性は少ないと思います。 介在物や初晶、共晶、問わず、全体的に分散傾向にあります。 ですので、製法上炭素は含まれるものなのかと思いました。 タップして補足する