剰余金の財源についての意味とは
- 剰余金の財源とは、資産の額と自己株式の帳簿価額の合計から負債と資本金及び準備金の合計を減じた額のことを指します。
- 通常の貸借対照表では資産側の自己株式や純資産に自己株式は表示されませんが、剰余金の財源では自己株式を貸方として表示することがあります。
- 自己株式分は通常の貸借対照表と同じ結果になるため、なぜわざわざ表示させるのかは不明です。
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(配当の)剰余金の財源の、自己株式の部分の意味
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- spongetak
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》わざわざ表示させている理由は何なのでしょう? 財源規制があるからです。 債権者の保護のため、会社に適切な財産を留保し、株主に対し不当な財産流出を防止することが必要とされています。 会社が自己株式を有償で取得することは出資の払戻しであるので、これが無制限に行われると会社の経済的基盤が失われる結果として、会社に対する債権者が不利益を被ってしまう可能性が生じます。 そういう事態の発生を防ぐための規制です。 〔会社法461条〕 自己株式の対価である金銭等の帳簿価額の総額が取得の効力発生日における分配可能額を超えることはできない
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ありがとうございます