- ベストアンサー
おしえてお願いいたします。
「それではそっちへ行くとしよう。ではさようなら。」さっきの白いきものをつけた、むすめが馬の右耳に、息を一つ吹き込んだ。馬はがばっとはねあがり、ソン将軍は俄かに背が高くなる。将軍は馬のたづなをとり、弟子とならんで室を出る。それから庭をよこぎって厚い土塀の前に来た。小さな潜りがあいている。 「いま裏門をあけさせましょう。」助手は潜りを入って行く。 「いいや、それには及ばない。わたしの馬はこれぐらい、まるで何とも思ってやしない。」 将軍は馬にむちをやる。 ぎっ、ばっ、ふう。馬は土塀をはね越えて、となりのリンプー先生の、けしのはたけをめちゃくちゃに、踏みつけながら立っていた。 質問(1)小さな潜りがあいている。 「いま裏門をあけさせましょう。」助手は潜りを入って行く。 小さな潜りはどこにあるのか。裏門の真ん中にあるのか。それとも土塀にあるのですか。もし土塀にあるのならば...分からないのですが教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (1)
- he-goshite-
- ベストアンサー率23% (189/802)
関連するQ&A
- 北守将軍と三人兄弟の医者です。
将軍は馬のたづなをとり、弟子とならんで室を出る。それから庭をよこぎって厚い土塀の前に来た。小さな潜りがあいている。 「いま裏門をあけさせましょう。」助手は潜りを入って行く。 「いいや、それには及ばない。わたしの馬はこれぐらい、まるで何とも思ってやしない。」 将軍は馬にむちをやる。 ぎっ、ばっ、ふう。馬は土塀をはね越えて、となりのリンプー先生の、けしのはたけをめちゃくちゃに、踏みつけながら立っていた。 質問(1)「「いいや、それには及ばない。わたしの馬はこれぐらい、まるで何とも思ってやしない。」意味が分からないのですが、分かりやすい言葉でもう一度説明してくださいませんか。 質問(2)「ぎっ、ばっ、ふう。馬は土塀をはね越えて、となりのリンプー先生の、けしのはたけをめちゃくちゃに、踏みつけながら立っていた。」 このセンテンスはもう一度説明してください。特に「立つ」 「めちゃくちゃ」は乱暴の意味ですか。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- 宮沢賢治の文章「北守将軍と三人兄弟の医者」です。教えていただきたいと思います。
私は外国人です。今童話を読んでいます。これは童話の一部分です。 「どうかね、馬は大丈夫かね。」「もうじきです。」とパー先生は、つづけてじゃぶじゃぶ洗っている。雫がだんだん茶いろになって、それからうすい黄いろになった。それからとうとうもう色もなく、ソン将軍の白髪は、熊より白く輝いた。そこでリンパー先生は、布巾を捨てて両手を洗い、弟子は頭と顔を拭く。将軍はぶるっと身ぶるいして、馬にきちんと起きあがる。 「どうです、せいせいしたでしょう。ところで百と百とをたすと、答はいくらになりますか。」 「もちろんそれは二百だろう。」 「それはもちろん二十じゃな。」さっきのことは忘れた風で、ソン将軍はけろりと云う。 「すっかりおなおりなりました。つまり頭の目がふさがって、一割いけなかったのですな。」 「いやいや、わしは勘定などの、十や二十はどうでもいいんじゃ。それは算師がやるでのう。わしは早速この馬と、わしをはなしてもらいたいんじゃ。」 質問(1)「頭の目」は頭の一部品ですか。ほかの言葉でなんと言ったらいいですか。 質問(2)「一割いけなかったのです。」何の意味ですか。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- 宮沢賢治の「北守将軍と三人兄弟の医者」です。教えてくださいませんか。
外国人です。今この童話を勉強しています。これはこの童話の一部分です。教えていただきたいと思います。 弟子は向うの扉をあけた。ソン将軍はぱかぱかと馬を鳴らしてはいって行った。中には人がいっぱいで、そのまん中に先生らしい、小さな人が床几に座り、しきりに一人の眼を診ている 質問(1)「小さな人」というのはせいが低い人ですか。子供さんですか。
- ベストアンサー
- 文学・古典
お礼
教えていただきましてありがとうございました。たいへん助かりまた。