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花火が湿気る 

これはなんと読むのでしょうか? しける ですか? しっけるですか? IMEで変換するとどちらも「湿気る」となります。 また、「花火が湿気る + て」の場合、 「しっけて」と変換すると「湿気て」と変換されますが、「しけって」だと変換されません。普段私は「しけって」と言ってます。私のこの言葉遣いがまちがっていたのでしょうか?

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  • s_yoshi_6
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回答No.7

#4です。 先ほどの回答中、 >本来は3つめに書いてある「しっける」が元だと考えられますが の部分についてですが、#5さんの「『しっける』方言説」を受けて、もう少し調べてみました。 最初、「湿気」に現在「しけ」の読みがないことから、 「しっけ」→動詞化「しっける」→転訛「しける」 と考えておりましたが、手元にある「言海」によれば、「湿気」の読みとその意味として、 ・【しっけ】 1)シメリケ。空気に湿(シメリ)多キコト。 の他に、 ・湿気【しけ】 1)水気ノ多キコト。シメリケ。 2)風雨ノ続クコト。… とありました。 つまり明治期には「しけ」という読みが、現在の「海が荒れる」意味の「時化(しけ)」とともに使われていたようです。(ちなみに「時化」という漢字表記は、この辞書にはありませんでした) そしてそれが動詞化したものを探したところ、 ・【しけ・る】(※四段) 1)湿気ヲオコス。水気ニ浸サル。シメル。 2)雨風続ク。 ・【し・ける】(※一段) 前條(「しけ・る」)ノ語ニ同ジ。 とあり、この頃既に2つの活用があったことが分かります。 なお「しっける」は見当たりませんでしたので、その後に派生したものか、方言としてこの頃既に使われていたものが、その後辞書に載る程度に標準化したものかのいずれかだと思います。 まとめますと、  湿気【しっけ】「水気の多い」─┬読み統合?─────湿気【しっけ】   └転訛【しけ】         │     ・「水気の多い」────┘        └動詞化【し・ける】(下一段)────────湿気る【し・ける】→しけて          ├活用語尾変化【しけ・る】(四→五段)──湿気る【しけ・る】→しけって          └──語幹変化【しっ・ける】(下一段)──湿気る【しっ・ける】→しっけて     ・「風雨が続く」─────「湿気」との書き分け──時化【しけ】        └動詞化【しけ・る】(下一段)──書き分け──時化る【し・ける】 のようになるのではないかと思います。 なお、ちょっと本筋から外れますが、「時化った」というように「時化」の方も五段活用的用法を耳にします。先ほどの辞書(大辞林)には載っていませんが、これから標準語化していくのか、既に標準語となっていてたまたまこの辞書に載っていなかっただけなのか、または方言なのか詳しいところは分かりません。 以上、手元の資料のみからで、多分に推測も含まれておりますが、参考までに。

その他の回答 (6)

回答No.6

「しけって」は正しい言い方だと思います。 No.4の回答から、「しける」と五段活用に用いてもいい、という前提で話を進めます。(私自身も「しける」は五段活用で用います。)  五段活用かどうかは、助動詞の「ない」を後ろに付けてみて、「ない」の直前の音がア段音(アカサタナハマヤラワガザダバパ)になるかどうかで見分けます。(パなんかになる動詞はありませんが。)  しける→しけ「ら」ない。  取る→と「ら」ない。  走る→はし「ら」ない。  さえぎる→さえぎ「ら」ない などは、「ら」になりますから、ラ行五段活用ということになります。  五段活用の動詞は、古語(文語)では、おおむね四段活用をしていました(例外はあります)。  四段活用の場合、「願望を表す助動詞「たし」(現代語の「たい」の先祖です。)などが後に付くときの形(連用形)の末尾はイ段(イキシチニ……)になるのが基本でした。 ところが、平安時代から始まり鎌倉時代に顕著になりましたが、現在の過去などを表す助動詞「た」の祖先である「たり」や接続助詞の「て」がついた場合には、本来の形であるイ段音が、促音の「っ」などに変化する現象が現れました。これを音便といい、「っ」になる場合は促音便といいます。(他に、イ音便〔「い」になる場合〕、撥音便〔「ん」になる場合〕などがあります。)  走「り」・たり→走「っ」・たり これに対し、「たし」を付ける場合はイ段音のままです。  走「り」・たし→走り「り」たし この言い方は、現代にも受け継がれ、「たい」や「ます」の場合には、  走「り」たい。走「り」ます。  取「り」たい。取「り」ます。 などとなるのに対して、「た」や「て」の場合には、  走「っ」た。走「っ」ていった。  取「っ」た。取「っ」てください。 などと促音(っ)になります。 したがって、五段活用の「しける」の場合に、後ろに「た」や「て」が来た時には、 「しけった」「しけってしまった」 などといういい方になるのは、口語(現代語)の文法の活用の規則どおりの言い方でまちがいありません。  ちなみに「しけった」は「しける」に助動詞「た」がついたものですから、こういういくつかの単語からなる言い方は慣用的によく用いられる言い方以外は辞書には見出し語として収録されません。「走った」も「取った」も当然辞書に載ってないはずです。載ってないから「走った」は間違いということにはなりませんよね。  それから、MS-IMEやATOKで変換して調べて見るというのは、一つの方法ではありますが、変換されなかったから間違いとするのは、短絡的だと思います。(間違いだから変換されない、という場合も当然ありますが。)  それらも商品である以上、コストパフォーマンスを追求しており、正しくてもまれにしか用いないものもすべて網羅しているとは考えられないからです。  パソコンの漢字変換のみを根拠とすること、あるいは、フィールドワークをせずにまたは図書館に足を運んだりせずに、インターネットの検索結果のみをもとに考察することは、知の探求の正しい方法とはいえません。  コンピューターから得られる情報のみで満足する態度は人類の衰退を招き、機械に支配され人類は機械のエネルギー源として電池化される事態が来ないともかぎりません。

  • mizuki_h
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回答No.5

私はATOKユーザーですが「しけって」でも「湿気って」と変換されますね。 (「時化って」とも変換しますが) 国語辞典でも「しける」は「湿る。しっける」と意味が書いてあるのですが……。 ……でも例文は「しけった・のり(せんべい)」って書いてありますね(汗)。 きになったので「しっける」も辞典で引いてみました。 (ちなみに「しけった」という項目はなかったです) 「しっける」 〔東京方言〕「しける」の変化。しめる。 だそうです。 ……「しっける」が東京の方言だったとは知りませんでした(^^;

  • s_yoshi_6
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回答No.4

辞書を見ると 1)下一段活用の「湿気る(しける)」(しけない、しけます、・・・) 2)五段活用の「湿気る(しける)」(しけらない、しけります、・・・) の2種類書いてあって、2)の方の文例に、 「―・った煎餅(せんべい)」 と書いてあります。1)の場合だと「しけた煎餅」という言い方になるでしょう。 http://www.nifty.com/cgi-bin/dic_search.cgi?book=3&word=%8E%BC%8BC%82%E9&mode=1&page=0&item= 上記のページにも書いてある通り、2)は下一段動詞「湿気る」が五段化したものということで、もともとは1)の方が正しい(本来は3つめに書いてある「しっける」が元だと考えられますが)と思いますが、辞書に書いてあるということは、国語の有識者の方々が、「日本語」として認めた、ということだと思いますので、どちらを使っても間違いではないと考えてよいと思いますよ。

参考URL:
http://www.nifty.com/cgi-bin/dic_search.cgi?book=3&word=%8E%BC%8BC%82%E9&mode=1&page=0&item=
  • sasameke
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.3

「しける」又は「しっける」です。どちらもあってます。 普段、話をする時は「しけって」でもいいんじゃないですかね。 相手に通じる訳ですしvv ただ、IMEなどでは変換されないんですから、正しい読み方は知っておくほうが便利ですよ。

  • nozomi500
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回答No.2

「しけって」は「時化って」に使いますね。 「シケ」という名詞を動詞にしたことばで、これと混同されているのではないでしょうか。

回答No.1

しけっては違うようですよ。辞書を引いた結果です↓ しける【湿気る】 しっける【湿気る】

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