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日中為替スワップと日印通貨スワップ

は性質が違うのでしょうか? . http://shinjukuacc.com/20181031-01/#i-7

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  • fujic-1990
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回答No.2

 違うようです。  通貨スワップは、通常の通り、通貨当局間で通貨を融通し合う協定で、自国通貨と相手国通貨を限度額まで交換する、という内容になります。  国際協力の「為替スワップ」とは「通貨当局が国内の民間金融機関に相手国通貨の資金供給を行う目的の協定」だそうです。  ご指摘のサイトを順繰りに遡っていったところ、そのような定義がありました。  麻生大臣の発言によれば、日印のスワップは「通貨スワップ」であり、日中のスワップは「為替スワップ」だということになるわけです。  インドが外貨不足に陥って、例えば石油などを輸入できなくなったとき、日本にスワップを申し入れます。レートはわかりませんのでデタラメですが、例えば、100万ルピーを日本によこして日本から10万ドルを受け取るわけです(200万円を受け取って、その後その円をドルに交換してもいい)。  外貨を得たインドは必要な輸入ができるようになる。  なので、通貨スワップは、インド救済の性格を持つわけです。  他方、「為替スワップ」の場合、中国が「邦銀」に対して円を渡さない場合、邦銀は円が不足するわけです。日系企業が日本から資材を買おうとして邦銀に「円をくれ」と言っても貸し出し・円売却ができない。故に、輸入ができない。  その場合、中国の中央銀行が邦銀に、「為替スワップ限度額」まで円を渡すという協定が、為替スワップなわけです。もっと違いの分かる名称がありそうなものですが。  邦銀は日本企業にその円を回し、日本企業は資材を輸入できるので、為替スワップは、中国国内の日系企業を助ける性格を持つことになる。  という違いがあるらしいです。  ま、私もまだよく分かっていませんが、「通貨当局が国内の民間金融機関に相手国通貨の資金供給を行う目的の協定」という定義を、日中両国名で入れ替えて分かり易くすると、  「中国の通貨当局が中国国内の民間金融機関に日本円(相手国通貨)の資金供給を行う目的の協定」となりますから、そういう意味だろうと思うのです。

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回答No.1

インドへは、日本企業が進出するための保険としての役割です。韓国にやったのと同じですね。 韓国は経済成長後、日本企業を排斥する方向に進んだので不要になり、今は結んでいないわけです。 これ、言い換えると、インドが経済危機になったら、本気で助けるという合図を出さないと意味ありません。 自国の経済規模と対等がより大きい国を、通貨のスワップで助けることはできません。 日本は誰からも助けられることはできませんし、日本は中国やアメリカは助けられません。 中国はいま、昔の日本のように、外で使う元の国内持ち込みや逆の持ち出しに制限を掛けています。(物価の安定のためですね。) スワップ保証をすることで、日本企業は円で中国国内での決済ができる形になります。(できなければ国が手持ちの円をスワップを利用して元に変えて企業に支給すればいいだけ。) 元がないから従業員への支払いや中国国内でモノを調達するのに困る、ということが起きにくくなるわけです。 過去、これで撤退した企業がいくつかありましたし。

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