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ドストエフスキー…
alterdの回答
- alterd
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「カラマーゾフの兄弟」を読みました。 色んな要素が詰め込まれていたので到底一言では言えませんが ろくでなしだったの父親の不審死を巡る裁判と三人の息子たちの性格描写、特に、清らかな心を持つ修道僧のアリョーシャと、彼が尊敬していた高僧の徳の高い人格、そして、その高僧の死後、遺体から漂った早すぎる腐臭による周囲の人々の動揺。(それは、高僧の信仰を疑わせるものでした) 後、無神論者であった兄弟イヴァンとの葛藤。 一家を振り回す性悪な女性等が印象に残っています。 解説者によると未完に終わった第二部はどうやら皇帝殺害がテーマだったようですので、第一部はミクロな父親殺し、第二部はマクロな父親殺しという観点が成り立つかもしれません。 後、信仰や人間への懐疑も大きなテーマだったように感じます。
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