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罪と罰
ドストエフスキーの「罪と罰」を読もうと思っています。読む前に何か必要な予備知識はありますか?ロシア文学でもあり、例えば当時のロシアの文化とか経済状況など、何か理解する上で必要になりそうなことがありましたら教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
趣味・教養として読むだけなら特に予備知識は不要かと思います。 もし購入される前ならば江川卓さんの翻訳したものが読みやすいです。文体も現代文で自然ですし、巻頭に人物解説・地図などが載っており、わかりやすいです。 何か予備知識が欲しいということでしたら、Wikiで「罪と罰」を検索していただければ、一通り簡単には解説されています。敢えてそれ以上の知識を求めるならばロシア正教を理解しているとわかりやすいかもしれません。
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「罪と罰」は挫折したままなのですが、 ロシア文学はいくつか読んでいます。 皆さんおっしゃるように、特に予備知識は必要ありません。 確かに、もっと歴史を知ってればいいなとか、農奴制について知りたいなぁとか思うところはありましたが、 ストーリーそのものを理解するには知らなくても問題ないです。 No.1の方がおっしゃるように、ロシア正教とか、キリスト教についてちょっと知っておくと(というか馴染みが多少あると)いいかもしれません。 でも、知らなくても大丈夫です。 ロシア文学って重々しい特殊なイメージなのかもしれませんが、そう特別なものでもないんです。 生きる上での悩みとか葛藤とか、恋愛沙汰とか女性とか借金とか、今もあることですから。 (だからこそ、今読んでも面白いのです) 私は知識や読みの深さでは、浅い読み方をしているんですが、それでも読む意味はありますし、感じるものはあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 みなさんの仰るように、とりあえずまずは読んでみようと思います。
- MoulinR539
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こんにちは。一度だけですが読みました。ドストエフスキーは近代を代表する作家の一人という評価ですし、「罪と罰」はその代表作ですから、翻訳も解説も世間の感想も、何かと重々しいところがあるようです。 正確な字句は覚えていませんが、若い頃の五木寛之がエッセイにおいて、「罪と罰」はまじめな一方で、ロシア人なら笑いながら読むほど可笑しい内容も含んでいるというようなことを言っていました。この点、「吾輩は猫である」と少し似ているかもしれません。 本作には殺人者や金貸しの因業ばあさんや娼婦など、社会の底辺に近いところで生きている人たちが多く登場しますが、決してプロレタリアート文学のような鋭く狭い問題意識をあらわすだけのものではないように思います。 酔っ払いのおじさんの独り言や、聖なる娼婦の説教は、ときにはユーモアを含むものかもしれませんので、あまり深刻にならず、楽しむ姿勢も大切な小説ではないかと思っています。少々僭越な内容ですがご参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございます 確かに純文学という印象がありますが、まだ少ししか読んでいないのですがユーモアなどが交えてあるように思います。とにかく先が長いので頑張って読みます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ウィキペディアも見てみました。本をパッと見ですが、それほど難解な語句も多そうでないし、江川卓さんの翻訳のものは解説も豊富なので理解できそうです。ありがとうございました。