住宅ローンは自己破産できないの？

質問

先日以前同じ職場で働いてた元上司が数千万の住宅ローンがあったのですが、自己破産をしたそうです。

　糖尿病の合併症？みたいなもので、足の手術で義足になった不幸などもあり、返済は１００パーセント不可能となったことが原因だそうです。

　しかし、その話を父にしたら、住宅ローンは自己破産できないはずと述べてます。

　阪神大震災のときに住宅ローンを抱えたまま、被災して自宅が倒壊した場合、住宅ローンは自己破産できないので、ローンをチャラにするために自殺者がたくさん出たと話しています。

　本当でしょうか？

　ネットで調べると、住宅ローンも自己破産できそうな話をちらほら見かけるのですが、父の勘違い？？

回答No.3

imagine225

住宅ローンを抱えていても勿論、自己破産はできます。というより、できなかったら当事者は永遠に死ぬまで住宅ローンから逃れられないことになります。
住宅ローンもれっきとした借金です。

阪神淡路大震災で被災した家屋の所有者は、地震保険加入なら家屋の再建ができるが、火災保険だけだと再建が難しい。家屋は壊れて住めず、住宅ローンだけが残る。

私は寡聞にして、阪神淡路大震災の時に、住宅ローンがあると自己破産できないなどの間違った情報を信じて自殺者が多数出た事を知りませんが、本当だとしたら余りにも悲劇です。

当時、全国の弁護士司法書士有志が現地に出向いて無料法律相談を実施したのですが、大変残念です。

確かに、住宅ローンは通常、団信加入とセットとなっています。しかし、自己破産という手段が残されているのに、尊い命を犠牲にしてまで、住宅ローンの返済をする必要はなかったのです。

本来は、大災害による家屋の全壊や半壊については、住宅ローンの残債を免除減免する制度が必要だと思います。そして既に、「災害救助法」の適用があった自然災害については、被災ローン減免制度が作られていますが、この制度を知らない人も多いようです。

補足

被災したショックで生きようとする気持ちすら無くなって自殺した人はいてもおかしくないですね。

破産して、ローンがチャラになったからといって、今後の人生どうやって生きればいいの？
って思うのも無理もないです。

とりあえず父の捉え方は明らかにかんちがいですね。

回答No.2

nagata2017

法的にできないことと　社会的にできないこと　その違いです。

法的に　できること　
社会的に　できないこと

回答No.1

NOMED

任意売却できる家があるので、ローンを残したまま家を売却しても、ローン（借金）が残りますから、自己破産になります

逆に、倒壊した場合、もう一度家を建てるのですから、自己破産してしまえば７年間は再度住宅ローンを組めませんし、被災して倒壊した住宅のローンは逆に、返済期間を伸ばせるという救済処置が取られますので、簡単に自己破産できない事情もあるかと思います（働けますから）

ので、新たに住宅ローンを組む、二重ローンとなります・・・

つまり、自己破産してしまえば、その土地も売却して、いわゆる一文無しになるということかと思います

質問者様の上司は、年齢はわかりませんが、障害者になります（働けない）から、自己破産しても給付金や年金などで住むところを含め、暮らしていけるやもしれません