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お日柄もよく~のルーツ
結婚式でよく使われる「本日はお日柄もよく」というフレーズは、誰かしらがそれを型としてライターあるいは文学者が人為的に作ったゆえに「気の利いた表現」なのだと思うのですが、誰が作った、あるいは初出の用例をご存知の方はいますでしょうか?
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小学館の『日本子国語大辞典』をひいたら,1280年の『春のみやまぢ』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E4%BA%95%E9%9B%85%E6%9C%89 の用例が引用されていました。これが初出とはいえないでしょうが(もしかすると古代の亀卜などで使っていた?),13世紀から存在する由緒のあることばではあります。
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- h_ishikawa
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大和言葉というのですが、外来語(この例では中国語)に対する日本の固有語を当てはめたものです。 「お日柄」 とは 「その日の吉凶」 を表すことばで、「縁起の良し悪し」 のことですから、結婚式は大安に行われるのが通例ですので挨拶が「お日柄もよく=縁起の良い日」となるのです。
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回答ありがとうございます。 「日柄がよく」のような言い回しであれば、日柄という語が日本に輸入された途端に各地で偶発的に用いられるようになっても不思議はないと思うのです。 問題は「お日柄もよく」で、これには型にはまった気分があります。 なぜ必ずといってよいほど「お」や「も」が添えられるのか? ルーツなくして同じ発想で万人が、しかも決まった場面でこのような型めいた語を使うようになるというのは奇妙です。 正確にはそういう趣旨の質問です。言葉足らずであったことお詫び申し上げます。
「お日柄もよく」とは今日は「大安」で良き日であるという意味です。 なのでその日が「仏滅」であれば「お日柄もよく」は使えません。 六曜が日本に伝わったのは14世紀の鎌倉時代末期から室町時代にかけてで その頃より大安の日には「お日柄もよく」と使われるようになりました。
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回答ありがとうございます。 「日柄がよく」のような言い回しであれば、日柄という語が日本に輸入された途端に各地で偶発的に用いられるようになっても不思議はないと思うのです。 問題は「お日柄もよく」で、これには型にはまった気分があります。 なぜ必ずといってよいほど「お」や「も」が添えられるのか? ルーツなくして同じ発想で万人が、しかも決まった場面でこのような型めいた語を使うようになるというのは奇妙です。
お礼
回答ありがとうございます。 地元の図書館の助けを借りて参照してみます。