グリースの粘度変化による作動荷重上昇の理由
- 弊社の製品にはBossにプレートを溶接し、Bushを組み込んだものがあります。グリースを塗布して組み付ける際、作動荷重が時間の経過とともに上昇することがあります。常温放置での荷重上昇の理由やグリースの粘度変化による影響について調査しています。
- 組み付け後のプレート先端の作動荷重が時間の経過とともに上昇する現象が見られます。グリース調度が0の状態で冷蔵庫で冷やしても荷重は上昇し、常温に戻して放置しても同様に荷重が上がります。この荷重上昇の理由として、グリースの粘度変化が関与している可能性があります。
- グリースを塗布した状態で組み付けると、時間の経過とともに作動荷重が上昇する現象が見られます。常温放置での荷重上昇の理由やグリースの粘度変化による影響について調査しています。また、グリースを空気中に長時間放置した状態と組み付け後の状態との比較も行っています。
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グリースの粘度変化
弊社部品でBoss(2個)にプレート(約300)を溶接し Bushを各2個(合計4個)入れた製品があります。 これに軸をBush共々グリースを塗布し他の部品と組み付けます。 組み付け後プレート先端の作動荷重は 10~20Nですが時間の経過とともに作動荷重が上昇します。 グリース調度は”0”です。 組み付け直後冷蔵庫で冷やし、常温に戻しても荷重は上がります。 ここまでは判ってますが常温放置でなぜ荷重が上昇するか。 グリースを空気中に蓋を開けておくと表面が硬くなるも判ってます。 組み付け後はBush内径、軸外形のスキマ10μ程度でも空気中に放置した状態と同様になりますかね。 作動が間歇、揺動、低速。これが連続回転のようでしたら問題ないと思いますが。
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素人のタワゴトですが 摺動面同士は平面でしょうか? 揺動などではグリースが摺動面から逃げてしまいません? キサゲパターンなどで補給されるような工夫は してあるのでしょうか? >グリース=常にゾル状態は思い違いでは。 はい勿論違いますね というか日産のエクストロイドCVTの様に ゾル=ゲル状態変化を積極的に用いた例もありますね。 電気系なのでシリコーン剤しか知らないけれど 安定だと言われるシリコーン系でも変質します 酸素と触れる表面より金属界面での変化が大きいです。 つまり金属同士が擦れ合っていなくても グリース厚が極小になると摩擦係数は増加すると思いますよ。
素人の憶測ですいません プレート無しで BossとBushと他の部品だけなら作動荷重は上昇しないと思う つまり、プレートのひずみが原因じゃあないの?
お礼
回答有難うございます。 量産開始から約1年半は問題なしでした。 組み付け部品を列挙すると コの字形のBKTの中にBoss2個、これを締め付ける軸にスプリングワッシャー 平ワッシャー、ナット。 ナットを締め付けると平ワッシャーは凹みます。 スプリングワッシャーの内径がおおきい為。 と言うことでグリース以外の要因も多数あります。 宜しく。
私が馬鹿なのか日本語を理解できてないのか もう少し整理してから 質問したほうがいいとおもう
お礼
回答(1)さんのこの場所を借りて(2)(3)へもお礼を記載します。 摩擦角測定結果から変化は少ないと結論付けました。 グリースの塗り方が馬鹿に出来ないことも判りました。 投稿の発端となった事象は未解決です。 要因はグリースを含め全部品が対称になりますが 全部品は確認できません。 納入を続けながらの対応となります。 御三方有難うございました。
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