2色成形についての質問

このQ&Aのポイント
  • 2色成形における成形順序の決定方法についての質問です。
  • 樹脂の溶解温度に差がある場合、どちら側から先に成形を行うのか疑問です。
  • 成形する順序は何によって決まるのでしょうか?どちら側が先になっても成形は可能なのか気になります。
回答を見る
  • 締切済み

2色成形に関して

一般的に2色成形を行う場合、樹脂の溶解温度に差があると思いますが、 どちら側から先に成形を行うのでしょうか? 成形する順序は、何によって決まるのでしょうか? どちら側が先になっても成形は可能??

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

外観が意匠部品であればゲート跡に制約が出ます 機構部品でゲートに制約がない場合は機能面で考慮が必要です 接合力はどうなのか?等 接合力に問題がある場合は抜け止め形状が設置出来るのか? 樹脂の硬度や溶融温度に大きな差がある場合はやわらかい物・溶融温度が低い物を2色目にする事が多いと思います 樹脂のはみ出しやまわり込みが許される場合はこの限りではないと思います 生産設備によっても変わります 一度成形した品物を作業者が2色目の型へ手でインサートする場合はインサートした状態で保持できないと駄目ですし、2色成形用の成形機でキャビに1色目製品が入った状態で2色目を成形するのであればまたその辺りが変わってきます この辺りの条件を色々と考慮して順序が決まると思います 設備や条件次第でどちらが先になっても可能かと思います 一般的にという質問は一番難しいです... 市販されている2色成形機でもさまざまなバリエーションがあります 今ある設備で生産 → 製品形状や条件を検討する必要がある どうしてもこの製品が欲しい → 設備の改修・新設 これを繰り返し新しい技術が一般的な技術として定着してきました ABSとエラストマーの体積の差も考えた方が良いです ABSに対して大量のエラストマーを入れる場合は変形もあるかと思いますが、エラストマーもABSを溶融させる温度で延々保温されている訳ではありません 一瞬融けかける程度でおそらくすぐに固化します 変形が出るようであれば2色目側の型温調や冷却タイムを調整してあげる必要も出るかもしれません この辺りは成形メーカーのノウハウですかね

noname#230358
質問者

お礼

丁寧なご説明ありがとうございます。 自分が調べたかったのは、よくカメラやカムコーダのような製品蓋に使われている場所でした。 ですので、衣装部品であることやいくつかサンプルを見てもABSやPCの衣装側にはゲートなどが見られないので、2次側のエラストマーで隠しているのかと 思います。 エラストマとABS樹脂などでは、多少ABSの方が、融点が低いので、先に成形した後に、エラストマを成形しようとすると変形するのではないか?と疑問がありますが、どうなのでしょうか??

関連するQ&A

  • 二色成形

    ゴムと樹脂の二色成形では、樹脂側の材料によくPBTが使用されますが、 それはなぜなのでしょうか? PBT以外にも二色成形可能な樹脂があれば、それも教えて下さい。 以上です。

  • インサート成形に適した金属

    樹脂成形に関しては素人です。 インサート成形でインサートされる金属として一般的なもの何でしょうか? 樹脂(ガス)により腐食する可能性があるという話を聞いたので、耐腐食性の高い金属とは一般的に何かを教えて下さい。 (この場合、金属云々より使用する樹脂の影響の方が大きいのでは(?)と思いますが。) 聞いた話では、インサート成形には真鍮を良く使っているらしいのですが。 (SUS304とかは一般的でないのでしょうか?) 乱文で申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願いします。

  • アクリル成型(射出)品の反りについて

    お世話様になります。 樹脂成型について教えて頂きたいと思います。 成型品は板状(厚さ4mm程度500×300)の部品です。 材料は アクリペット 001(三菱レイヨン)です。 表面にガラスビーズによるシボを入れてあります。 薄物成型の為、反りが出てしまいます。 それを是正するため型の固定側と可動側で温度差をつけて 成型しておりますが、ウェルドラインを境にシボの状態(曇り具合) に変化が出てしまい外観的にNGになってしまします。 何度か温度調整により反が少なく、安定したシボの製品は出来たのですが 量産で製作した時に同じ品物が出来ません。(反り、シボが安定しない) どんな原因が考えられるでしょうか? お手数ですがアドバイスをお願いします。

  • 射出成形での樹脂づまりについて

    射出成形をして成形条件を調整していたのですが、5ショットに一回くらい5点ゲートのうち 一点からの流れが悪くなっており、明らかに充填不良を起こしていました。スプルー先端を見ると 糸が引いており、固化していない樹脂が引っ付いていました。その部分のノズルの温度を下げたところ、改善の傾向がみられました。 私の感覚だと樹脂の温度が低いと出にくくなる認識があるのですが、樹脂の温度が高い状態でも つまる?のでしょうか?樹脂の温度が高いことでなぜそのように数ショットに一回くらいつまる事象が発生したのでしょうか?

  • プラスチックの射出成形について

    樹脂に関する知識がなく、下記につきまして教えていただきたいのですが、 ・具体的な成形方法 ・成形温度 ・ペレットについて ・その他の関連知識 どうか宜しくお願い致します。

  • プラスチック成形における成形条件調整について

    物の品質を一定に保ちたいために成形条件の完全固定を成形メーカーに要求しましたが、メーカー側からは成形機のスクリュや逆流防止弁等をメンテ交換した際や周囲温度等の環境の変化があった場合には成形条件を調整することが不可欠であるとの回答がありました。 一般的にこの様な要素の変動を考えると、成形条件を固定するということは逆に品質のバラツキを生むことになるのでしょうか? また、調整の幅を持たせるとしたら一般的にどの程度の幅で条件調整が行われるものなのでしょうか? 当件につきましてご教授頂けたら幸いに存じます。

  • 射出成形のハイサイクルのことで教えてください

    ハイサイクル成形の施策の1つとして、溶融樹脂温度の低温化が上げられますが、解析であれば溶融樹脂温度の値を低く入力するだけである程度の解は得られます。しかし単に解析をするとか成形実験してどうであるとかで判断するのではなく、理屈として成形可否を判断する評価指標として用いるものは、具体的にどういったものがあるのでしょうか?単語として溶融せん断粘度等聞くのですが、それが何を示すのか?正しく理解したいと思います。またできればどうやってそれを測定するのかも教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 成形樹脂特性について。

    成形に関して素人なので教えて頂きたく。(製品は親指の爪位の大きさ) 前任者が、66ナイロンG-15%で成形試作しました。金型は水温調で80°位で成形したと聞いてます。 今回、PPS非強化タイプ樹脂で成形試作するのですが、金型改造⇒「ヒーター棒を入れ、金型温度を140°位にしないと。」と言われました。 疑問?66ナイロンでの試作時、型温80°位と言ってましたが、樹脂の融点は物性データでみると240°位。融点と型温って関係ないのですか? 疑問?ナイロンやPBT・今回試作はPPSですが、樹脂の特性上金型温度って大体の決まりってあるんですか? 疑問?樹脂の特性等を比較した理解し易いHP知っていたら教えて下さい。

  • プラスチックの成型について。

    プラスチックの成型時の問題点について、 1.熱を加える時間が長くなる事によって固くなりすぎる性質のもの。 2.溶解時の温度を上げすぎると固くなりすぎる性質のもの。 3.冷却温度、冷却時間によって固くなりすぎる性質のもの。 があると思うのですが、そのような事が詳しく書かれたHPがありましたら教えて頂けないでしょうか。 よろしくお願い致します(><;

  • 樹脂成形金型の製造工程

    樹脂成形金型の製造に必要な全ての工程と、その工程順序を知りたいのですが、どなたか教えていただけないでしょうか?