純ニッケルのエッチングについて

このQ&Aのポイント
  • 純ニッケルのロッドの粒径を測定する方法として、65%硝酸と氷酢酸を混合した腐食液を使用し、5~30秒のエッチングを行うことがあります。
  • この条件下では、エッチングによって結晶粒界が腐食され、粒径を観察することができます。
  • ただし、注意点としては文献に記述がないため、実際の試験条件によって結果が異なる可能性がある点です。
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純ニッケルのエッチンについて

純ニッケルのロッドの粒径を測定したいのですが、文献を調べてみると65%硝酸50ml,氷酢酸50mlの腐食液で5~30秒エッチングすると結晶粒界を腐食し粒径を観察できるという記述がありました。ですが、この条件でエッチングを行う際に注意すべき点などが記述されていなかったので、この条件で粒径を測定できるか、またその際に注意する点などがありましたらご返答いただけると助かります。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答にはなってないかもしれませんが、下記は参考になりませんか?

参考URL:
http://www.patentjp.com/13/L/L100593/DA10003.html http://koza.misumi.jp/surface/2009/03/387_1.html
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私の方でも色々と調べている段階で、今回の回答者様の情報は初めて見るものなので参考にさせていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

教科書ではご指摘の条件で良いということです。注意点としては 1、磨くときの加工変質層ができて見苦しいことがある。対策としては機械加工後に化学研磨あるいは電解研磨をエッチングに先行して行う。 2、簡単な化学研磨には濃硝酸30~60秒 3、研磨粉を吸い込まないように。 あとは液の濃度や時間を必要に応じて変更することでしょう。この分野は経験が第一です。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 返信が遅れてしまい、申し訳ありません。 いままでは機械研磨をした後に科学研磨、電解研磨をせずにエッチングを行っていたので、腐食の前に教えて頂いた条件を試してみたいと思います。 今まで行ってきたものと違う分野で手探りな状態が続いていたので、アドバイスいただけてとても助かりました。

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