モレキュラーシーブを使用した乾燥について
- モレキュラーシーブを使用した乾燥において露点が-60℃に留まる問題が発生しています。
- 乾燥ボックスのヒーターの効果が不十分なため、全体を均一に加熱できていない可能性があります。
- モレキュラーシーブは乾燥能力が短期間で低下することがあるため、再生が必要な場合があります。
- 締切済み
モレキュラーシーブを使用しての乾燥について
御世話になります。 弊社では露点ー60℃の環境で仕事ができるボックスを作って作業しています。 構成はボックスとドライアルゴンを送風、乾燥させるボックスの2点からなります。 当初は露点は-70度までいっていたのですが、最近は乾燥に使用しているモレキュラーシーブを再生しても-60℃もいきません。 基本禁水の部材しかボックス内にはいれていません。 再生時の温度は温度調節用熱電対部で250℃に設定していますが、150mmほど離れた場所では150℃ほどしか上昇していません。どうもヒーターだけでは全体を加熱できていない?模様です。 乾燥の後は真空引きも行い真空乾燥まで行っています。 再生が確実に完了したことは実際にArを循環させる しか確認の方法ないものでしょうか? 更に温度をあげればもう少し再生がきくものでしょうか? モレキュラーシーブというものは乾燥能力が短期間で落ちることはあるのでしょうか? 大変困っております。どなたか知恵を貸してください。
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アルコール系のアウトガスは、どれくらいBOX内に出ているのでしょうか? 性能が落ちる場合があります。 BOX内にアルコール系若しくは石油系のアウトガスが出ていないとは、考えられないのですが。 濃度は微量でも。(シックハウス対策してても、微量のアウトガスは出ますから、) さて、再生の条件も難しいみたいですね。 専門業者に確認するか、任せるかではNGなのでしょうか? 再生時の減圧や真空時の環境(アウトガス等)は、問題がないのでしょうか? 管理は、水分ばかりではないです。 温度変化と気圧変化でアウトガスはでますよ。 専門家に確認した方がよいでしょう。
参考になるかどうか・・・ 昔、液体窒素で冷却していた検出器を取り扱っていた頃の話です。 検出器内部を真空にする(不純物や残留ガスを吸着させて)ためモレキュラーシーブを使っていましたが、メーカーが言うには、完全に常温(摂氏20度とか)か液体窒素温度 (摂氏マイナス200度程度)まで冷やせばモレキュラシーブは機能するが中途半端な温度まで冷やしてから常温に戻すと機能が低下すると言われました。 どうやって再生するかは聞き流していたけど加熱するんじゃなかったかな。 温度管理をきちんとやって、再生もちゃんとやれば何度も使えるんではないでしょうか。(当時は基本的に常時液体窒素で冷却していた―最近は電子クーラーで冷やしているらしい―ので再生についてはよくわからない)
お礼
早々の御連絡ありがとうございます。 露点をモニターしていて露点が悪くなった段階で乾燥操作は停止して、ヒーターで250度まであげて再生させています。 ただし、どうも一部のモレキュラーシーブはヒーターの形状があっていないのか?150度程度しか上がっていません。 再生条件を厳しくしても駄目ならモレキュラーシーブの何らかの劣化かもしれませんね。
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