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吊り治具の丸鋼の耐荷重計算方法とは?
- 吊り治具の丸鋼の耐荷重計算方法について教示願いたい。
- 丸鋼が繰り返し使用してもコンクリート突出部で曲がらず使用できる耐荷重は何トンか。
- 必要な数値と状況を再度記載し、耐荷重の計算方法をお教えください。
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長くなったので、書き直しますね。天秤治具を使うなら以下 5tonで計算する 曲げモーメントM=25cmx5tonとしてSS400φ60:断面二次モーメントZ=21.21cm3 からσ=25*10*5*1000*9.80665/21210=578N/mm2>400MPa(引張)で折れそう× ここで戻って25cm出ている軸端に、根元から9cm以内の位置に吊手が収まる様 に工夫するようにすれば、曲げ応力σも小さくになるので計算してみると・・ σ=208<215MPa(降伏点)これで掛値なしのギリギリで収まる感じになります 一番、強度を上げるのに重要なのは軸径をあげるのが有効で材料費も軽微だし 例えばφ60→φ70にしただけでも、70^3/60^3=1.58倍も剛性が上がります また、あるいはS45C焼きならし材相当の強度軸材(345MPa)などにするとか 強度計算では初歩の問題なので、自分で勉強された成果をまた報告して下さい
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SS400でφ60では、1.6ton位から徐々に塑性変形し始め約8tonで完全に曲がる 従ってφ70upし尚且つ材質をSCM435の調質材にすれば安全に20tonが吊れそう 但し、当然ながら急激に衝撃的に荷重を掛けたりするとかは考えません ワイヤー4点で80°吊り角度とし、1箇所当り約10tonのワイヤー張力が掛ると しました。参考になるかどうか判りませんが私のザックリ計算書を↓にUpload 最後に、片方しか曲げを考慮してないが両方でも台形で片持ち部がmaxなので >この場合の1箇所とは4点の吊り位置のうちの1点と考えるのでしょうか? ええそうです。そして、添付画像も私の予想した通りです。10ton/点は随分と 実は私も多いと思ったが、何せ吊り角度が80°でしょ?仮に半角で45°として 1:1:√2で4点の立体なので、従って2倍ほど余裕を見て、5tonx2=10tonです 2倍は見過ぎかも知れませんけどもワイヤーの安全率が6倍なので、それと比較 すれば安全側なので気にならない程度だと思ったし、まぁ安全率2は最低限か (計算書では、基準強さ=降伏点としていて、安全率をココで見ています) 何分、昨晩遅くにチャッチャと計算したので若干自信ないので検算して下さい
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 >ワイヤー4点で80°吊り角度とし、1箇所当り約10tonのワイヤー張力が掛るとしました。 この場合の1箇所とは4点の吊り位置のうちの1点と考えるのでしょうか? だとすれば、1箇所当り約10tのワイヤー張力×4箇所=コンクリートブロックに掛かる張力 約40tとなりそうなのですが・・・? 当方の説明不足かもしれませんし、私が理解しきれていないのかもしれません ので参考までに、概略図上げておきます。 http://fx.104ban.com/up/src/up11691.jpg 引き続き御教示いただければ幸いです。 宜しくお願いいたします。 1Nの涙様、お世話になります。 かなり答えに近づいてきた様に感じます。 もし吊り角を、吊り天秤治具等を使用して限りなく0度に近くできれば φ60位でもφ70SCM材相当品として当てはめる事ができませんでしょうか? もしくは、穴ピッチを狭くし吊り角を抑えるのであれば、φ60を使用 するとすれば何度位が適当でしょうか? 不躾な質問ばかりで申し訳ありませんが、まだ見積もり段階でして 設計に強度計算依頼するところまでもっていけない状況でして・・・。 お時間のある時に、ご返答いただければ幸いです。 私も本を開いて勉強をしてみたいと思います。
お礼
1Nの涙様 何時も御丁寧に説明していただき有難う御座います。 吊り天秤治具は、別件で用意しているものがありまして、それを使う予定です。 φ60に拘るのは、現場の「一人当りの手で持てる道具、工具の最大重量」という規則の縛りがあるためです。(30kg以下) クレーンでの相判が難しいや、ウインチが仕込めない、狭い作業場などの 理由とかチェーンスリング、ワイヤーでは玉掛け出来ないなどさまざまな 要因があり中々思うように琴が運びません。 しかしながら、懇切丁寧なご教示のおかげでまた道が開けてまいりました。 また、結果報告させて頂きます、有難う御座いました。