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高硬度鋼材にタップ穴を空ける方法は?
- 高硬度の焼き入り鋼材にタップ穴(M3)を空けたい場合、日立ツールのエポックハードタップが使用できます。
- エポックハードタップはHRC35~50用の高硬度用超硬タップです。
- 他にも使用できるタップがある場合は教えていただきたいです。
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つい先日、メーカーの人と話す機会があり、このエポックハードタップの話も出たので、あまり役に立ちませんが参考程度に・・・。 まず、このタップは需要がまだ少ないらしく、メーカー在庫だそうです。 ですので、通常より入手に一日から二日ほど余裕を見なければいけません。 また、この硬度レンジを外れた領域では使用しないでください、とのことでした。 刃先形状とかが、この2タイプで根本的に異なっているため使えないそうです。 今回のケース程度なら、HRC35~50用で問題ないでしょうけど。 ちなみに、HRC50以上のですと、HRC60(SKD11)は加工したそうです。HRC70はさすがにダメだったとか。 価格が一般的なハイスのタップと比べて数倍と、かなり高いです! 穴数が多ければ元を取れるでしょうが、小ロットですと逆にコスト高かもしれません。 ところで私、ハンドでネジを切った経験がないのですが、このタップを人力で使えますかね?? 材質を考慮しても相当のトルクが要るような・・・。
HRC40前後鋼材のM3~のタップを マシニングセンタ+タッパー+コーテッドハイスタップ+水溶性クーラント で加工しています。 下穴も、 マシニングセンタ+コレットチャックホルダ+超硬ドリル で真っ直ぐにシッカリと加工しています。 超硬タップは折損リスクが高く、折損したあとのリカバリーも極めて 困難のため、使用していません。 と、言うことで、回答(1)さん回答(2)さんに賛同。 ハンドタップの場合は、回答(3)さんのおっしゃるとおり、職人さんの 腕に負うところも大です。 下穴加工の際、ドリルチャックは工具の把握力が弱く剛性が低いので、 コレットチャックを使用することをお奨めします。 ドリルの振れを0.02mm以下(できれば0.01mm以下)であることを確認 してください。 タップですが、ハンドでも可能と考えます。 (数量が多いと大変ですが...) イキナリ製品にトライせずに、何回か練習すれば何とかなるでしょう。 質問者さんが調べられた日立ツールさんのタップは超硬です。 価格も高いし上記の理由もあるので、安価で折損し難い回答(1)さん が挙げられているOSGさんハイスで十分と考えます。
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回答ありがとうございました。やはりハンドでは難しいですか・・・。 タテフライスにドリルチャックを付けて加工してもzaumakuさんがされているような加工条件と同じ様にできるのでしょうか? また回答頂ければ助かります。宜しくお願い致します。
M3は危険すぎるので ワンロットなら 放電しててしまったほうが安全です
お礼
回答ありがとうございました。放電加工でタップが立てれるのですか?
S55C丸H材やSCM435丸H材より少し硬い硬度で、局焼き等の焼き入れ硬度より低い硬度 ですよね。 小生が若輩だった昔、怒られながら、下穴を極力大きくして、職人風の方にねじ切りを してもらった事があります。 その頃は、超鋼等の高級なタップは無かったと思うので、いわゆる通常のタップでも 少ない本数なら加工できると思います。 今の推奨はに関しては、他の方のアドバイスを参考にして下さい。 職人風の方は、凄かったのでしょうかね。 古いタップを数本出してきて、何回も何回もタップを換えてやってくれていましたから、 他の回答者さんのアドバイス内容でした方が良いと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
ハンドでM3は少し慎重にやらないと・・・・ 先日も SCM435 表面はHRC50~55程度でテーパー穴の奥のタップの 「さらえ」にOSG M12 V XPM-HT が良かった。 内径の奥なので硬度は分らないが 常備している通常のタップはどれも駄目 TINのコーティングなら さらえる位はと思ったのだが・・・・ 出来る事なら ゆるす限り下穴は大きめがポイント 数量次第だが「粉末ハイス+コーティング」でも十分と思える。 軽々には言えないが どのメーカーでも高硬度用なら問題は無いと思うが 私の好みで回答 1)さんと同じくOSG 通常のタップで切り込めても 戻しで折れるのがせきのやま。 実際に使うと別次元、コーティングの威力が大きいですよ。 老婆心ながら必ず油性の加工油を使って下さい。 私は少し特殊なオイルを使うのだが ステンレス用のタップオイルでも十分だと思う。 どの程度の締結強度を求めるかで下穴のサイズを決めるのだが・・・ 今回は 焼入れ処理のされた材料なので ひっかかり率は最低の65%以下でも 強度的に大丈夫だと思われる。 65%→2.65 通常は 90~70%程度 私は普通の加工で 2.6を使いますが。 油に関しては小径なので流動性のある油の方が良いと思う。 多分大丈夫だと思うが・・・・ 切れが悪く感じたら無理はしない、一時戻してから エアーで切粉の清掃をして油を付けて もう一度 もう一つ タップホルダーを使うと思うが ホルダーにの外径に合うパイプなり 穴をあけた治具を使うなど 倒れを防ぐ工夫が必要と思う。
お礼
回答ありがとうございました。下穴は通常ではM3×0.5を立てる時はφ2.5ですよね。焼きが入っている場合はどの位の径がよいのでしょうか? 現在オイルはタッピングペーストというグリスのような物を使用していますが、これはNGですか? コーティングについては私が調べた日立ツール性には"THコーティング"がされているようです。 当たり前のような事を質問しているかもしれませんが、何しろ私自身がド素人なもので・・・。 また回答頂ければ助かります。 宜しくお願い致します。
?鋼材?が余程の粘い材料なら考慮を要するが、硬さからいうとプレハードン鋼クラス。普通用でも何とか・・・なので、HRC35~50用でイケルのでは? 評判を聞くのはOSGですが、数をこなして寿命を見極めたことはありません。
お礼
回答ありがとうございました。OSG製品調査し検討てみます。
お礼
回答ありがとうございました。やはり高いですか・・・。 参考になりました。 ちなみに私はハンド以外で切った事がありません。