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単相交流から三相交流への変換
私自身、表題の分野にあまり詳しくないので、もし筋違いのことを書きましたら、その点はどうかご了承ください。 実は安定化電源の単相交流出力を利用して、三相交流出力(必要最高電圧460V)を作ろうとしています。 あるメーカー様のカタログには、その安定化電源3台の出力をスター結線すれば出来るとのことが書いてありました。 その安定化電源自体の単相仕様では0~300Vの可変が可能であるが、そのスター結線をして三相にすると、線間電圧が√3倍の0~519Vにもなるということでした。 これは私の希望の460Vを満たせているのですが、その中で分からないことがあり、本当に使えるかが不安ですのでどうか教えてください。 1.電源をスター結線した中性点(N)は負荷に対してどう接続すれば良いのですか。 2.電流値などの測定をするのですが、負荷側がスター/デルタ結線どちらでも問題ありませんか。また、スター結線で中性点の出していないものでも問題ありませんか。 3.三相交流の位相差出力になるのですか。 4.その安定化電源の入力は同じ中性点を持つ単相三線式の電源が必要ですか、それとも三相交流電源(R/S/T)の相を入れ替え、R-S、S-T、T-Rといったバランス良くとっても大丈夫ですか。 以上、どうかご教示賜りたく存じます。
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私だったら・・・、 単相のモーターを使って3相の発電機を回してしまうのですが、 そんな逃げ手は、駄目でしょうかね? # 一応、口ばっかりだが第三種電気主任技術者だ!?
交流安定化電源メーカ各社のサイトをざっとみたけれど 単相機器を3台連結して三相交流を作れる機種は見つかりません http://www.yamabishi.co.jp/product/avr/index.asp http://www.omron.co.jp/ped-j/dengen/product/cvcf/re60-100fw/re60-100fw.htm http://www.takasago-ss.co.jp/ac/ac_menu.htm http://www.matsusada.co.jp/acps/srj/ メーカ、形式及び容量を開示していただければそれなりに調べて見ますが 直接そのメーカに問い合わせた方が手っ取り早いでしょう もし、メーカ回答が専門用語ばかりで理解できないとかなら メーカ回答をそのまんま転載していただければ解説することは可能です >4. ~それとも三相交流電源(R/S/T)の相を入れ替え、 そもそも三相電源は有るのでしょうか? 三相200Vしかなくて三相460Vが無いとかだけの話なら 三相トランスで200V-460Vを作る方が安いと思う http://www.e-aiharadenki.co.jp/3f.html http://www.nunome.co.jp/products/double/index.html 安定化品質は悪いかも知れないが
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の確認していたサイトは 「http://www.matsusada.co.jp/pdf/sra.pdf」 です。 実は単相の100V台や三相200V~海外仕様の460Vまでのモータの検査を行おうとしております。 検査内容的には仕様電圧での各相の電流値、電力を交流安定化電源で考えております。ただ、一般的には単相0~300ACまでしかありませんでしたが、あるカタログに三相出力が可能ということが書いてありましたので、その辺のところで確認させて頂いております。その中でおそらく電源装置の単相個々の同期や相・線間電圧などの問題も出てくると思っておりました。この線間電圧は単相の相電圧300Vに対し、√3倍の線間電圧519Vが得られるそうです。 もし負荷が三相交流誘導モータですと、この線間電圧がモータの電圧仕様電圧を満たされれば上記内容の測定は可能と判断してもよろしいのでしょうか。 またご質問の三相電源はございますが、それ以上の460Vまでがありません。一応トランスも候補にはありますが、一度安定化電源での計測をしたいと思っております。 またご回答いただければ幸いです。
1.スター結線の中性点は負荷に対してどう接続すればいいか? →負荷が3相3線方式であれば、中性点のは接続しなくても構いません。 中性点を接地することとして、負荷の接地線をつなぐことも可能です。 2.負荷側がスター/デルタ結線どちらでも問題ないか? →負荷の結線は、スター/デルタ結線どちらでも問題ありません。 安定化電源は、出力電圧の高調波成分が極めて少ないと思いますので、負 荷がスター結線/デルタ結線のいずれでも電流値が大きく異なることはな いはずですが、負荷の性質によっては、高調波電圧成分により電流値が微 妙に異なる可能性はあるかもしれません。微妙に異なるといっても、誤差 範囲のごく小さな値と思います。 3.三相交流の位相差出力になるのですか? →お問い合わせの意味が正確に把握できませんが、 中性点に対して各相の電圧は、120度づつ位相の異なった電圧が出力す ることで、所望の3相出力が実現できます。3相出力用のセットは独立し た単相安定化電源が3台組み合わされたものではなく、120度づつ位相 が異なる出力が得られるように、各電源が適切な位相差になるように同期 がとられています。 4.安定化電源の入力は単相三線式あるいは三相3線式のどちらが必要か? →正確に判断するには電源の仕様書による必要がありますが、入力電圧の 定格が単相200Vならば、単相三線式でも三相3線式のどちらから供給し ても問題ないと思います。 #2回答者さんが心配なさっているので追記します。 単相の安定化電源3台を、単純にスター結線しただけでは3相出力は得られ ません。3台の単相の安定化電源の位相差を120度に保って同期をとって 運転できるようにする機能があることが必要です。 下記URLの機種のうち「マルチ相」と書いてあるのは、3台組み合わせて 3相出力ができるものです。 http://www.nfcorp.co.jp/pro/ps/ac/gen/epo/index.html お使いになる予定の安定化電源が決まっているなら、メーカーに問い合わせ て下さい。 交流安定化電源の中身は、低周波の電力増幅器です。単体の電力増幅器とし て使えるように、信号入力端子を備えた機種であれば、ご自身で120度位 相差の入力信号を準備すれば3相出力用として同期運転ができます。 仕様書を見た限りでは、3台組み合わせて3相出力を得るように接続できる ようですね。不安があれば、納得いくまでメーカーに問い合わせることを お勧めします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 アドバイス拝見させていただく限り、使えそうな気がしています。 ただ、電源自体の120°位相差が取れることが最低条件ですね。 一応、私の確認していたサイトは「http://www.matsusada.co.jp/pdf/sra.pdf」 です。 また、メーカー様に詳しく教えて頂くようにしてみます。 本当にありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 一応、市販の交流安定化電源で装置を作る予定にしています。 私はご回答者様のように技術者でもなく素人です。 もし素人でも出来そうな手段がありましたら、またご教示お願い致します。 本当にありがとうございました。