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ソーラーパネルは太陽エネルギーを地球に溜め込むのか
- 「ソーラーパネル」は、環境対策に直接結び付くベストな方法だと思いますが、太陽エネルギーを地球に溜め込むことから、発電された電気エネルギーは、最終形態として熱量になってしまうわけで、温暖化の進行を遅くするだけで結局は地球は温暖になってしまう気がします。
- ソーラーパネルの利用は化石燃料に頼らなくなる点で有効であり、効率も高いです。しかし、疑問としては太陽エネルギーを地球に溜め込むことから、発電された電気エネルギーが最終的には熱量になり、温暖化の進行を遅くするだけで地球は依然として温暖になるのではないかという点です。
- 資源の枯渇や地球温暖化に対する懸念から、ソーラーパネルは環境対策の一つとして注目されています。一方で、電気エネルギーを利用することで地球を温暖化させる可能性も考えられます。そのため、地球温暖化対策としてソーラーパネルだけに頼らず、他の方法も組み合わせて考えるべきだという意見もあります。
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>地球に溜まるであろう熱量を相殺する方法 最終的には差し引きゼロになるんじゃないですか?昔たくさんあった二酸化炭素がだんだんと減ってきて、今また増えている。でも総量はどうなっているかというと、それは分からない。人間が無から二酸化炭素を作り出しているわけではなく、あらかじめあるものを合成して作っているわけですから。 >江戸時代のような農耕生活に退行することが無理 江戸時代は現代風にいうと環境に優しい生活だったと思います。しかし、寿命は現代より短かったのではないかと思います。科学の発達が寿命を延ばしたのです。 最近はやれダイオキシンだの、やれ環境ホルモンだの、やれ新型インフルエンザウイルスだの、やれRoHSだの、やれREACHだのと大騒ぎしますが、散々騒いだ割には何も変わっていません。結局マスコミの情報操作に踊らされているだけです。 10年ぐらい前に「石油はあと500年分ある。化石燃料は生物の遺骸から生まれたものではなかった」という話がTVでありました。もし事実なら、あれから10年経っていますのであと490年分はあることになります。本当かどうかは知りません。実際に使い切ってみないと分かりません。ただ、当事はあと20年ぐらいで枯渇すると言われていました。10年経ちましたが、「あと10年で枯渇する」とは聞いていません。人間の活動量や技術の進歩によって使用量は変わりますから、このような計算は無意味です。 古紙偽装についても、最初は「何でわざわざ新しい紙を古い紙として売るの?」とずっと思っていました。古いもの⇒品質が劣る⇒安いという先入観があったからです。しかし、考えてみれば一度使用した紙を再生するのは初の試みであり、確立した製紙技術として量産に移すのは時期尚早だったかと思います。 植物は光合成を行なうために、二酸化炭素を取り込んで酸素を出します。植物は呼吸をしますので、酸素を取り込んで二酸化炭素を出します。光合成で取り込む二酸化炭素の方が呼吸で出す量より多いので、植物は二酸化炭素を総量では減らします。これは中学校で習いました。ところが、思わぬ落とし穴がありました。植物も生物ですから、あるときを境に活動量が減り、最後には死んでしまいます。死んだ後は炭素が残ります。それを燃やせば光合成で取り込んだ二酸化炭素と同じ量だけ二酸化炭素が発生します。すなわち、その植物が生まれる前の状態になるわけです。あるいは燃やさなければ炭素のままです。勝手に分解されて二酸化炭素になるわけではありません。二酸化炭素がなくなれば植物は炭素を作れなくなり、やがて絶滅してしまいます。そうならないのはバクテリアが分解してくれたり、人間が燃やしたりしてくれるからなのです。 以上、私が水素エネルギーの話をしたために話が飛び火してしまい、そして今だらだらと書いた文章が更に物議を醸し出すかも知れませんし、これで終わるかも知れません。ただ、これだけの意見を得られたことは、私にとってとても有益でした。質問者であるneomaruさんの「あえて後進のためにも、回答を締め切らないでおきますね」というお気持ちにも答えられていれば幸いです。
焦点を絞ります。 温室効果ガスを発生するような化石燃料がポイントです。 従来は、昼間に太陽エネルギーで暖まった地表や大気が、 夜に放射冷却で冷えるで、バランスがとれていましたが、 温室効果ガス(CO2等)で、放射冷却の能力が鈍ってきた。 冬場に、朝よく晴れれば、放射冷却現象で、気温が低くなり、 曇れば雲により放射冷却が鈍り、気温はさほど低下しません。 それと、同じで、最近は温室効果ガスで、いつも曇っている 状態と同じになっている。(晴れていても) 金星は、地球と同様で太陽から離れていますが、温室ガスが原因で、 地表や大気が数百℃となっています。
富士設計 大曲です 水素エネルギーは燃やした時水が出来るだけで排気がきれいということでOK。 ただし送電線が出来ない海上などに太陽電池発電所などを作ったときのエネルギー輸送手段でしかありません、地球全体のエネルギー収支からは除外しても良いと思います。 また材料技術屋 さんの言うように古代カンブリア紀は約0.5%だったCO2が 地球のどこかに化石燃料としてたくわえらてているわけで化石燃料が無くなる前に温暖化により人類は重大な危機となるでしょう。 縄文時代には海面が6mも高く、東京湾にさんご礁があったそうで、そうなると東京タワーあたりまで海になる。 ただし悪いことばかりではありません、シベリアあたりは穀倉地帯に、現在の砂漠地帯も穀倉地帯になるかもしれません。 逆にアメリカに穀倉地帯は砂漠になるということです。 地球規模では食料生産が増加するそうです。 ただし、変化が急激に起こると農業システムは破壊され、森林は種の交代が出来ず、地球全体が砂漠化する可能性があります。 温暖化ガスを減らすにはあらゆる手段を講じるべきと言うのがグリーンエネルギーの考えでしょう、日本では主流でない風力発電もヨーロッパでは盛んです。 もっと画期的なアイデアもあります。 たとえば 植物の光合成は太陽光の可視光線のエネルギー利用しています。 太陽電池は太陽光の赤外線のエネルギー利用しています。 両方組み合わせれば高効率のものができるのではないでしょうか。
水素エネルギーが出てきたので一言、 人類のエネルギー進化の大きな流れの中で炭素から水素へというのがあります。 その先にあるのが核エネルギーかどうかは議論の的でしょうけど。 木材や炭、石炭など炭素を燃やすエネルギーから水素(クリーンエネルギー)へ、その途中としての石油(炭化水素)文明があると。人類文明の一ページに過ぎない。 これを乗り越える事が出来るか否かが今後の繁栄を決めるのでしょう。 温暖化問題だって地球の歴史の中の一ページに過ぎない。 太古人類と言う種が繁茂していた時代もあったと化石になっていない事を祈ります。 回答(7)です人の質問に便乗して色々好き勝手書かせていただきましたけど皆さん(私も含めて)大分勉強出来たようですよね。 個人的には人類の英知、と母なる地球の包容力を信じてます。 でも出来る事からストーブをこまめに消そっと。
仕事人間さん 今から書くことは、「データ」と「意見」が入っています。意見については責任持ちますが、データについてはあくまでも文献からの引用です。私は納得しておりますが、正確かどうかまでは責任持てません。 まず、「二酸化炭素増加が温暖化をもたらした」というのが間違いで、「温暖化したから二酸化炭素が増えた」という説が有力です。平安時代や鎌倉時代は現在より気温が高くなっていました。しかし、これらの時期はどう考えても現在より二酸化炭素排出量が高かったとは考えられません。温暖化の原因は太陽活動の変化によるもので、気温が上がれば海水中の二酸化炭素が溶けきれなくなって地表に出てきます。二酸化炭素があるおかげで植物が光合成を行ない、酸素を放出して炭素で自分の体をつくり、その植物の栄養をもらいながら人間は生きています。二酸化炭素がなくなったら生物は絶滅します。現在は約0.035%に対し生物が爆発的に誕生した古代カンブリア紀は約0.5%だったそうです。 地球誕生時の気温は2000℃ぐらいでしたが、30億年ぐらい経って平均気温が35℃ぐらいになった頃に生物が誕生しました。その後氷河時代が訪れましたが、それでも平均気温22℃だったそうです。それからまた暖かくなってきて恐竜が繁栄しましたが、再び氷河期が訪れて現在に至っております。つまり、現代は歴史的に見て寒い方なのです。いまこの記事を書いている部屋も暖房がなくとても寒いです。 もう一つ、水素エネルギーというものがあります。これは大変画期的に見えますが、大きな落とし穴があります。地球上にエネルギーとして利用できる水素は存在しません。水素は軽いので、地球が誕生してまもなく宇宙の果てへ飛んで行ってしまいました。よって、水素を作り出すには水を電気分解するか、希硫酸に亜鉛を入れるか、有機化合物を分解するかしかありません。このうち工業で使えるのは電気分解か化石燃料分解です。電気分解には当然電気が必要で、電気は化石燃料を使ってつくられます。化石燃料については言うまでもありません。 化石燃料は生物の遺骸であり、生物の体は炭素でできています。それらを燃やすと言うことは、炭素を酸化して二酸化炭素を発生させると言うことです。石油や石炭などの化石燃料は何億年もかけてつくられてきました。それを今の人間は200年足らずで使い切ろうとしています。問題なのは、二酸化炭素量の変化が急激すぎることなのです。 neomaruさんの文章が軽妙な語調で面白かったので、私も真似してみました。 科学は常々進歩していますので、今は不可能なことを可能にする日が来るかも知れないですね。
少し意見を・・・ 温暖化の原因は温室効果ガスの影響が大きいと言われてます。 つまりは、化石燃料を燃やした際に出る熱で温暖化が起こっているのではなく 化石燃料を燃やした際に出るCo2などが上空を多い地球から放熱が出来なく なってしまう為起こることです。 と、言う観点からすればCo2を出さない努力が温暖化促進を防ぐ方法ですね。 温暖化になって何が悪いの?という意見もありますが、色んな文献を読んで みるとデメリットの方が多いように思います。(あくまで私の主観) 理想の温度と言う意見がありましたが、私も分かりません・・・ しかし、私たちの生活は現状の温度で成り立っているものです。 猛暑が続いて喜ぶ人は少ないと思います。(アイス屋さんは喜ぶのかな・・) 私は滋賀県にいますが近年、雪の量が少なくなっています。 雪なんてものはスキー場しか喜ばないもののように思いますが、 琵琶湖の環境に大きく影響すると言われています。 興味があったら調べてみてください。 色んな意見が聞けて楽しかったです。
現在騒いでいる「温暖化」は大したことありません。これまでの歴史をひもとくと、生命が誕生してからも、地球の温度は10℃や20℃は変化しています。今言っているのは15℃が17℃になるとか、そんなレベルです。恐竜が栄えていた時代に比べると今の時代は生物にとってはむしろ寒いぐらいで、そもそも「一体何度が理想の気温なんだ?」ということすら、現代の科学では分かっていません。 ・・・と、私もちょっと強気に書いてみました。文献の受け売りです。
回答(6)です。 こういう話が好きなので追加でコメントさせていただきます。 科学とは反証可能性を持たなくてはいけない。 カール・ポパーの考え方です。 この考え方は、分かりやすくシックリくるので好きです。 頂いた意見であるように、反証ができてこそ科学的です。 さて、太陽電池のエネルギーペイバックタイム(EPT)についてですが、 産総研からの公式見解が出されています。 EPTも色々な人が色々な値を出しているのですが、 とりあえずこれがもっともらしいかな、と考えています。 今回の御質問の一番のポイントは、 『地球温暖化が人為的な要因で起きているかどうか』であり、 これにはまだ誰もはっきりしたことは言えない、 というのがホントのところじゃないでしょうか。 しかし、化石燃料資源が有限で、 かつ日本が化石燃料の量や価格をコントロールできないのは、 地球温暖化よりも確実なことです。 ほんのちょっと前に原油の価格があんなに高騰したことを、 喉元を過ぎた熱さにしてはいけないですよね。
「何となく感情的に否定しているようですので」との書き込みに感情的ではなく意見を、 科学はどんな定義、意見、提案、原則も完全に否定されない限り有効とはならない。つまり正しいと証明するには全ての否定に反論しなければいけない。 此処で一つ参考意見 エネルギー・資源学会http://www.jser.gr.jp/ 地球温暖化:その科学的真実を問う まだまだ議論は続くのです。 回答(6)さんありがとう、「カール・ポパー」やっと? 出典がわかり積年のもやもやが晴れました。 「反証可能性 」云々は確か大学院の教授に言われたと思うが出典を失念してました、 ずっと工学一本でしたが最近、科学哲学とかトランスサイエンスとかが気になります。「理想の温度」なんてまさにそんものでしょう。そもそも気温だけじゃなく地球に酸素が満ちてるのだって始めからじゃないし。 原始地球のバクテリアがせっせと炭素を固定し酸素を放出して来た結果!でしかない途中経過なんだから。
私もそんなに詳しくないのですが、 何となく感情的に否定しているようですので、 簡単に調べてみました。 名工大の市村先生のHPをみると、 多結晶シリコン太陽電池の場合は約4年、 アモルファスシリコン太陽電池の場合は1年半で 製造に必要なエネルギーは回収できるようです。 つまりそれ以降は、 発電した分だけエネルギー的に得をするという計算だと思います。 今後、太陽電池のエネルギー効率はさらに向上すると思われますし、 太陽電池を作ったほうが温暖化に繋がるってことは無いと思います。
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お礼
わざわざ時間を割いて頂きありがとうございます。 お調べいただいたとの事、大変感謝しております。ありがとうございます。 よく回収エネルギーより製造エネルギーの方が上回ってしまうということが 定石のような気がしておりましたが、今回の返信を受けて、目からうろこが落ちたようです。 仮に4倍の寿命であれば、一つのソーラーパネルで差し引き3台の同じものが作れますね。 ソーラーパネルは故障時に、メンテナンスが難しく産業廃棄物送りによくなってしまうそうですが、 日本のメーカーさんにはどんどんいいものを作っていってもらいたいですね。 そう思い直しました。 ドイツに負けていられないですね。 わざわざどうもありがとうございました。