SUS41とは?

このQ&Aのポイント
  • SUS41とは機械設計に使用される材料であり、古い図面に記載されています。
  • 現在ではSUS410と呼ばれる材料が使われていますが、SUS41はその前のバージョンのことです。
  • 古い材質のため、詳しい情報はわかりませんが、現在のSUS410との違いを知りたいです。
回答を見る
  • 締切済み

SUS41について

機械設計を行っているものですがご存知の方がいたら教えてください。 古い図面なのですが、「SUS41」とあります。 これは現在の「SUS410」のことなのでしょうか? 古い材質なのでわかりませんのでご存知の方がいたらお教えください。 よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数3
  • ありがとう数2

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

私の手もちの資料では SUS27 : SUS304 SUS28 : SUS304L ← Lがローカーボン SUS29 : SUS321 SUS32 : SUS316 SUS33 : SUS316L ← Lがローカーボン SUS41 : SUS309S ← Sは耐食だったと思う SUS42 : SUS310S SUS43 : SUS347 ハステロイは知っているけど、SUS309Sとイコールではなかったのでは? 回答(2)さんへ 追記及び訂正有難うございました。 よくわかりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

旧JISの表記です。 現在の 100,200,300,400・・・は米国AISI規格からきています。 さて、お尋ねのSUS41ですが、SUS309ではありません!! SUS309Sです。つまりローカーボン材で、溶接構造などではCは多いと問題です。 また、加工性が違います。市場もSUS309Sが多いはずです。 ステハロイという耐熱鋼で、電気炉などの内張に使います。高級ステンレス鋼です。 化学成分で見てみると以下のようになります。 SUS27  SUS304 18Cr- 8Ni-0.08C 最も一般的なオーステナイト系SUSですね。 SUS32  SUS309 25Cr-12Ni-0.20C 耐熱鋼 繰り返し985℃付近まで SUS41 SUS309S 25Cr-12Ni-0.07C  〃  現在市場流通性大 SUS33 SUS310 25Cr-20Ni-0.25C  〃  1030℃まで SUS42  SUS310S 25Cr-20Ni-0.07C  〃  市場性あり  SUS41とSUS32では、耐熱温度が50℃以上の上で、Niが8%も多くなり 価格は全く違うはずです。  また、加工性はSUS41も悪いのですが、グレードの高いSUS32や42は更に 悪くなります。専門の加工屋でないと手こずります。 SUS309SをJISのハンドブックで要求する成分や温度をよく調べて、更に価格も調べて検討してください。 ◎追記及び訂正  1.JIS記号の意味(LとS)  SUS304の基本材は、SUS301材です。これを溶接性、成形性を改善したのが、SUS304になります。つまりオーステナイト系SUSの弱点である粒界腐食性を低炭素にして改善したのですが、まだ完全とは言えませんでした。  さらに、超(極)低炭素(Extra Low Cabon)化することにより溶接し放し でも粒界腐食を起こさない鋼種として304Lが作られるようになったわけです。この極低炭素鋼種のことをELC級とます。  SUS309Sのことを低炭素=ローカーボンと書きましたが、このSはシングルの略です。炭素含有量1/100桁単位で、シングルつまり1桁以下という意味で0.1%を意味します。実際は0.08%以下ということで、SUS309SのC%は0.07%以下(低炭素級)と規定しているわけです。  少々マニアックな内容ですが、私のような金属屋は、極低炭素鋼=ELC、低炭素鋼=LCと区別している関係から、一般的には通用しない誤解をまねく表現でした。 2.書き間違いです  SUH32  SUH309 25Cr-12Ni-0.20C 耐熱鋼 繰り返し985℃付近まで SUS41 SUS309S 25Cr-12Ni-0.07C  〃  現在市場流通性大 SUH33 SUH310 25Cr-20Ni-0.25C  〃  1030℃まで SUS42  SUS310S 25Cr-20Ni-0.07C  〃  市場性あり   SUH32,SUH33の書き間違いでした。JISではこのステンレスのことを耐熱鋼として分類してます。鋼種の開発経緯や成分はSUSです。 3.ハステロイ  耐熱鋼=ハステロイとして固有名詞のように使っていましたので、SUH32,33は耐熱鋼でしたので、ついついいつもの感覚で不正確な表現をしてしまいました。 

noname#230358
質問者

お礼

大変詳しい説明ありがとうございました。 勉強になりました。 SS41 → SS400 のように工学単位からSI単位への変更ではないのですね。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

今のJISではSUS309です。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。

関連するQ&A

  • SUS41について

    カテゴリーが違うかも知れませんがお教えください。 古い図面で 【SUS41】とあるのですが、 現在の材質にしたら何になるのでしょうか? 【SUS410】ですか? お分かりのかたがいらっしゃったらお教えください。 よろしくお願いします。

  • SUS304、SMC、SSって何?

    機械の設計書にSUS304、SMC、SSと書いていました。 それぞれ、どのような材料、材質なのでしょうか? 教えてください。

  • SUSについて

    年末より半導体関係の仕事につき SUS物の加工品を設計する事がメインになりました。 SUSの材質も多種多様にあると思いますが、 簡単にまとめたサイト又は文献等ご存知でしたら ご教授下さい! お恥ずかしい話ですが「SUSの2B材」と 言われてもピンと来ません。 どうぞよろしくお願い致します。

  • SUS430とSUS430Fの違い

    金属加工初心者の営業です。お客様の図面の材質は「SUS430」となっていますが、NC自動旋盤にて細かい加工(2.4φ×6.2)をするので快削鋼の「SUS430F」にて加工したいと考えています。Webで検索するとSUS430を切削性を良くした材料ということでした。SUS430をSUS430Fに変更して何か問題があるでしょうか?

  • SUSの材質について

    SUSの材質についてお聞きしたいです。 現在SUS420J2でHRC48まで焼入れが入っているものを使っているのですが、SUSの焼入れ高度が50以上(高ければ高い方がよい)で靱性もSUS420J2より高い材質のものはありますでしょうか? SUSの使用頻度が少なく知識に欠けるところもあり、ネットで調べてはいるのですが、調べ方が悪いのか見つかりません。 焼入れができる、マルテンサイト系がよいのですがSUS420J2より、焼入れ高度があり更に靱性が高く 衝撃に強い材質を教えていただきたいです。 材質に詳しい方、ご回答宜しくお願いいたします。

  • SUS304とSUS304-CSPの違い

    SUS304とSUS304-CSPの違いについて、教えてください。材質?材料の形?強度? 体系的に分かるようなものご存知の方、宜しくお願いします。

  • 焼きばめの公差についてご意見下さい。

    焼きばめの一般的な公差ってどんなものなのでしょうかね? ご存じであれば教えて下さい。 ※現在使用しているもの図面では、軸 材質 SUS440C 10 -0/-0.0006 穴 材質 SUS303 10 -0.0008/-0.018ですが、公差設定上焼きばめの公差なんでしょうか? JIS上でみると、いろいろあるのですが、設計者は全てをJIS規格に当てはめるのでしょうか?? また、材質とかによって隙間具合は調整するのでしょうか?? また、焼きばめの温度って一般的にはどのような決め方になるのでしょうか??

  • SUS304のブッシュについて

    リンク機構を用いた製品(本体材質SS400)を設計していますが、関節部にSUS304のブッシュを圧入しています。相手の軸はS45Cです。我が社では、かなり以前からこのようにしているらしいのですが、なぜSUSのブッシュを使っているのか、色々と調べていますが、未だ根拠が明確になっていません。どなたか、似たような方法で設計されている方、またこれに関する文献・書籍等、知っている方がおられましたら教えて頂きたいのですが。宜しくお願い致します。

  • SUS304材の焼入れについて

    客先の加工図面に材質SUS304処理焼入れと表記されております。 ステンレス材の焼入れの可否と方法を教えて下さい。

  • SUS304WのWとは?

    配管用ステンレス継手材質で、SUS304Wというのが有るようですが、末尾のWとは何のことか教えて下さい。機械的な特性はSUS304と変わらないのでしょうか。