沈降速度についての基本知識

このQ&Aのポイント
  • 沈降速度は粒子の粒径が大きいほど、媒体の粘度が小さいほど速くなります。
  • ストークスの式によれば、沈降速度は粒子の大きさと媒体の粘度に依存します。
  • しかし、粒子の数量は沈降速度には影響しません。
回答を見る
  • 締切済み

沈降速度について

 沈降速度について教えて下さい。    沈降速度は粒子の粒径が大きい程、媒体の粘度が小さい程、  速いという事はストークスの式の通りかと思いますが、沈降  速度に粒子の数量は影響しないのでしょうか?

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数5
  • ありがとう数5

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

沈降速度に粒子の数量は影響しないのでしょうか? 沈降速度に粒子の数量は大いに関係するようです。 この影響する度合いを小生共の世代では、粒群の干渉沈降速度と称しておりました。 これを計算する式は、すべて実験式であり、古くからいろいろな先達が努力されたお陰で、実用的な範囲では充分満足して計算しております。 ただこの分野は非常にややこしくて、このネットで説明できる程の知識は持っておりません。 御参考までに、沈降速度は正味体積濃度が30%になれば、自由沈降速度の60~70%になります。 以上

noname#230358
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 粒子群干渉沈降現象について調べてみた所、沈降速度と粒子数は 大いに関係がありそうです。 非常に助かりました。ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

回答(1)の者です。 粒子の数が多いほど、例えば中央の下降流とその周囲の上昇流が発生し易く、 対流に乗って沈下すると抵抗を受け難く沈下します。 の例えが判り易かったでしょうか。 また、“ダマ”や“塊”が話題に上っていますが、これは粒が密集して、 その間に空気が入り、結果的にその塊の比重が空気によって小さくなり、 沈下し難い状態になり、媒体の比重以下になれば媒体の表面を漂う事に なります。 今回の質問内容とは、多少異なると考えます。

noname#230358
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 粒子数が多いほど、対流が起こり易く、沈降速度はこの対流に影響 を受けるという事ですね。また、ダマに関してもご説明頂き、あり がとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

なんか、難しく書いてある 簡単に説明すると ダマになれば沈みにくい ダマにならなければ沈みやすいです ココア や 小麦粉 などで 一般的に経験されていると思います なぜダマになるのかは、また、きっと難しく説明が必要になるのかもしれませんが

noname#230358
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 ダマというのは、塊ということでしょうか。 粒数が多くなった場合に沈降速度が遅くなっ てしまう理由について教えて下さい。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

単純な回答は難しいですが、媒体に占める粒子の量がある限界を超える(体積比で)と、隣の粒子が沈降する際に巻き起こす媒体の流動が自己の沈降に影響がでてきます。 すなわち、媒体が静止状態での沈降と流動状態での沈降という差があります。 しかし流体力学的にもかなり高度な問題で、媒体・粒子とその量・比重など さまざまな要因が影響し合い実験でしかその影響を述べることができません。 と、いろいろ言いましたが私の専門知識はもう20年前のものなので、今は違うかもしれません。

noname#230358
質問者

お礼

御回答、ありがとうございます。 粒子の数量によって媒体の流動に影響がでてくるとの事ですね。 ビーカーに異なる数量のアルミナを入れて実験してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

媒体と粒子の比重差(密度差)にも影響があると思います。 さて、速度に粒子の数量は影響しないのでしょうか?の問いには、 間接的に関係があります。 自転車のレースやマラソンのレースで、特に向かい風の場合は、体力消耗を 抑えるために、先頭等の真後ろにピッタリ付き、風の抵抗を軽減する走行が ありますが、それに似た現象での影響がある事が推測できます。

noname#230358
質問者

お礼

御回答、ありがとうございます。 自転車レースの例えですと、粒子の数が多いほど、抵抗を受けずに 速く沈降するということでしょうか。

関連するQ&A

  • 粒子の沈降速度

    静置している液体に、密度と形が同じ粒子を入れるとします。ストークスの法則によれば、沈降速度は「粒子の半径が大きいほど早い」ということになるのでしょうか?よろしくお願いします。

  • 粒子の沈降速度

    粒子の沈降速度をあらわす式、Allenの式とNewtonの式自体を誘きたいのですが分かりません。 過去の質問を調べましたが中々みつからないのでお願いします。

  • 沈降の等速運動

    沈降の問題なのですが、 du/dt=-{18μ/D^2p1}u+{(p1-p2)/p1}g u:沈降速度,t:時間,p1,粒子密度,p2:流体密度,D:粒子直径,μ:粘度 の式をt=0,u=0の初期条件で解いて、求めた解から (U-u)/U=1/e U:終末沈降速度 となるのに要する時間τ、t=τまでに沈降する距離δを与える式を導け という問題が解けません。 私なりに本で調べてみましたが、分かりませんでした。(もしかしたら難しく考えすぎてどつぼにはまっているのかもしれません) 大変恥ずかしいのですが、誰か教えてください。

  • ストークスの沈降法則についての問題で

    ストークスの沈降法則について w=[(p1-p2)g/18u]d^2 w=沈降速度 p1=堆積物の密度 p2=流体の密度 g=重力加速度 u=流体の粘性 d=粒子の直径 上記の式でw(沈降速度)が求められるということなんですが、この後が問題なんです。 粒子の沈降速度は、他の条件が一定ならば、粒度で決まる。水の密度と粘性は一定であり、組成の同じ粒子を使えば粒子の密度は定数になり速度は粒度だけで決まる。水温が20℃、粒子の密度が2.65g/立方cmでは、沈降速度wは、89.83d^2になる、ということでした。 地学も物理も専攻してない自分にとって、ここで89.83d^2にどうやってなるのかが、わかりませんでした。式に代入する数もわからない始末で困っています。これだけの数しかないのに答え出るの?っていう印象・・・(汗 ヒントだけでもかまいません、欲を言えば式を書いて欲しいところですが、長文だと申し訳ないですし。どなたかよろしくお願いします。

  • 自由沈降速度:ストークス、アレン、ニュートン領域における球形粒子の終末速度の式を導いて!

    単一粒子の自由沈降速度の問題で。 次の領域における球形粒子の終末速度Utの式を導いて欲しいんです!! ストークス領域:Re<2 アレン領域:2<re<5x10の2乗 ニュートン領域:5x10の2乗<Re<10の5乗 導くUtの式はわかってるんですが、どう書き込んでいいか。。。 これじゃぁー答えようがないですかねぇ。。。 よろしくお願いします!

  • 粒度分布 沈降法

    実験で粒度 分布をとることになりました。 流体中の沈降速度から粒子径を求めるアンドリアゼンピペット法を知ったのですが、ストークスの式を用いた例題があったので、大体の数値をあてはめて求めてみたのですが、条件に当てはまりませんでした。測りたい粒度分布は粒子サイズが大きいもので3mm程あります ピペット法の条件としてレイノルズ数が2より小さい条件でてきようされ、測定範囲は0.5~100マイクロメートルとあります レイノルズ数が2より大きいときや、例えば粒子サイズが1mm程度やそれ以上で使えない理由があるのでしょうか? またレイノルズ数が3以上の時に、アレンの法則を用いて流体中の粒子の運動方程式から、終末速度がストークスの式と同じやり方で求められるのですが、それを用いてはアンドリアゼンピペット法は適用できないでしょうか? 質問が多くて申し訳ありませんがどなたかわかるかたよろしくお願いします。

  • 沈降速度の問題

    密度2.65[g/cm^3]、直径0.1[mm]の微粒子が水中を沈降するときの終末沈降速度[cm/s]を求めよ。 ただしμ=0.01[g/cm/s]とする。 という問題が解けません。 私なりに本で調べてみましたが、分かりませんでした どなたか教えてください

  • 赤血球沈降速度の原理って何ですか??

    赤血球沈降速度の原理って何ですか?多血症やDICで遅延し白血病やリウマチで促進することは分かるんですが、そもそもなぜ速度に違いが出てくるんでしょうか?原理的なところを知りたいんですがよく分からなくて困っています、知識をお持ちのこたいらっしゃればよろしくお願いします!

  • 微粒子工学

    密度1.19×10の三乗(kg/m3)の粒子を常温の水中に沈降させて終末速度を測定したら0.3cm/sでした。使用した粒子は0.15×0.2×0.3mmの比表面積径、ストークス径を求めたいのですが、計算式を教えていただけますか?参考書でみると立方体であったり、他に使用する密度があったりして、よく分からなかったので。

  • 本当に本当に至急お願いいたします 物理

    この前重力沈降法という実験を行いましたが、画像のような公式に入れれば、終速度から粒径が求められるという実験で、Case-A,Bのガラスビーズを筒の水中に入れて、最後の一定区間の速度を計ります。 しかし、計算すると、Case-Bのほうが粒径が大きくなってしまいます。本当は、終速度がCase-Bのほうが遅いので、粒径がCase-Bのほうが小さくなるはずなんですが…。 式の展開が間違っているのでしょうか? お願いいたします。 Case-Aの終速度(Vf)は12.56、水【18℃】の密度ρw=0.99856【g/cm^3】 粘度μ=1.0564【×10^3Pa・s】 Case-Bの終速度は25.13、水のρwとμはCase-Aと同じ。 S(比重)=ρs(ビーズの密度g/cm^3)/ρw お願いいたします。画像の式が見辛かったら言って下さい。